うちの相方さんは『小動物』である。
ボクにとってはちょっとした感情の起伏と思われるものでも、うちの相方さんにとっては心臓が口から飛び出るくらいの反応を示す...(^^;)ハハハ。
うちの相方さんとの馴れ初めは同じ職場での出会いだ。
ボクのチームにうちの相方さんがある日配属となった。
しかし、ボクには『同じ職場の女子には絶対に手を出さないノッ!!!』という信条があったため、同じ職場にいたときには仕事上の関係以上の関係性はこれといってなかった。
ボクが異動となって以降、そろそろよろしぃ〜ですかな?ということでお付き合いを始めたことになる。
ボクからうちの相方さんにアプローチを始めるに当たり、ボクとうちの相方さん共通の女友達から言われたのが、以下の条件。
- 驚かしてはいけない。
- 束縛してはいけない。
- 放置してはいけない。
『彼女が平穏無事にいられるよぉ〜にこの三箇条は絶対に心せよっ!!』
とのお達しであった。まるでギズモである(笑)
そんな特別なことでもないし、特別な性癖があるわけでもないンでそんな気にすることもなかろぉ〜と付き合い出す当時は軽く見ていたボクなのである。
なにより目の前にはボクの好みである、
『色白、栗毛のストレート、お目々パッチリ、口はでかい、前髪パッツンなら言うことなしっ!!!』
のまさにその通りの女子がいるのである。よくぞこれまで我慢していたっ!フハハ。
と我ながら自分を褒めて差し上げたいっ!!とフガフガしていた当時のボクである。
そんなこといちいち気にしている余裕などなかったのである…(^^;)ハハハ。
驚かしてはいけない。
小動物というモノは心臓が小さい。
したがって、感情の起伏が大きいとパニックになってしまうイキモノである。
ハムスターなど、ビックリしすぎると仮死状態に陥るくらいである。
うちの相方さんもやはりコレに近い反応を示すのである。
例えば、うちの相方さんが何かに集中して作業しているとする。
そこに他の部屋からボクが普通に歩いてきて、うちの相方さんの脇を通り過ぎようとしただけで、うちの相方さんは『ウワァ〜〜ッ!?ワァ〜〜ウワァ〜〜〜ッ!?!?!?』
と大声を上げてビックリする。
驚いたときにはうちの相方さんの声は腹式で腹から出てくるので、その大音量にこっちの心臓が縮む思いである…(^^;)ハハハ。
したがって、こういった日常の動作であっても気を抜いてはいけない。
うちの相方さんに近づく前から、ボクの動作を相手に認識させてあげる必要があるのだ。
だから、ボクはうちの中を敢えてドスドス歩くことにしている。
こう言った日々の気遣いがうちの相方さんの心の平穏を保つのである。
束縛してはならない。
小動物というモノはストレスに弱い。
したがって、自分の自由を奪われるとパニックになってしまうイキモノである。
ハムスターなど、身の危険を感じると仮死状態に陥るくらいである。
うちの相方さんもやはりコレに近い反応を示すのである。
例えば、うちの相方さんが座ってホッコリテレビを観ているとする。
そんなホッコリ姿を見て、ボクは愛おしさがたまらなくなり後ろから抱きしめたりしたモノなら、うちの相方さんはそのうちブルブルしだして過呼吸にでもなるのではないかと心配になりそうな反応を示す。
したがって、こういった愛情表現であっても気を抜いてはいけない。
うちの相方さんの心の準備ができるように、リラックスさせてあげる必要があるのだ。
だから、ボクは辛抱たまらん気持ちを抑えてまずは頭をナデナデすることにしている。
こう言った日々の気遣いがうちの相方さんの心の平穏を保つのである。
放置してはいけない。
小動物というモノは不安に陥り易い。
したがって、ほうったらかしにするとパニックになってしまうイキモノである。
ハムスターなど、独りで寂しすぎると仮死状態に陥るくらいである。
...ってかそれはウサギだっ!!!
うちの相方さんもやはりコレに近い反応を示すのである。
例えば、ボクが仕事で忙しく遅い帰りが続いたり、出張が続いたりしたとする。
さらに、家に帰ってもPCデスクで仕事の続きなどを初めていようものなら、うちの相方さんはブゥ〜ブゥ〜とサインを出し始め、それでも無視していようモノなら発熱して寝込んでしまう。
したがって、いくら他にやることがあろうが気を抜いてはいけない。
しっかりとうちの相方さんがボクの存在を認識できる環境を作ってやる必要があるのだ。
だから、ボクはまずはソファーに座り、うちの相方さんの横に『いるよ』という状況を作る。そこでMacを叩いて仕事をするのである。そばにいてあげるだけで良いのである。
こう言った日々の気遣いがうちの相方さんの心の平穏を保つのである。
こんな三箇条を遵守する生活を送っているが、こんな日々がストレスかというと不思議なことにこれっぽっちもそんなこと感じたことがない。
なにより、ホッコリと平穏な日常を送っているうちの小動物を眺めているのが一番の幸せだからである(笑)
しかし、ボクもそれほどヲトナになりきれないところがある。
ストレスの反撃ということではないが、『好きな娘のスカートは捲りたい』のが健全な少年の愛情表現である。
いまだにボクはうちの相方さんにちょっかいを出す。
実は、うちの相方さんにとって三箇条の話なんかよりこのボクのちょっかいが一番のストレスだと思われ…(^^;)ハハハ。
でも、なかなかコレやめられないのです。萌え滾る感情の発露が『ちょっかい』として脊髄反射で発動してしまうのだ。
なので、ヲトナになるまでもぉ〜しばらく勘弁してくださいm(._.)m
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