以前紹介したことあると思ってたが、紹介していなかったご近所の中華屋さん『餃子酒場杏奈家』さん。
日中帯は中国な方々が多く、夜は肉体労働後の一杯で賑わうお店である。
量で勝負と言えばほぼ対面にある松ちゃんラーメンも捨てがたいが、こちらの杏奈屋さんは食べているこちらが心配になってくるほどの低価格な上に味付けがどれもこれも旨し!
というローコストハイリターンなお店なのである。
場所は池袋西口を出て、丸井のところの交差点を右折して、劇場通りを川越街道方面へ北上。
商店街を通り過ぎて、住宅地エリアに入ったところで赤い看板が見えてくる。
劇場通りを歩いて6、7分くらいだろうか。
たしか、入ったことは無かったが餃子酒場杏奈家に変わる前のお店も中華屋さんだったはずだ。
店内はこんな感じのテーブル席。食堂のようなレイアウト。
厨房の前にカウンター席はあるが、こちらはご飯、スープや珈琲、お水のセルフサービスコーナーになっており、ほぼカウンターに座って食事できるスペースは無い(笑)
とにかく、安い!
この価格ぢゃ期待もできんやろ?と軽く考えていたのを今となっては深く反省しておりますm(._.)m
ちなみに現在は焼餃子セットのAセットは販売中止になっている。
ワンコイン以下で定食喰えるってっ!?
こちらは一品メニュー。
一品メニューも価格的にはお安め。さらに量がそれなりに!なのです。
で、肝心のお味は?というとわかりやすくいうと餃子の王将よりも旨しっ!!
どれを喰ってもたいていは旨いというミラクルな街の中華屋さん、それが餃子酒場杏奈家さんなのです。
とにかく量がそれなりなんで、オススメなのがこちらのジャストサイズメニュー。
どっかで聞いたことのあるメニューですが、こちらの方がむしろ一般的な盛具合のメニュー。しかも、さらに安い!
なので、一品メニューを複数でシャアするよりも、このジャストサイズメニューを数多く注文してシェアする方が、満足度が高まります。
これまで、我が家で味見したのは、まずは塩らーめんセット。
塩らーめんに餃子と半炒飯が付いてくる男子の王道セット。
塩らーめんは見たまんまの味わい。
街の中華屋さんで出される塩らーめんそのもののお味(笑)
昨今流行の濃厚な塩らーめんなど歯牙にもかけず、昔ながらのあっさりとした塩ラーメンを味わうことが出来ます(笑)
半炒飯もセットのおまけだからといって手を抜いてません。
角切りチャーシューはたっぷり入っているし、パラパラ感は中華屋さんならでは!
そして、名物焼餃子!
餃子酒場を名乗っているだけあって、こちらの餃子は逸品です。
薄めの皮のなかはジューシーな肉汁したたる餡。
これが激安でいただけるとはっ!?
一度15個セットを試してみたいモノです(笑)
こちらは油淋鶏。
もっと南蛮っぽいのを想像してたのが、出てきたモノはこんな感じ。
パリパリの衣と柔らかい鶏肉の歯ごたえの二重奏がたまりません。
こちらは別日の野菜タンメンセットのタンメン。
以前の塩らーめんをベースに野菜炒めがたっぷりと。
この野菜炒めの出汁がスープに混ざり、塩らーめんとは違うコクをもたらします。
野菜タンメンセットには鶏の唐揚げと餃子3個。
こちらは麻婆豆腐定食の麻婆豆腐。
かなりたっぷりとお皿に盛られてきます。
この麻婆がこれまた秀逸!
辛味が苦手なボク的には辛い部類に入りますが、でもその辛さ以上にここの麻婆の味をもっと味わいたいと思わせる、なにかが含まれています(笑)
こちらはジャストサイズメニューの回鍋肉。
やはり一人前という観点ではこのジャストサイズメニューくらいの量がちょうどよい。
回鍋肉はこれまで、ほぼ対面の松ちゃんラーメンの回鍋肉がサイコー!と思ってましたが、餃子酒場杏奈家の回鍋肉に軽く軍配が上がります。
それほどここのお味噌は魅力的。
またまた別日。
こちらは餃子セットのBセット。
これに搾菜と杏仁豆腐がついて519円てっ!?
餃子10個はかなりの量。でも、おいしい餃子は何個でも入るのです(笑)
酸辛湯麺も一品料理だとかなりの物量...(^^;)ハハハ。
熱くて辛く、とろみがあるンでいつまで経っても冷めません。
前回気に入ってしまった麻婆豆腐も今回はジャストサイズメニューで。
鉄皿で出てくるこっちの方がなんか旨そう(笑)
やはりハズレの無い味なのですっ!!
こちらもジャストサイズメニューの酢豚。
今どきの黒酢餡ではないものの、基本的なご家庭の味わい。
お肉もたっぷりで、申し分ございません。
そんなこんなな餃子酒場杏奈家さん。
体は街の中華屋さんですが、侮れなさ過ぎな中華屋さんでございます。