日本人男性の平均寿命を仮に80歳とすると、40歳で人生の山の頂点に到達し、以降終焉に向けて下り坂を裾野に向かって下山していくこととなる。
とすると昨日齢46歳を迎えたボクとしてはすでに6歳分山を下ってしまっていることとなる。
これを山の頂上から逆算すると、すでに8.5合目まで山頂から下ってきてしまったということだっ!?......いつの間にっ!?!?
歳を重ねるということに関して一番過敏だったのは29歳から30歳に変わるときだった。
29歳と30歳というのは他者から見ればどちらもおっさんだが、当の本人にしてみると20代から30代というものはそれはそれは似て非なるものなのである。
しかも、ボクが30歳を迎えた年は1999年。
まだ、ノストラダムスが最後の輝きを放ちまくっていた年なのだ。
世間の終末思想ブームとともに迫りくる1999年という人類最後となる恐るべき年を前に、ボクはいっそのことアンゴルモアの大王に暴れまわってもらい、ボクは30歳にしてはかない人生を終えるのだっ!と現実逃避甚だしく、鼻水垂らして叫んでいたのである。
やがて、年が明けて30歳を自動的に向かえ、7月過ぎてもアンゴルモアの大王は暴れまわることもなく、ノストラダムスなんて御仁は居なかったかのような静けさとともに世間はミレニアム騒ぎに突入するのである。
ボクはボクで30歳になったところでなにも変わることなく、淡々と月日を重ね、30歳ショック以降は歳を重ねるということになんの躊躇も関心も無くなり、気が付けば人生の下り坂に入って6年も経ってしまったわけである......。
ヲイヲイっ!?40歳でもっと真剣に向き合うべきだったのではないかっ!?
孔子は言った。「四十にして惑わず」
しかし、なぁ~んも惑わなさすぎて気が付けば6年も暢気に山の下り坂を闊歩していたのである。
30歳ショックぶりにボクは愕然とした...(^^;)ハハハ。
幸か不幸か我が家には子供がいない。
なので、お父さんお母さん世代における人生のマイルストーン、出産・育児・入卒園・小中高・受験・大学・社会人的な節目節目がないため、ある意味うちの相方さんとお気楽極楽に過ごしてしまいがちなのだが、そろそろ我が人生の終わる時を念頭にいまからどぉ~すべきなのか?とか真面目に考えないといけないのかもしれない。
と、妙に生真面目なことを考えてはみたものの、おうちに帰ると御生誕記念祝賀会なのであるっ!
金沢にきてうちの相方さんは専業主婦状態なんで、今年は料理もケーキも手作りっ!!
メインはじっくり煮込んだ牛肉の赤ワイン煮。
赤ワイン煮といってもあまりに大人な味付けだと子供舌のボクに合わないんで、ちょこっとトマトソース仕立てになっとります。
牛肉はお箸でも切れるほどヤワヤワです。
ケーキはアップルパイ!
ホントはストロベリーショートが作りたかったようですが、ネットスーパーでイチゴが在庫切れだったとのこと...(^^;)ハハハ。
シナモンが効いて美味しぅ~ございますが、リンゴを焼いたときに出てくる汁をベースにしたシロップがメチャ旨でございます。
んで、今年のプレゼントは悩みに悩んだ挙句のこちらのヒモっ!
こちらの詳細はまた別のエントリーで(笑)