男子であれ、喰いたいモンは喰いたいのである。
男子であれ、『パスタ』が喰いたい、いやそんな小洒落た名前では無く、
男子が喰いたいのは『スパゲティ』なのである。
しかし、イタリアンだのなんだのという小粋なレストランで食べるのではなく、牛丼屋に牛丼をかっ喰らいにいくように、らーめん屋にらーめんをズズずっと啜りにいくようにスパゲティを平らげたいのである。
そんな男子&オヤジでも安心して入れるお店が池袋西口に存在する。
『葉゜す多屋』さんだ。
名前はなんか一捻りしちゃって、地方の農協が街道沿いで開いている産地直送のお店のよぉ〜でいただけないが、農業生産法人直営なのである。
野菜には気を遣っているお店なのだ(笑)
店頭にはサンプルが。パスタではないスパゲティにピザも兼ね揃えいていらっしゃる。
店内に入ったら、券売機でメニューを選びましょう。
各メニューは並盛りで350g、特盛で500gと男子的には嬉しぃ〜盛りようナノである。
自ら『B級パスタ』と名付ける潔さ!?
店内は厨房をL字型に囲むカウンター10数席のみ。
カウンターに鎮座坐して前を伺うと、大量の茹であげストックのスパゲティ......。
注文してから茹であげるなんてそんな悠長なコトはしてられませんっ!
こういうお店にアルデンテを求めてはいけないのだ。ともすればソフト麵であってもそれは受容しなければならないのである。
男子が気軽に入れるようなスパゲティ屋たるモノは、安い!早い!!がなにより正義なのである(笑)
そんなこんなでボクが頼んだのはB級パスタのねぎ豚!
さすが麵はすでに茹で上がっているだけにあ゛っ!?という間に出てくる(笑)
具は長葱のみじん切りに豚バラ。塩胡椒がベースの味付けはあっさりとしていて、350gといえどもあ゛っ!?という間に平らげられてしまう。
それと意外だったのは、茹であげストックの麵であるにもかかわらず、食感的にソフト麵感は全く無く、ちゃんとスパゲティらしいシコっと感も残っている。
その辺りの食べやすさもあ゛っ!?という間に平らげられた要因だろうか。
食べる前のハードルをかなり下げていただけに、思いの外この手のスパゲティ屋にしては美味しぃ〜ほうなのだ。
これはラッキー!
ちなみにあまりデートで使うようなお店では無く、近場の会社員がランチタイムにかっ喰らいに来る感じのお店ではあるが、この日はうちの相方さんとランチデートだったんで...(^^;)ハハハ。
うちの相方さんはカルボナーラ温泉玉子のせ。
具は昔ながらの皮なしウィンナーっぽい風味のウィンナーに小松菜?野沢菜??
なんともカルボナーラにしてはB級な具ではあるが、クリームソースはあっさり系で食べやすい。
出来得れば、普通にベーコンと玉ねぎにしてくれると普通に美味しいカルボナーラになりそぉ〜なクオリティ。
そんなこんなな葉゜す多屋さん。
がっつりスパゲティを喰らいたい男子&オジサンにはかなりおすすめなお店です(笑)