都内に残る最後の都電といえば荒川線。
2020年末、突然都電を歩こう!と思いつきで始まった都電荒川線探訪シリーズの第四弾ッ!!
年末年始に4回に分けて徘徊したこの都電荒川線シリーズもついにラストでございます。
ということで今回は鬼子母神前から終点の早稲田まで徘徊いたします。
まずは前回のゴール、副都心線雑司が谷駅まで戻ります。
副都心線雑司が谷駅の出入口の真ん前は都電荒川線。
すぐ近くに鬼子母神前電停がございます。
副都心線開業で雑司が谷駅が出来た辺りから、もう随分長いこと都電雑司ヶ谷周辺から明治通りまで一般道の拡張工事が続いており、この辺一帯は新しい住宅やマンションが建ち並び、ずいぶん雰囲気が変わってきました。
そんなこんなしているうちに鬼子母神前電停。
名前の通りすぐ近くに鬼子母神の参道が口を開けて待ち構えてます(笑)
鬼子母神へは向かわずに沿線のフェンス脇の小径を西へ!
すると蔵のある御屋敷が目に止まりました。
そぉ〜いえば以前チョートク翁の書籍で雑司が谷の蔵の記述を読んだ際に探し回って見つからなかったんですが、ここでは無いですよね?
荒川線の線路が目白通りに交差するあたりになると随分と高低差が出てきます。
路線の上を交差する目白通り。
荒川線は目白通りの下を明治通りに並走して走ります。
目白通りに架かる千登世橋。
線路沿いに向かうために千登世橋の階段を降りて、明治通り沿いを歩きます。
しばらく歩くと学習院下電停。
写真の右側が学習院の広大な敷地となります。
学習院下を過ぎると神田川を越えたところで路線は目白通りに沿ってグイんと90度左折します。
そんな神田川に架かるのは高戸橋。
2020年は桜の季節には緊急事態宣言下で来られなかったですねぇ...(; ;)ハラリ。
高戸橋の下をくぐり抜ける神田川。
軌道は目白通りを横切って、目白通り中央部の専用軌道を走ります。
ちょいと寄り道して神田川沿いへ。
この辺りは神田川に沿って遊歩道になっておりまして、桜の季節はそれは見事なソメイヨシノを堪能できますよ!
そんなこんなで面影橋。
都電荒川線の停留所の中では一番好きなネーミングですね!
当然のことながら近くにちゃんと面影橋という橋が神田川に架かっています(笑)
特に特徴的なワケでも無く、この辺りに架かっている橋と何ら変わらない趣ですが...(^^;)ハハハ。
そんな面影橋から臨む神田川。
左右の垂れ下がった枝振りに、春になると桜の花が咲き誇ります。
散り際の神田川に雪のように降り注ぐ花びら舞い散る光景も見事です!!
歴史的には姿見の橋という呼び名もあるようですね。
たまたま上の写真の水面に旨いこと映り込んでますが、最近は神田川の水も綺麗になったンでしょうねぇ。
さぁ!ラストスパートですっ!!
目白通り沿いを真っ直ぐ東へ!!
目白通りではこんな感じで中央に都電の専用軌道、それを挟むように車道が分かれて並走しています。
ゴールが見えてきましたっ!?
こちらが終点の早稲田。
いやぁ〜ついに都電荒川線沿線と踏破でございますっ!!
さて、どぉ〜しようか?この後のことをなんも考えてなかったんですが...(^^;)ハハハ。
とりあえず近所にJRや地下鉄の駅が見当たらなかったんで、都電に乗って戻ることにしました(笑)
鬼子母神前で下車して、先ほどスルーした鬼子母神へ!!
大晦日に2020年の〆に来ましたが、元旦を挟んで2日に再訪です。
初詣もしておかないとねっ!...(-人-)合掌。
大晦日の時もネコ歩きで触れましたが初詣客相手の出店も並んでます。
そのまま池袋ネコ歩きmini南ウィングコースを逆走してお家へ帰ろう!かと。
山門をくぐると、大晦日には会えなかったキジ三毛さんがボッこ中でございました。
この日はうちの小春さんを連れていなかったんで本堂の奥の方まで。
するとこちらは日向のちょうど隅の所でボッこ中な三毛さん。
そんな三毛さんを撮っている様子を興味深げに首を長くして覗き込んでいた黒ブチさん(笑)
そんなこんなで年末に突然そうだ都電荒川線を歩こう!と思い立ち、計4日間に分けて三ノ輪橋から早稲田まで踏破いたしましたっ!!
乗り鉄でも撮り鉄でもないんで、道中なんで歩いてんだっけ?と思わないわけもなかったンですが、荒川区・北区・豊島区・新宿区と4区を巡る沿線はそれぞれの土地柄ごとに味わい深く、ちょっとした小旅行気分を味わえました。