これまでらーめんというと豚骨系や背脂ギトギトな若人大好き脂肪塗れなスープをモノともせずに堪能してきたわけですが、ここのところ急激に脂肪吸収力にブレーキが掛かり、昔ながらの醤油らーめんにひとときの安らぎを見出すようになってしまったお年頃なのでございます。
そんなボクの趣向の変化を汲んでいただいたわけではないのですが、らーめん激戦区の一つに上げられる池袋西口界隈にて新たに醤油らーめん専門店がオープンしていたのですっ!!
一つはロサ会館近く、コロナ禍でもなんとか頑張って営業していた『煮干拉麺凪』がついに閉店してしまい、中華そばの広ちゃんらーめんに!?
すごい煮干拉麺ってTVとかでも取り上げられて、新宿店とか有名店だったんですけどねぇ〜残念です。
その後すぐに開店したのが昔懐かしき醤油らーめんをいただける『広ちゃんらーめん』です。
こちらはまたいつの日かご紹介する機会があるでしょう。
そして、もう一つは池袋西口駅前小町通りの有名店『鶏そば壽』が、昨年7月いっぱいで閉店してたらしく...(T^T)涙。
レモンそばとかインスタ映えで女子が押しかけてこちらも有名店だったんですけどねぇ...(^^;)ハハハ。
そんな鶏そば壽跡地に開店したのもなんとっ!醤油スープの中華そばのお店『かつら木』さんっ!!
お店が変わったのを知ったのはこの秋に入ってからなんですが、オープンしたのは昨年の10月だったようですね...(^^;)ハハハ。
入り口の脇に木札のメニューが下がってますがベースは醤油スープのようです。
人気No.1は特製つけ麺かぁ〜でも寒いし温かいスープが飲みたいんだよなぁ〜〜
それとおすすめはこちらの京さわらそばな感じがします。
京鰆の煮干しを使った出汁が旨そうな気配。
入口を入ったら右脇の券売機で食券を買い求めましょう。
コロナ後なんでカウンター席の間にはシートが置かれてますが、店内は鶏そば壽さんの居抜きのようですね。
注文したのは味玉中華そば!
初めてなんで基本なところで挑戦してみました。
チャーシューは吊るし焼き焼豚といって拘りがあるようで、煮込んだものとも炙ったモノとも違い、燻製のような香りが口の中から鼻に抜けていきます。
その他の具はのりにねぎ、それとメンマは太メンマ。
ボクのラーメン屋さんトリビアとして、『太くて長いメンマを使うラーメン屋にはジャズが流れている』というモノがあるんですが、この『かつら木』さんにはクラシックが流れています...(^^;)ハハハ。
麵は細麺ストレート。でもコシもあり、温かいスープの中でも最後まで伸びることはありません。小麦の香りがしっかりしてますね。
そして鶏がら、豚足を初め基本的な醤油出汁に、各種煮干しの魚介系を加えたWスープの醤油スープは今風な旨味を感じるスープです。
お腹に優しぃ〜わぁ〜これ。
麵を大盛りにしなかったのはこのTKGが気になったから(笑)
鰹節たっぷりにねぎと玉子、鰹節の下には出汁もかかってます。
それを一気にグチャグチャかき混ぜると出来上がり!
これはもうなにも考えずにかっ喰らいましょう!!
幸せが待ってます(笑)
なんか醤油らーめんて落ち着きますねぇ〜しばらくはこの道に落ち着きそうでございます...(^^;)ハハハ。