気がつけば、意外と放置プレー気味でして...(^^;)ハハハ。
ごくごく世間一般の小市民の一角を形成するボクとしては、アウトプットを生み出すためにインプットしすぎると、意外とインプット情報に手足をではなく、脳味噌を絡みとられてなかなかアウトプットに指先が向かわなくなってしまうワケで......。
ボクが購読している日々更新していらっしゃるブロガーさんには、ただただ尊敬してしまうばかりなワケで......(^^;)ハハハ。
というワケで、裁量への移行を前に仕事の進め方の意識改革をせねばなるまいっ!?と一番苦手なタイムマネジメントについて真面目に考え出したのが前回まで。
まずは、と「7つの習慣」に手を出して、その最優先事項に対する考え方に共感を覚え、これは実践してみる価値あるかもっ!
と思いきや、苦手なくせにとりあえず積読していたタイムマネジメント関連の書籍も読んでみるかと、この一ヶ月間はとにかく読書に勤しむ日々でした。
3月の一ヶ月間で読了した数は30冊。しかも、全てタイムマネジメント関連(笑)
ほぼ1日1冊のハイペース。
自分でも不思議なほど早くページが進む進む。
速読って、こういうことをいうのかな?とはじめての体験だったのです。
というのも、そもそもボクは本を読むのが遅い。
通常、目で活字を追い、脳で認識するスピードは話す速度と変わらないのだ。
人が話すスピードで活字を読み、その活字からイメージされる映像を脳内で作り出してボクは読書を楽しんでいる。
いわば、いままで読んできた本のほとんどが「小説」だったからこのような読み方になっていったのかもしれない。
それが、ビジネス本・自己啓発本の類でそんな読み方をしてもオモロクもなんとも無い。ただの時間の無駄である。
今回は、「どんな情報を自分が欲しているか」が明確であり、「書いてある内容がだいたい同じような本」であったから、たまたま速読に似通った効果があったンだろうと。
こなふうにとにかく、インプットインプットの毎日だったのです。
これだけ読めば、とりあえずなにか言えるかなと勝手に思っていますが、その結果が「多読よりも一冊の原典」というワケで。
散々、散在して街中の商店街の本屋の一角のタイムマネジメント本のコーナーよりも多くのこの手の本を読みまくったボクが思ったのは、最近のタイムマネジメントノウハウの根本はほとんどが「7つの習慣」の言い換えに過ぎないのではないか?と。
それも、巷に散在しているこの手の本には7つの習慣のなかの「第3の習慣」、いわゆる最優先事項はなにか?というところで緊急度と重要度で区分する4つの領域・時間管理のマトリクスに分けたうちの第2領域(重要度が高いが緊急ではない)のタスクにいかに時間を投資するか?という部分だけを抜き取っているに過ぎないのだなとまずは感じたワケです。
その決定の根幹に当たる「価値観」をどう捉えるか?といった自らの行動規範を見つめ直すことに触れていなかったり。
なもんだから、そういう本だけ読んでも、「そぉ~は言っても、どぉ~やって重要だけど緊急ぢゃ無いタスクってもんを判別すんのさ?」といった解決策はなかなか見えてこない......。
最近のこの手の本には、判断のための決め手はなんなのか?ということへの言及がほとんどなされていない。
ボクも、とりあえずこの手の2番煎じ、3番煎じ本だけ読んで、その通りに自分の時間を「投資」しよう!と実践してみても、おそらくいざやりだすとこの問題に突き当たり、「なぁ~んだタイムマネジメントなんてできやしないぢゃないかっ!」ということで挫折したことでしょう。
やはり、時間管理のマトリクスだけをとっていくら説明してもそれは小手先のテクニックに過ぎず、根本的な解決を伴うものには成り得ない。
天の邪鬼なボクとしては通常、フムフムと読み進めても「そぉ~は言ってもでもね?」となかなか素直に頷けないタチなのだが、「7つの習慣」に関してはすんなりと腑に落ちてしまったのです。
それというのも、この本を読むとともにこれもフランクリン絡みの本だが「人生は手帳で変わる 3週間実践ワークブック」で実際に自分の行動はなにを元にしているのか書き出していってみたのだ。
案ずるより産むが易しである(笑)
この手順により、そのままフランクリン・プランナー導入がやりやすくなったという副次的なメリットもあったが、どのような手順を踏んでいったかはまた次回にしとこぉ...(^^;)ハハハ。
この一ヶ月の結論としては、タイムマネジメントをどぉ~しよぉ~か?とお悩みの貴兄はまずは「7つの習慣」を読んでみてください。
といっても、この本少々原理原則中心で迫ってくるんで、敬虔なクリスチャンのよぉ~な錯覚を覚えます...(^^;)ハハハ。なんかプロテスタントっぽいというか。
なんで、多少その雰囲気で毛嫌いする人もいるかもしれませんが、でもその原則の部分は決して知っておいて損は無いです。
- 作者: スティーブン・R.コヴィー,Stephen R. Covey,ジェームススキナー,川西茂
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また、30冊読んだ中でオススメなのは、
- 作者: Thomas A. Limoncelli,株式会社クイープ
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これはタイトルに「エンジニアのための」とありますが、エンジニアに特化した内容ぢゃありません。もっと一般的に広く通用する内容なんで、なんかもったいないよなぁ。
ここ数年のLifehack的なニオイもするんで、その手に興味ある人は読みやすいです。
あと手軽なところで新書からは、
ひねり出す時間術―30分ジグザク仕事術 (角川oneテーマ21)
- 作者: 清水克彦
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これはよりテクニック的な内容になってます。どれもこれも、お偉いさんがお偉いさんの立場で特殊な環境と権力に基づいたテクニック(んなもんはサラリーマンの立場で、実際どぉ~なの??というのが多いのだ。)を紹介しているのではなく、一般的なビジネスマンが実践できるレベルのものなんで、「7つの習慣」で原理原則を把握してその上でこの本を読むと、より実践のイメージが高まるかも。