先日、会社からの帰りしな、イヤホンからZARDの♪揺れる想い♪が流れてきた。
揺れる想い体じゅう感じて
君と歩き続けたい in our dream
いきなりサビから始まるこの曲は90年代の代表的な曲であり、ZARD自身の代表曲の一つでもある。
そしていま、ボクの頭は揺れている。
先日から続くトラブル対応で寝不足だからである。
ボクの頭は揺れているので正常な機能を果たしていない状態での戯言なのである。
再度、引用。
揺れる想い体じゅう感じて
君と歩き続けたい in our dream夏が忍び足で 近づくよ
きらめく波が 砂浜 潤して
こだわってた周囲を
すべて捨てて
今 あなたに決めたの
こんな自分に合う人はもう
いないと半分あきらめてた
揺れる想い体じゅう感じて
このままずっとそばにいたい
青く澄んだあの空のような
君と歩き続けたい in your dream
いきなりサビから始まる勢いのよさとメロディが好きな曲だったので、これまで深く詞の内容に踏み込んだことがなかったのだが、どうもひっかかるのだ。
詞を見る限りHappy Endに向けて一歩踏み出した女性の恋について描かれたもののように思える。
しかし、だとしたら『揺れる想い』とはいったい???
しかも体じゅうで感じてしまうほどの『揺れる想い』を抱えていて、お前さんホントに君と一緒に歩き続けたいのか??
君は君でそんなに『揺れる想い』を体じゅうで表現している女子を相手にしたら、in our dreamな世界なんて疑心暗鬼で築く気になれないんじゃないのかい??
と老婆心ながら恋愛上手とはいえないボクは心配してしまうのである。
いったいこの娘はどんな『揺れる想い』を抱えているんだろうか?
『想いが揺れる』と書くとあまりいいイメージの言葉ではないはずなのに、なにを意図して『揺れる想い』というキーワードを詞の中に設定したのかわからないのである。
とここまで書いていいるうちにあ゛っ!?と天使が降ってきたような気がする。
なにせいま、ボクの頭は揺れているので...。
『揺れる』というのはこの娘の気持ちが、『君』と『君以外の人(こだわってた周囲?)』の間を決めきれずに『揺れて』いるのかと想定していたのだ。
が!?
『揺れる』というのはこの娘の気持ちが『君以外の人(こだわってた周囲?)』から『君(あなた)』に向かって『揺れて』いっている。体じゅうで君のほうへ向かっているという解釈であればどうであろう。
『揺れる想い』=『ときめき』なのである。
ほっほぉ~と自己解決したところで、体じゅうで感じるほどの『ときめき』って、どういう状態になってしまうのだろうか?
かつて、うちの相方さんに交際を申し込み、OKの返事を電話でもらった時には、ボクはリビングの周りを一人で何週もして走り回ったことがある。
それ以上の快感なのであろうか?
しかして、うちの相方さんは体じゅうで感じるほどの『ときめき』をボクに対して抱いたことはあるのだろうか?
いろいろと心配になってきたが、そんなことを聞いてもおそらく呆れ顔をされるだけなので、とりあえず揺れる想いよりも先に揺れる頭をどうにかしようと思う今日この頃なのであった......。
揺れる想い
カテゴリ: J-Pop