昨年の冬思いがけずコスパの高いお蕎麦屋さん『弁天庵』にハマった我が家にとってのこの夏の訃報。
そんな普段使いのお蕎麦屋さんと化していた弁天庵さんが閉店してしまっていたのですっ!?!?
以来、そばが食べたくてもどこに行けばいいかねぇ〜近所の壬生も良いけど、他にお蕎麦屋さん無いかねぇ〜とボヤいていた我が家ですが、先日うちの小春さんを連れて西口の路地から路地へと散歩していたときに、お蕎麦屋さんを発見したのですっ!
そんなたまたま見つけたお蕎麦屋さんがこちらの『そば助』さん。
この辺りは通ったことが無いというわけじゃないのに、なんで気付かなかったんだろ??
なんかテレビのバラエティにも取り上げられているようで話題のお店??
そしてなんとも気になるのがこの『究極の塩だし』!?
まぁ、蕎麦の粋な食べ方として塩を付けていただくことを推奨する御仁もいらっしゃるんで、塩だしというのもアリなのかな?と(笑)
この日はうちの相方さんは旅行に向けてダイエット期間中!とのことなんで(笑)
お独り様で潜入なのです。
店内は清潔感のある白木造りのテーブルセットで明るい感じ。
蕎麦を食べたくてお店に入ったのに、メニューを眺めているとなかなか丼モノも旨そうなのです。
そばは冷たいそばに温かいそば。店員さんは十割そばなんで、と冷たいそばを勧めてくれました。
他にも温汁つけそばとかもあるようで。
クリーミィカレーとか牛すじラーそばとか気になるなぁ〜。
そして、そば助さんでのそばの〆は『ちょい飯』なのだそうです。
なんかこれもよさげ(笑)
テーブルの上には見かけぬ調味料。
赤いのが激辛胡麻唐辛子、緑のモンが浮いてるのがニンニラ。
真ん中が胡麻とかつを塩。
なんか見知らぬ調味料を見ると興味津々チャレンジ精神を刺激してくれます(笑)
結局、あぁ〜でもないこぉ〜でもないと悩んだあげく、丼モノもそばも捨てがたく、牛すじTKGのセットでお願いしました。
牛すじTKGにセットのもりそば。それとトッピングでかき揚げ。
こちらが十割そばのもりそば。
なんか十割そばと聞くと今は無き要町方面の祥雲寺の前にあった信州十割そばのお店の、黒くてボソボソですぐに切れてしまう十割そばの印象が強いんですが、最近は十割そばの造りが確立されたんですかね?
なんか二八そばとかと変わらない感じでボソボソでもカチカチでも無いそばが味わえます。
お店の人は温かいそばだと切れやすいっていってましたけど(笑)
そんなそば助の正しい食べ方で、さきほどの調味料を使用するのです。
まずは塩だしのみで。
塩だしなんでしょうゆは使ってないですが、だしはしっかりと効いてます。
なので旨味成分はしっかり堪能できますし、さっぱりとした喉越しですね。
ねぎが入るとそこに清涼感がましまして。
これでまず一せいろいただいてしまいそうな雰囲気です。
そこにまずは激辛胡麻唐辛子!
塩だしに激辛胡麻唐辛子を一匙ほど投入です。
これがかなりの味変!?
辛味は当然ですが、さきほどまでのさっぱりとしたつけ汁がコクの深みのある味に変化します。
さらに次はニンニラ。にんにくとニラを浸けた醤油ダレですね。
ニンニラでさらに味変!?!?
もう、そばのつけダレではございません。タレの主張が強くなるんで、そばよりもうどんとかの方がここまでくるとうまいンぢゃないかなぁ〜。
本来はここまでそばを味わった後に、ここにちょい飯でご飯を投入!がそば助での正しい過ごし方になるようです。
それもやってみたかったんですが、牛すじTKGがあったんでこの日は断念(笑)
トッピングでたのんだかきあげは強力粉を使ったようなカリッカリパリパリ系。
こういう天ぷらはつけダレに浸けてフニャフニャ食べるよりも塩でカリパリのままいただきたい。
そんな貴兄用にかつを塩。
かつを塩をかき揚げにふりかけていただきます。
塩だけでは無く、カツオ節粉も入っているんで、まろやかな風味が広がります。
旨いなぁ〜これ。
そしてこちらが牛すじTKG!
6時間甘辛く煮込んだというやわやわな牛すじが最強な逸品です。
具はにんにく素揚げになんですかね?ねぎと胡麻のふりかけのようなものにじっくり煮込んだ辛味のある牛すじ。
そして、薬味のねぎに激辛胡麻唐辛子とニンニラ。
こちらにも激辛胡麻唐辛子がはいっているんで、けっこう辛くなります。辛いノ苦手な貴兄はまずはこの激辛胡麻唐辛子をのけた方がいいかも...(^^;)ハハハ。
しっかりと混ぜていただきます。
牛すじはほんとやわやわなんで、混ぜているうちにどんどん崩壊していきます。
しかし、このいろんな味が混ざったTKG、これ最強です!!
塩だしでいただくそばもオススメですが、丼モノも一通り試してみたいそんなそば助さん。
確実にボクのメニュー制覇ラインナップに加わりました(笑)