今年の夏、うちの小春さんを連れての池袋ネコ歩きminiの定番コースの道中に新しいらーめん屋さんが開業したのである。
以来、毎週のようにそのお店の前を通り過ぎて幾星霜...。
入りたくても、小春さんを連れているんで入るわけにもいかず...(^^;)ハハハ。
そのご新規さんはらーめん神宮さん。
店先の黒板には『濃厚ベジポタスープ』の文字が誇らしげに。
野菜×とんこつ=ベジポタスープなのだそうで。
大地の恵みが凝縮された一杯を是非御賞味下さい!といわれるとますます御賞味したくなってしまうのです(笑)
こだわりをみてみると、スープはゲンコツベースにモミジに背脂とここまではまぁ〜良くあるヤツだよなと。それに各種香味野菜を加えた高濃度なベジポタという。
麵は三河屋製麺謹製で、チャーシューは赤ワインで煮込み臭みをとった豚バラ肉と。
注文は食券制なんで、お店に入ったら券売機でお買い求め。
店内は色使いを多くせず、シンプルな感じ。清潔感がありますなぁ〜。
いちおう、カウンターにはメニューも置いてます。
調味料は自分で曳くタイプの胡椒にお酢。
この日注文したのは味玉らーめん。
出てきたときに一瞬え゛っ!?二郎リスペクト系??かと。
麵の上には煮出したキャベツともやしがのってるんで...(^^;)ハハハ。
こだわりのチャーシューはたしかにトロトロ系で醤油出汁に浸けた焦げ目が香ばしく美味しゥ〜ございます。
こちらは味玉。
三河屋製麺謹製という麵はたしかに旨し!
太ストレート麵でモチモチ感があり、ツルツルと吸い込んでいくというよりも小麦の味わいを楽しむタイプ。
スープはしょうゆとんこつ?といった見た目ですが、ここがちとお客さんに誤解を招くかも?
濃厚ベジポタスープと聞いて、どんなスープを想像するだろうか?
ボク個人としてはつけ麺でよくあるタイプで、例えばえん寺のスープのようなドロドロッとしたモノである。
しかし、この神宮さんのスープはドロドロさとは対局のどちらかというとあっさりしたスープ。たしかにいろんな香味野菜が溶け込み独特の風味豊かなスープではあるのだが、濃厚ベジポタを期待して来たお客さんがこれを味わってどう思うだろうか?
旨さでいうと旨いのだ。だから押し方と客の持つイメージのギャップがどう作用するかが気がかりなのである。
ちなみにちょっとはドロドロになるかと、トッピングで魚粉とバターを追加してみたけど、それほどドロドロにはなりませんでした...(^^;)ハハハ。
でも、バターを入れると当然のことながらコクが増すんで、バターは入れた方がイイかも。