そんなこんなでギャラリー装丁夜話で開催されていた写真展を観に、北参道駅から神宮前一丁目に向かっていた道すがら『ラーメン』の看板が目に入ってきたのでございます。
千駄ヶ谷小学校の交差点で明治撮りを右折して歩いていると、脇路地に『ラーメン』の看板。
写真展を観た後は北参道近辺でラーメン屋さんを開拓して帰ろうと思っていたんで、これはラッキー!
ということでまんまと罠に吸い寄せられる蝶のようにお店の方に進んでいくと!?
なんとっ!?あの背脂チャッチャで一世を風靡した野方ホープではないですかっ!?!?
なんでこんなところに?ということで、Google先生に聞いてみるとこちらは原宿店とのこと。
2016年7月に千駄ヶ谷から現在の神宮前に移転したとのことで、移転したのも随分前だったんですね。
店内はラーメン屋さんとしてはかなり広めでファミリーチームのけっこう多く訪れる感じ。
この辺りは同経営の一風堂の路面店と同じような清潔な雰囲気ですね。
時間帯的にはランチタイムでランチサービス中!
といってもガッツリ喰えるほどでもないので、普通にラーメンを(笑)
野方ホープさんは1988年に環七沿いの中野本店をオープンして以来今年で35周年なのだそう。
先日お邪魔した店舗が中野本店でしたかね。
一応お独り様なのでカウンターの空いている席へ陣取りまして、店員さんを呼んで注文です。
なんかラーメン屋さんというと食券がほとんどなんで、店員さんに注文を告げるスタイルが逆に新鮮ですね(笑)
カウンターの調味料はしょうゆ、お酢、胡椒、辣油の他にごま油で唐辛子を炒めた油唐辛子に〜もやしと生ニンニク。
味変が楽しみなラインナップでございます(笑)
この日注文したのは魚介豚骨スープの『濃』をこてこてで!
前回は基本の醬油豚骨な『元』にしたンで、今回は『濃』で。
なんだろ?背脂チャッチャ系のラーメンにしてはビジュアルがキレイにまとまってる感じ。
茶、黄、緑、赤、白と色味がいいからでしょうか?なんかジャンク感をあまり感じず、精神衛生上よろしきこと哉(笑)
チャーシューは肩ロースと豚バラの二種類が並んでいます。
最近ロース系のお肉でも充分に感じてしまうのは歳だからでしょうか...(^^;)ハハハ。
それ以外には玉ねぎのみじん切りに、メンマともやし。それに長葱に豆板醤と煮玉子が半分。
全体的にごま油のような香ばしい風味がただよってるんですが、これはどこからなんでしょ?ねぎにごま油でも絡ませてるのかな?
最初の一口は『濃』の魚介豚骨スープのこてこてから!
御覧の通りの脂塗れの世界がレンゲの中で展開されておりますが、見た目の脂感ほど脂のこってり感は感じず、むしろさっぱりとした風味?
野方ホープの麵てこんな感じでしたっけ?というくらいビックリしたのが札幌味噌ラーメンのようなこちらの麵。
これが若干硬めに茹で上がっていて、パンチの効いたスープにも負けず絶妙なバランスでした。
半分ほど食べたところで、脂唐辛子、辛味もやしに生ニンニクで味変です!
もう、どれもこれもパンチ来てる薬味なんで入れすぎるとよくわからない味になりますのでご注意を(笑)
あ゛っ!?という間に胃の中に消えていってしまった『濃』でしたが、あまり魚介豚骨を言う感じでも無く、むしろ香ばしさが鼻に抜ける感じがハマってしまいました。
中野本店までいくのは面倒くさいので、今後野方ホープな気分の時には神宮前のこちらの原宿店に通おうと思います(笑)