金沢に転勤してきて驚いたことの一つに、職場の飲み会でちゃんとした会席料理を取り囲むということがある。
毎回そうなわけではないが、キックオフ等の節目の際には第二部は会席料理のお店に繰り出したりするのである。
そんな御贔屓なお店の一つが卯辰山の中腹にある『松魚亭』さん。
2年前の夏にこちらに来て以来、何度通っただろうか?
でも、そのくせ一度もご紹介したことなかったんで、今回これが最後かもしれないンで松魚亭さんのご紹介なのです。
松魚亭さんは浅野屋さんの系列なんで、卯辰山中腹にはその系列のお店が集結しております。
その中でも一番の大店なのが松魚亭さん。
端から端までカメラには収まりきれません...(^^;)ハハハ。
だいたいいつも通される二階の大広間からは、眼下に浅野川が流れ、金沢市街を見渡せます。
この時期は見た目あまりオモロくないですね(笑)
夜のメニューは会席料理。でも、職場の飲み会でお世話になるときはも少しリーズナブルなんで、公式メニューではなさそう。
一人頭の予算あり気でおまかせなんだと思います。
会席以外にもお弁当メニューなども。
この、松魚亭五段弁当とか美味しそぉ~なんだけど、うちの相方さんこういうの興味ないんだよなぁ~...(; ;)ハラリ。
当然のことながら、もはや金沢名物なのど黒飯とかもあります。
こちらは一品料理。
酒も肴ももぉ~いいかなの〆にはご飯もの。
大広間。この壁の色、金沢の特徴なのです。
加賀百万石の時代に広間の壁を当時はまだ高かった藍色の壁にしたのが始まりで、その後一般にも広がっていったという藍色の壁。
金沢市内の古い家屋を使っているお店には大抵この藍色の壁があります。
雰囲気作りにこんな襖絵なども。
席に着くと、前には御膳が。
なんかここに一つ一つ料理が順番に配膳されていくのが、雰囲気あってよろしぃ~のです。
嗚呼、なんか会席って感じで(笑)
この日の前菜ですが、ホタルイカの沖漬けに金時草のお浸しとイカのぬた和えだったかなぁ~。
沖漬けがたいへんよろしぃ~按配で。日本酒それほど飲めないのに日本酒がおいしく感じます(笑)
お造りは鯛にマグロと甘海老。活魚料理のお店なんで、もっとお造りを期待しちゃうんですけど他にも料理一杯やし、予算的には仕方ないかと。
椀物は、あげはさんの海鮮饅頭みたいなフワッフワな練り物のお吸い物でした。
これうまし!
ってか、職場の飲み会の場なんで話し込んでいる間に料理が次から次へと運ばれてきて、気が付くと冷めちゃってたりするんですよ...(^^;)ハハハ。
もっと、暖かいうちに食べたかった...(T^T)。
焼き物は鱒の焼きものでした。北陸では富山の鱒寿司とか有名で、結構鱒の需要あるけど、都内ではあまり食べないですなぁ~。焼くと口にした感じはやはり鮭みたい(笑)
毎回期待してしまうのがこちらの和牛の握り。ひょっとしたら能登牛かもしれません。
一口で口の中に入れてしまうのがもったいないくらいな、柔らかいお肉で、さすがステーキの六角堂も経営しているだけのことはございます!
そしてこのタイミングでなぜか茶そば(笑)
口の中とリセットです。
揚げ物からは4種の天ぷら。
一部ネタを忘れてますが...(^^;)ハハハ。手前はわかさぎかな?五郎島金時の芋天がベストでした。
もぉ~けっこうお腹的には満足なんですが、最終カーブを回り、エンディングへ一直線!
まずは香の物です。
ご飯はこんな感じでちまきのよぉ~に包まれて出てきました。
明けてみると、梅とジャコかな?ここまで来てコッテリなモンはもぉ~無理なんで、あっさり目で意外とパクパク進みました。
それとお味噌汁と。なんか具につみれのようなモンが入っていたよぉ~な。
デザートにはこの時期にはうれしいスイカにオレンジ。
最後の最後もぬかりありません。
浅田屋グループで販売しているお土産も準備してくれます。
この日は3種類の炊き込みご飯の元から1つ選んでということだったんで、蛸めしのもとをチョイス。
なんか蛸さんがウヨウヨ入ってます...(^^;)ハハハ。
松魚亭には興味ないうちの相方さんも、この蛸めしには興味を持ったよぉ~で、今度炊いてもらうのだっ!!!