かつてボクはよく寝言を言うオトコだった。
ムニャムニャ程度は日常であり、ハッキリと言葉を発したり、1コーラス歌いきったりとそれはヒドいモノだったらしい。
特にうちの相方さんとのつきあい始めの頃は激しかったようだ。
毎回毎回、うちの相方さんに
♀『まぁ〜たなんか言ってたよ?』
と寝起きに言われ、一時期うちの相方さんは枕元にボクの寝言用のメモ帳を用意していたくらいである...(^^;)ハハハ。
中でもヒドいエピソードは過去のエントリーに残してあるんで、興味ある方は是非是非。
以下のタイトルとクリックすると『寝言』で検索した結果が出てきます(笑)
先日、眠いのになんか寝るのがもったいないとピロートークをしていたときのこと、
♂『最近さぁ、あまり寝言言ってないよね?ボク??』
♀『そぉ〜お?けっこうムニャムニャ程度のことはいまだに言ってるよ。前ほどヒドいのはないけど(笑)』
♂『昔は寝言で会話してたよね?』
♀『それどころか、本気で寝蹴りくらったことあるっ!!』
♂『......。』
うちの相方さんは非常に記憶力が良い。
特にボクがオイタをした件についてはけして忘れることがない。
また、なにかしでかした際にはこれでもかこれでもかと過去の悪逆非道三昧を持ち出して、逃げ場もないほどに徹底的にボクを追い詰めるのである。
そうなると、もうボクは謝る以外になすすべが無い...(^^;)ハハハ。
この寝蹴りの件もこれで何度目か。
しかし、たしかにいくら寝ていて無意識だったとはいえこれは我ながらヒドい。
当然のことながら経緯はすっかり忘れてしまっているボクであるが、先日改めてうちの相方さんに聞いたあらましはこうである。
その日、いつもの如く二人ともにベッドですやすや眠っていた。
そのうち、なんかうなされ出すボク。
次第にテンションが上がりはじめ......ボクは寝ながらうちの相方さんに前蹴りを喰らわした..................。
当然のことながらうちの相方さんは悲鳴とともに起き上がり、ボクは悲鳴を聞いて目を覚ます。
一瞬コトの次第が解りかねたボクもすぐに自分の所行に思い至り、ひたすらうちの相方さんに陳謝謝罪懺悔...(^^;)ハハハ。
このときボクは夢を見ていたらしいのだ。
うちのベランダから変なオトコが侵入しようとしているらしいとうちの相方さんに耳打ちされ、様子を伺おうとすると、相方さんが先に行こうとするのでそれを遮り、ガバッ!とリビングのドアを開け、まさにベランダから這い上がろうとしている変なオトコめがけて空手でいうところの前蹴りをウ゛ラァ〜〜〜っ!!!と一閃っ!?
ボクは夢の中でうちの相方さんを守ろうとしたのである。
しかし、現実の世界ではうちの相方さんめがけて前蹴りを喰らわしていたのである...(^^;)ハハハ。
これにはうちの相方さんもビックリしただろうが、ボクもそれ以上に我ながらビックリしたのである。
まさか、ベッドに横たわった状態で見事に前蹴りができるとはっ!?!?
そんなこんなで、うちの相方さんには頭の上がらない奇行がひとつひとつ積み上がり、いつまで経ってもマウントが取れないボクなのです......。