金沢に来て、なにより( ´艸`)ムフフで嬉しいことは、海鮮モノの美味しさと手頃さである。
金沢駅周辺、近江町市場、香林坊〜片町を中心にこれまでたくさんの美味しい海の幸をいただいてきた。ホント、都内では味わえない満足感である。
そんな安くて美味しい海鮮モノ以外でも地元が愛する8番らーめんや各店の金沢カレー等々、B級グルメも豊富なお土地柄である。
しかしっ!?本当のソウルフード、家庭でナンの躊躇いもなく普通に食している真の意味でのソウルフードにこれまで手を出していなかった。
真の意味でのソウルフードとは、石川県民が愛して止まない、どこのスーパーでも置いてあるまつやの『とり野菜みそ』のことである。
ちなみにとり野菜とははなんぞ?というと、
とり野菜みそは、大豆と米麹から作る味噌を基本とした調味味噌である。鍋に使用する以外にも、魚や肉を漬けて焼き物にするなどの使い方もされている。石川県内のスーパーなどで一般に販売されるほか、通信販売も行われている。製造販売するまつやによると、北前船の廻船問屋を営んでいたまつや初代当主の松屋和平が、、「厳しい航海を無事に乗り切るためには、船上で栄養価の高い食事を摂らせることが必要不可欠 」と願い、考案されて作られたと言われている。なお、当時の北前船は、長く過酷なことが多く、体を壊す船乗りが多かったと言われている。「とり野菜」の「とり」は鶏肉のことではなく、不足しがちな野菜や栄養を「摂る」という意味からきているという[2]。
ということだ。
簡単に言ってしまうと味噌味の鍋(笑)
しかしっ!!!そんな石川県民ソウルフード、一度は試さねばなるまいっ!!と今日は朝から雨でお出かけも出来そうにないので、お昼にうちの相方さんに作ってもらってみたっ!
とりあえず、具はなんでも。寄せ鍋の類らしい。『とり野菜鍋』だからといって決まった具はない。
ただただWikiさんにも書いてあった通り、『とり』は『鶏』の意味ではなく『摂る』からきているよぉ〜なんで、鶏鍋にこだわる必要も無いのである。
写真は灰汁取りする前に撮っちゃったんで汚いが、白菜、長葱、えのき、しめじ、しらたき、焼き豆腐、鶏肉が今日の具である。
味は想像の通りだと思われる。
が、まつやのとり野菜味噌はただ単に味噌ダレというわけではなく、香辛料も入っていると言うことなんで普通に鍋に味噌を入れたものよりも味が濃い。
それと、麹の味が強く出ているように思われる。
なんか、祖母の実家で作っていた麹が多い田舎味噌のような味わいである。
奇をてらうことない安心していただける家庭の味とでも言うのだろうか。
まさに、ソウルフードである。
時期的にこれに切り餅をいれたらお雑煮としてもいただける。
うどんをいれればとり野菜味噌煮込みうどんである。
ちなみに夜は鍋の残りでとり野菜味噌煮込みうどん(笑)
まつやの『とり野菜味噌』鍋。
まさにソウルフードにふさわしい、安心できる一杯なのである。
是非、みなさんもご家庭で御賞味あれっ(笑)
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