これはまだ3月中旬のお話。
年末挨拶以来の京都へ!
3月中旬のこの日の京都はちとあるくと汗ばむくらいの初夏な気候で、空もピーカンでございます...(^^;)ハハハ。
でもコロナのせいか、いつもバス待ちで混雑な京都駅前も人はまばら。
団体旅行な方々は皆無な感じなのです。
そんな京都駅前を右へ進み、目指すは新福菜館!
駅の右の道から路地に入り込んでいきます。
駅前徒歩5分くらいなのに相変わらずのこの昭和な風情の路地は健在です。
路地を抜けた右側に第一旭と新福菜館という似たような醤油らーめんのお店が2軒並んでます。
この日、第一旭は定休日でございました。
でも、この日入りたかったのはこちらの新福菜館のほう。
あいかわらず並んでますなぁ〜かれこれ5、6年ぶりくらいでしょうか?
常に満席な店内ですが、醤油らーめんだからか普段通うラーメン屋さんにくらべて、50代以上のおじさん率がかなりお高くございます(笑)
メニューはこんな感じ。
厨房からはヤキメシを炒める中華鍋のカチカチッとした音がひっきりなしに聞こえてきます(笑)
調味料は胡椒に辛子味噌。
そしてこちらが中華そば!
いやぁ〜黒いっ!!(笑)
焼豚は薄すぎず、厚すぎず、口の中で程よい食感を味わえる絶妙な厚みなんですよね。
脂身の割合もちょうど良い按配で、脂の甘みが口の中に広がりすぎずちょうど良い味わいになるのです。
スープはこの黒さっ!?
見た目はエグいほどで、関東のうどんの汁の黒さをバカにする京都の人がよくこの黒さを許せるなと思うんですが、味は醤油の辛味を感じさせないんですよね。
これあれじゃんっ!と思い出したのが、黒で有名な富山ブラックっ!
しかも観光富山ブラックではなく、富山ブラック本来の味わいが楽しめる『大喜 根塚』の味に似てるかも。
そして麵は中太ストレート麵。
ここまでは絶賛でしたが、ここからあ゛れっ!?という感じに......。
せっかくの麵がブヨブヨやわやわだったンですよね...(^^;)ハハハ。
ここ、注文時に麵は堅麵で!って言わないとイケなかったんでしたっけ?
正直この柔さには興ざめしました。
途中、味変で先ほどの辛味噌を投入!
これだけでもスゴい辛さで、初夏な気温も相まって、汗ダクダクになりました...(^^;)ハハハ。
そしてやっぱり頼まないワケには行かないヤキメシ!
大抵のオジサンたちがみな中華そばとヤキメシを両方頼んでいるのがすごいなと(笑)
しかしこれにも問題がっ!?
みためからしてあ゛れっ!?ヤバくね?と思ったんですが、スプーンで崩してみると案の定ご飯がグチャグチャなのです......。
ここのヤキメシってこういうモンだったんでしたっけ?
パラパラの欠片もないご飯の粒がくっつきまくったグチャグチャヤキメシ...(T^T)涙。
味は美味しいんですけどね。でもこれは炒飯、ヤキメシとしてはどうなの?
これじゃ、新福菜館から独立した秋田のらーめん末廣のヤキメシの方が全然旨いのです。
と久々の新福菜館はなにかと残念が重なる結果だったんですが、ボク以外も店を出たところで『こんなんだったっけ?』と首を傾げて出てくるサラリーマンが何人かいたんで、この日だけのことだったと願いたいもんでございます。
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