ブームに伴い、一時期雨後の竹の子のようにあちこちにオープンした牛カツ専門店。
ボク的には牛カツ好きなんで、けっこうハマったもののあることがきっかけでその後パッタリといかなくなったのである。
その原因がこちらの新橋の京都勝牛さん。オープンとともにお邪魔して、他の牛カツ屋さんとは異なる味わい方が結構気に入っていたのだ。
店員さんもてきぱきとしてて感じもよく、お店も綺麗でこれは通っちゃうよなぁ~とおもっていたものの......。
しばらくして再訪すると明らかに牛カツの揚げ方が落ちていたのだ。
ささっと揚げて、衣はカリっと、牛の赤みはレアで食べるのが勝牛さんの売りであるにもかかわらず、追加で頼んだ牛カツは明らかに二度揚げ?と思われる出来栄えで、衣は揚げすぎでいつもよりも黒ずんでおり、中の牛肉はしっかりと芯まで火が通ってしまっているという体たらく。
嗚呼ぁ...きっとグランドオープン時は本社からオープン用のスタッフが調理してて、今や落ち着いたから育成中の人が調理してんだなぁ~と。
それ以来、勝牛さんには足が向かなくなったのである。
がっ!?ネットで勝牛さんの春メニュー、鮪カツが味わえると知り、久々にちゃんとレベルが戻っているかどうか確かめたくもあり、久々に新橋の京都勝牛さんに訪問なのです。
接客は相変わらずてきぱきしてていぃ~ンですよねぇ~。でも、肝心なのは味なのですっ!!
久々だったんですっかり忘れてましたが、勝牛さんてこんなにいろいろ調味料がカウンターに出てましたっけ??
この日はなにより鮪カツの味見なんで、鮪カツははずせません。
結局、怖いもの見たさで牛カツも頼んでみたくもあり、牛カツと鮪カツの相盛り膳に。
お膳にあらかじめ付いてくるのは出汁醤油と山椒塩。やはりわさびに出汁醤油でいただくのが基本ですっ!
それに京とろろをトッピング。なんか水菜のおひたしみたいのが入ってます。
こちらが、相盛り膳の鮪カツと牛カツ。
肝心の牛カツですが、火が入りすぎるという前回のような体たらくではなく、お肉は若干レアな感じ。も少しレアでもいぃ~ンだけど。
でも、今回はまぁ~これでも美味しいかなといった感じです。
そしてこちらが期待の鮪カツ!ほぼレア状態なんで、臭みが出ることもなく鮪の赤身の刺身を食べているのと食感的には変わりません。
基本の出汁醤油にわさびで食べてもよし、山椒塩で食べてもよし。
でも、鮪カツ用に用意されたタルタルソースが出しも加わっていてかなり秀逸な感じです。このタルタル旨しっ!!
そして、締めは京とろろをご飯にかけて、とろろご飯で。
前回の勝牛さんに対する不信感は拭えたかも。鮪カツは春メニューといわず、レギュラーメニューにしてもらいたいモンですなぁ~。
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うーむ