12月最後の週末。
ついに我が家にこの時がやって来たのでございますっ!?
あの、石橋を叩いて壊し尽くしてけして渡らないほどの慎重さを誇るうちの相方さんがついに決断したのでございますっ!?
思い起こせば2020年の10月、一時の緊急事態宣言解除の合間を縫い久々の外食をして以来、我が家の外食禁止令が1年2ヶ月ぶりに解除されたのでございますっ!?!?
1年2ヶ月ぶりの週末ランチの外食にうちの相方さんはいったいどこを御所望なのかとかなりの期待に胸を膨らませていたところ、うちの相方さんから出てきた言葉は、
♀『要町のやぶ重にしよう!』
♂『...............。』
あまりに想定外のお店の名前にしばらくボクの灰色の脳味噌はシナプスの連携が途切れ、理解という機能を失っていたのですが、ボクの聞き間違いでは無く、うちの相方さんの御所望は要町のやぶ重であると。
そんなこんなで、お散歩がてら二人手を繋いで仲良く要町に向かったのです。
かなり懐かしい光景。要町で暮らしていたのは10年くらい前まで。
当時こちらのやぶ重には面倒くさい日、寒い日、うちの相方さんの体調が悪い日など一番出前のお世話になったお店でございました。
要町から池袋に引っ越して、その後金沢に2年間転勤した後また池袋に出戻ってからは3年くらい前にお店の方には来ましたかね。
なので3年ぶりくらいのやぶ重でございます。
外観の通り、なんの変哲も無い駅前のお蕎麦屋さん。
申し訳ないですが特に話題に上がるほどのお店では無いですが、長くジモティに愛される息の長いお店なのです。
お店に入るまでは蕎麦な気分だったんですが、やぶ重さんとなるとどぉ〜してもかつ丼の誘惑に耐えられず、結局いつものかつ丼...(^^;)ハハハ。
メニューにもある通りやぶ重のかつ丼には並と上があります。
しかしっ!長年食べ続けた経験から上よりも並をおすすめしますっ!!
その理由はカツのお肉の厚み。並でもコレくらいの厚みがあり、上ではさらに厚みが増すため、肉の風味と衣にタレの味わいのバランスが上では肉の分量が増す分ぼやけるんですね。
だからといって、かつ丼の逸品!というほどでもありません。
どちらかというとそばつゆの鰹出汁が効きすぎたしょっぱい味わい。
でも、舌の記憶というものは恐ろしいモンですよね。この味に慣れてしまっているボクの舌にはこの他の追随を許さない甘さ控えめなこの味がたまらないのです!!
ちなみにこの日のうちの相方さんは、こちらも我が家の定番だった天ざる。
なんか天ぷらの衣のつくり方が旨くなった気がしますが...(^^;)ハハハ。
このやぶ重さんの天ぷらはごま油で揚がっていて、ごまの風味が香ばしいのです。
海老の大きさも充分です。おろし蕎麦というわけでも無いのに大根おろしがついているのもお気に入りなところ。
蕎麦なんですが、こんなに瑞々しかったかな?と。
なんかしっかりと冷水で締められていてこちらも食べた感じ美味しくなったような?
そんなこんななやぶ重さん。
やはりここのかつ丼「並」と天ざるは我が家にとってテッパンです!
なんか最近うちの相方さんが久々にお散歩に目覚めたようなので、また散歩がてら要町まで足を伸ばして食べる機会が増えるかも!