コロナ明けもすっかり日常的なモノになり、夜街を出歩くことにもとくに抵抗感もない程度には日常を取り戻しておりますが、それに合わせるかのように飲み会のお誘いも増えて来ておりまして。
先日飲み会で夜の歌舞伎町一丁目を指定されたお店を探して彷徨ってたんですが、こんなに怖いところだったっけ?と...(^^;)ハハハ。
なんだろ、いいようのないコワさといいますか、猥雑さに拍車がかかったのか、このコロナ禍での3年間で耐性が下がったから余計に怖く感じるようになったのか?
普段、池袋西一番街の先で暮らしているので夜の西一番街程度では怖くもなんともないくらいに度胸は据わっているつもりだったんですが、そこは歌舞伎町という国際的に名を馳せる繁華街と、所詮地方の県庁所在地の繁華街程度な池袋西一番街の差なのでしょうか?...(^^;)ハハハ。
歌舞伎町周辺といえば、以前からよく朝ン歩のコースでもあったので、あんな怖かったらもう朝ン歩なんで出来ないじゃんっ!
といちおう、ホントに怖いのかを試しに後日というか飲み会のあった週の週末、6月最後の週末に再び歌舞伎町に向かったのでございます(笑)
まずは副都心線で新宿三丁目下車。伊勢丹のところから明治通りに出て花園神社を目指します。
特に狙って行ったわけじゃ無いンですが、この日の花園神社では青空骨董市が開催されておりました。
ちょっとラッキー!と思い、各お店を舐め回すかのように物色です(笑)
このコーラとか中身入ってんですよね。ダイヂョブなんだろか...(^^;)ハハハ。
ソフビな怪獣もいっぱい。
一かごいくらで大人買いしたくなります(笑)
場所柄、インバウンドな外人さんも多く、いろいろと物色されておりました。
今も昔もこういった催しで賑々しい花園神社はいぃ〜ですねぇ。
個人的には夜の酉の市が大好きでございます。
花園神社本殿左の階段を降りて行くと目の前には新宿ゴールデン街。
何度となくお伺いしている新宿ゴールデン街ですが、今回はここがメインではないのであくまで通り過ぎるだけでございます。
ですが、せっかくなので新宿ゴールデン街の中でも一番好きな『花園三番街』を抜けていくことに。
なにゆえ花園三番街が一番好きかというと、こちらの『原子心母』があるからなんですねぇ〜(笑)
そんな新宿ゴールデン街のゲートを抜けると、その昔都電が通っていた四季の路へ。
四季の路から新宿ゴールデン街のゲートを振り返ります。
しかし、新宿ゴールデン街をいうと出自の青線時代から猥雑さの極みたいなといころという印象が長年続いてましたが、ここ数年のインバウンドブーム?の中で外国人観光客が押し寄せるスポットになったり、新しい入りやすいお店が次々に出来ていったりで、随分その印象が変わりましたよね?
そんな新宿の持つ猥雑さはいまや区役所通りの西側、歌舞伎町エリアにこそ残っているのかもしれません!
これまで何度も通りかかってるんですが、全然気にも留めていなかったんで通り過ぎてきておりましたがなんともゴージャスな造りの建物が区役所通り沿いにあったんですね。
こちらは歌舞伎町ダイカンプラザ星座館という建物だそうで、歌舞伎町らしい事件の過去を持つ物件なんだとか...(^^;)ハハハ。
ということで、区役所通りを渡って先日飲み会の場所を探して彷徨いた歌舞伎町一丁目界隈。
さすがに日中で、燦々と太陽の光が降り注いでいるからか、先日のような得体の知れないコワさのような空気は感じませんでした...(^^;)ハハハ。
しかも、インバウンドな観光客が家族連れで歩き回ってるし(笑)
やっぱり朝から日中のお写ン歩だったら問題ないではないかっ!
そんなこんなでとりあえず、気を大きくしたボクは周辺を散策し始めたんですが、先ほどの歌舞伎町ダイカンプラザ星座館の他にもこちらは王城ビルというなのなかなかの王城感のあるビル(笑)
王城ビルの隣には歌舞伎町弁財天がございまして、これはこれでツッ込み処がいろいろとあるンですが、本殿の両脇には虎と龍を侍らせてございます(笑)
そんな歌舞伎町弁財天の隣が神座ビル!
2012年の池袋店閉店以来の11年ぶりの再会な『どうとんぼり神座』さんでございますっ!!
当時はまだ身も心も元気だったんで、こってり系以外には興味無い!という感じだったンですが、半世紀の歳を重ねてきた今だからこそ、あの味が理解出来ると思うんですよね!
ということで、こちらのエントリーはまた別にアップいたします(笑)
神座さんの後に腹ごなしで、今回メインのスポットへ!
先ほど新宿ゴールデン街から猥雑さが消えていっていると申しましたが、そんな新宿の猥雑さの極はむしろここにこそ残っているのではないかっ!と新宿センター街思い出の抜け道に向かいます!!
実は前回訪れた2021年秋はまだ緊急事態宣言下だったんで、モノクロで撮影してたんですよね。
なので総天然色で撮影しておきたく、再訪でございます。
ということで、新宿センター街思い出の抜け道のゲート。
おそらく日中帯だからなんの気負いもなくこの路地に入っていけると思うンですが、夜だとどうかな?
ちょっと自信ありません...(^^;)ハハハ。
なんか昔の2000年前後のゴールデン街を出入りしていた頃の雰囲気を醸し出してございます。
これ、Leica CLのセンサーが露出測って持ち上げてくれてますが、実際は奥の方とか暗くて見えないんで、日中でもこんな脇路地に連れ込まれたら怖い気がします...(^^;)ハハハ。
有名なラーメン屋さんですね。
こちらってまだ営業してるんだろか?いちど営業中の様子を遠くから覗ってみたいモノでございます(笑)
こちらもよくSNSとかで上がってくるペイントですね。
この左側の暗がりのような感じで、実際も暗がりなので日中でもなかなかヒヤッとさせられます(笑)
もはや通路に立てられたバラックなんですが、前回はお店の倉庫がわりかと思ってたんですけど、どうやらここでも営業されているお店があるようで...(^^;)ハハハ。
令和のこの時代にあっては、戦後のバラックを思い起こさせる貴重な遺構となってます。
不法建築と思われるバラックもそうですが、このように上を見上げると奇妙に建物が繋がってる箇所が何カ所かあるンですよね。
いったいこの繫がりはなんなのか??(笑)
そんなやはり猥雑さの極を体現している『新宿センター街思い出の抜け道』を抜けると花道通りに出てきました。
この周辺はまさにホスト文化が花開いているエリアのようで。