悲しいことにこの一年近く、週末でも平日の出勤時間くらいになると自然と目が覚めてしまう。
それまでは週末に目覚まし無しで起床することなど不可能であったのに......。
これも寄る年波の悲しさよ…(^^;)ハハハ。
一方うちの相方さんは寒さがつのり、羨ましいことに布団から出たくない病で最近はますます起き上がってくる時間が遅くなっている。
なので、ある意味一人でいられる週末の朝の時間はボクにとって貴重な時間となっている。
そんな中、ちょっと前の記事のストックの中からオモロそぉ〜な記事が目にとまったンでご紹介。
妻の機嫌を死守せよ! 珠玉のワイフハック10選 - リクナビNEXTジャーナル
旦那さん必読ですってっ!
『恋愛』と違って『結婚』はそう簡単に逃げ場がない環境である。
恋愛時には最悪拗れに拗れたら分かれてしまえば良い。
しかし、結婚したらそういうわけにもいかない。紙ッペラ一枚の差でしかないが、その紙ッペラ一枚出すための途方もない時間と労力が必要になる。
だから、結婚に至った以上はできるだけ負の連鎖が積もり積もらないよう日々の陰日向の努力が必要となってくるのだ。
どうせ一緒に居るなら、相手の怒った顔よりも笑っている顔を見ながら暮らしたいモノだ。
家庭は、戦場だ。
一瞬でも油断すればゲーム・オーバー。
妻の機嫌は何の前触れもなく、いきなり悪くなる。
諸君も、あの女神のような笑顔が突如として、この世のすべてを巻き込んで荒れ狂う凶暴なハリケーンへと変貌を遂げた場面に出くわした経験が、必ずあるはずだ。
冒頭にあるように、妻の機嫌はナンの前触れもなく悪くなる。
今笑ってたよね?というタイミングで、フト横を見ると機嫌が悪くなっている。というケースは多々散見される。
ただ、これは夫の立場からの見方であって、妻の立場からするとそういう反応に至らせた原因は夫側が発しているはずなのである。にもかからわず、オトコは基本バカなので自ら発した原因がわかっていない。わかっていないことに対して妻はまたさらにお怒りの度が増しまして在らせられるというパターンである…(^^;)ハハハ。
しかし、バカもバカなりに努力をしているものなのである。
ただ、バカの考えていることが妻側の理屈に沿ったものなのかどうかは定かでない。
そういう意味で、じゃぁボクの場合この『珠玉のワイフハック10選』を実践できているのかどうか、検証してみることにした。
目次
1)帰宅時間は必ず予定より少し遅めに伝えよ。
いいか、生き抜くためには狡猾さが必要だ。
なんでも正直に伝えればいいわけではない。
これは不足の事態に対するリスクとタイムマネジメントである。
社会人として生活する以上、一人で飯を食っているわけではない。相手の事情でいつ何時突発的な事態が起きるかわからない。
立場が上になればなるほど部下に次から次へと予定や相談が入り込み、帰ろうと思っていた矢先に捕まるということは多々あることである。
なので、ボクは帰宅予想時間+1時間にさらに1時間ほど枠を持たせて毎朝出かけるときにうちの相方さんに伝えて戦場に向かうのである。
例えば、定時17時半に上がれそうだというときにも+1時間に1時間の枠なので『19時半〜20時半くらいには帰るネンっ!』ということになる。
2)不用意なサプライズは控えよ。
いわゆるモテテクニック的なコンテンツや夫婦円満のヒケツ的な話題でよく挙がるこの「サプライズ」。
だまされるな。
結婚したら、サプライズなんてものは妻にとっては「必要経費のムダづかい」。
これは妻のモチベーションマネジメントである。
サプライズ自体はけして悪いこととは思わないが、『サプライズ』することが自己満足になってはいけない。あくまで、妻の身になって考える事が重要である。
そういう意味では、あまり大きなサプライズは考えない方が良い。
ちょっとしたサプライズ。日頃の感謝、陳謝の代わりとしてちょっとしたモノを続ける方がよい。
うちの相方さんの場合は、なによりもスイーツである。
街でなにか美味しそうなスイーツを見かけたときや出張のお土産でちょっとしたスイーツをプレゼントする。
このスイーツをあげたときの満面の笑みがなによりの活力となるのである。
しかし、たまに忙しくて出張帰りにお土産を買ってこられなかったときなどは、恐ろしい変貌を遂げたりすることとなる…(^^;)ハハハ。
3)給料が上がっても過度にアピールするな。
男は本当に情けない生き物である。
ほんのわずかでも自分の能力を誇れるチャンスがあれば、すぐに浮かれて過剰にアピールしようとする。
気をつけろ。
これは夫自らの存在意義、セルフブランディングとでも言うべきか。
ようは夫婦生活にお金は必要ではあるが、それを自己アピールに使ったところで妻側はさほど気にかけていないと言うことだ。
むしろ、減俸になったときの対処を考えておくべきである。
幸いなこと?か悲しいことなのか、マネージャーになってからは定額なので日々の給料に増減はない。たまに大きな成果を出したりしたときにはボーナスがグンッ!と上がることになるが、これまた日々の態度がよろしくないのか、マネージャーになって以来そんな大きな受注をあげられるような部署に配属となったこともなく、常に新規開拓系なのでさほどうちの相方さんをハラハラさせるような増減には至っていない…(^^;)ハハハ。
会社に対しても妻に対しても常に謙虚に!を心がけるべきである。
4)職場の人間模様はしっかりと語れ。
仕事の話を家庭では絶対にしない、という人間がいる。
やめておけ。
ヤツらは特殊部隊だ。
これもセルフブランディングの一環である。
うちの相方さんとの出会いは、ある日ボクの担当にうちの相方さんがやってきたことがきっかけなので、ある程度うちの会社のありようは理解はしてくれていると思っている。
しかし、付き合ってからはうちの相方さんもうちの会社を辞めたので、その後のボクの職場環境というモノはあまり積極的に話していない。
上司や部下の性格的な部分も含めてと言うとなかなかそこまで共有は出来ていないというのが現状だ。
どちらかというとボクも家で会社や仕事のことを滔々と話すのに抵抗もあったのだが、これは自分の立ち位置と周囲との人間関係のブランディングと1)のタイムマネジメントに通じるものである。
今後はもう少し職場の人間関係をキャラクターを立たせて共有できるようにしたい。
5)ORMを忘れるな。
ORM、つまり、お義母さんリレーションシップマネジメントだ。
ここのところ土日もずっと忙しくて、やっとゆっくりできると思っていた休日の早朝、突然訪問してくるお義母さんに対して、不機嫌な態度をとるなど言語道断だ。
まさにお義母さんリレーションシップマネジメントである。
よく自分の実家よりも妻の実家を大切にせよ!と言われるが、うちの場合うちの相方さんの実家が九州と遠いのでなかなかアクティブなコミュニケーションを図る機会が少ない。
しかし、お義母さん、お義父さんとのコミュニケーション自体はなんの苦もなく接せられるので、特に心配もないと思われる。
先日も旅行でお義母さんが金沢にいらっしゃったときもフランクに対応したところだし。
6)自分が悪者になることを恐れるな。
個人差はあると思うが、うちの妻はよくパニックを起こす。
こうなってしまうと、制御不能だ。
いきなり何のいわれもない汚名を着せられたり、股間のところがすっかり黄色くなったお義父さんのお古のパジャマを節約という名のもとに着せられたりする。
すべて受け入れよ。
いったん、受け入れよ。
ゆめゆめ自分の正しさを主張しようとムキになってはいけない。
これも不測の事態へのリスクマネジメント&セルフコントロールである。
うちの相方さんはうさぎのような小動物系なのでこの手のパニックはよくあることである。
夫婦喧嘩のときの夫側の心持ちと同様、とにかく受け入れる。まずは受け入れる。たとえなにか引っかかりがあろうと受け入れることから始めることがなによりも大切である。
プライドなんてモノを気にしてはいけない。そのプライドが後々大火傷を負わされることに繋がるのである。
『理屈では感情に勝てない』のである......。
7)プレゼンテーションはタイミングを見極めよ。
何か欲しいものがあるときや、飲み会のための緊急予算が必要な場合は、緻密な計算と大胆な行動が必要だ。
平日は基本的に避けろ。
忙しすぎる。
日々のタスクをこなすだけでもお互い必死なのに、自分の要求だけを押し通すなど、危険すぎる。
流れ弾に当たるぞ。
夫婦間にもプレゼンテーション能力は必須である。
ボクの場合、ガジェット系はだいたいプレゼントでねだるか、ボーナスで臨時お小遣いが出たときに買うンであまり苦労することは無いが、会社関係や友達付き合いなどの出費を御願いするときは作戦が必要である。
特にこれからの忘年会&新年会シーズンで催しが続くときにはだんだんうちの相方さんの反応が渋ってくるので、2)と4)の合わせ技での対処が必須となる。
8)自分だけの場所を持て。
戦場の基本は、安全地帯の確保だ。
誰からも干渉されずにいられる場所を確保しろ。
とはいえ書斎などという非常にうらやましい装備を持っている者はともかく、われわれ一般兵にはなかなか隠れられるスペースというものはないのが現状だ。
いろいろと探して、いろいろと試せ。
これは夫婦生活における夫のセルフマネジメントとしてもっとも必要なことと考える。
これまで親の庇護の元に同じ価値観で育て上げられ、独立してからは自由気ままに生活してきた赤の他人が同じ環境・空間で生活を始めるのが結婚である。
朝から晩まで同じところでともに過ごしていたらお互いにストレスが溜まってくのが普通の人間である。
とはいえ、同じ家の中で書斎を確保し、そこに夫が籠もってしまうのも新たな火種となりかねない。
一人前の成人男子たるもの、職場でも家庭でもないところで自らをリフレッシュさせる場所の確保は必須である。
あえてそういう場を儲けることで心をリフレッシュさせて余計な心の滓を排出し、またさらに妻のことを愛おしむ気持ちがわいてくると言うモノである。
ちなみに今日のまさに今これを書いている時間などはこの場所に値する。
後は直帰予定で会社を出た後で、定時前に予定が済んでしまった空き時間などにカフェで過ごすというのも最近は気に入っている(笑)
9)共通の目標を持て。
この個人主義が浸透した時代、夫婦であってもそれぞれが違う価値観を持っており、人生における理想のイメージもビミョーにちがったりする。
それはかまわない、好きにしろ。
だがそれはそれとして、妻とは何でもいいから共通の目標を持つことが、このソーシャルでサステナブルでストレスフルな世の中を生き抜くサバイバル技術だ。
夫婦とは言え、相手の生涯を看取るまでは人生のチームである。チームである以上チームマネジメントは必要だ。
とはいえ、我が家には大きな目標というモノをはっきりと意識あわせしたことがない。最近の決断で言えば、昨年うちの小春さんを迎える決断をしたことくらいである。
しかし、目標というものは大きければ良いというモノでも無い。例えば、今日のランチをなににしようか?とうことも身近の目標となる。
ようは、日常においてもお互いの思っていることを話して密なコミュニケーションをとることが大切ということである。
このような些細なことの積み重ねが結婚という形態なのである。
10)愛されることを求めるよりも、愛せ。
……マジで。
もはや、結婚マネジメントの範疇を超えて宗教である。
ソファーの隣に座っている『隣人を愛せよ』ということである。
妻に左頬を撲たれたら、喜んで右頬を差し出すのである。
結婚生活は要求ではない。お互いに与え合い、抜き合い、それを積み上げて倒れないように協力し合う。まさにジェンガなのである。
以上、ボクの場合の検証をしてみたが、この『珠玉のワイフハック10選』自体はほぼ実施出来ているのではないかと思われる。
ただ、だからといってうちの相方さんの機嫌が常に良いかと言われるとそういうワケではない。
うちの相方さんの機嫌が悪くなる一番の原因はこの10選にはない。
ボクが一番反省せねばいけないのは、
番外編)いい加減大人になれっ!
である。
一番機嫌が悪くなる原因は圧倒的にボクのうちの相方さんに対するちょっかいである。
小学生が好きな女の子のスカートめくりをする心境となんら変わりがない。
ついつい、うちの相方さんの反応がみたくてちょっかいを出してしまうのである。
だって、好きなんだからしょぉ〜がないぢゃん!というのがボクのメンタリティなのであるが、そんなバカ男子の気持ちは女子には通用しないらしい。
精神的にちゃんと大人になってください。これがうちの相方さんからの回答である......。
うぅ〜ン、コレばかりは内なる衝動がもたらすモノなので自信がありません...。
きっと我が家が離婚を迎えるときには、その理由は『夫がいつまで経っても小学生なので、その幼稚性に付き合いきれません』ということになるのだろうか...。