新しいおもちゃを手にした時のハァ~ハァ~期も、のど元過ぎれば冷静さを取り戻す。
未だに国内サービス開始の目途が経っていないSpotifyを巡るハァ~ハァ~も、Spotifyの基本的なサービスを理解し、お気に入りのプレイリストがいくつが出来てくると、日常使いのOne of Themのサービスの中に溶け込んでしまうのである。
そんな日常使いになりつつあるSpotify遊びにある日新たな展開が訪れたのである。
インターネットが普通の土管となり、デバイスもモバイルでの利用が増えるとともに、個々のデバイスにインストールされたアプリよりもWebサービスと連携したアプリに主体が移るようになる。
母体となるWebサービスが主体となってくると、クラウド上の個々のWebサービス同士の連携が活発化し、個々のサービスの利便性が高まるという事象が発生するものである。
Spotifyのサービスも連携という機能・サービスは一つの売りとなっている。
基本機能での連携としては、
- Facebook連携
- last.fm連携
がある。それぞれのアカウントを持っていれば、Spotifyと連携することがあらかじめ可能な作りとなっている。
Facebook連携では友達情報の連携により、Facebookの友達の中でSpotifyユーザを見つけ出し、お互いのSpotifyを通じた共有を支援するコミュニケーション機能が実装されている。
また、last.fm連携ではSpotifyで聴いている楽曲をlast.fmにScrobbleして、last.fm上でのコミュニティを通じたコミュニケーションを支援する機能が実装されている。
他には「共有」というキーワードでは今聴いている楽曲を、TwitterやFacebookに投稿する機能といったように、Spotifyの基本機能では『コミュニケーション』に関する他のWebサービスとの連携機能が充実している感がある。
なぜか何年も前に作りっぱなしで放置プレイしていたlast.fmと連携させたり、国内サービスしていないから他に使ってる人いないよなぁ~と恐る恐るFacebook連携させたら、さすがに音楽系の投稿の多いFacebookのお友達がヒットしたりと(笑)
当然のことながら『今、これ聴いとる!』とTwitterやFacebookに流すのも、いちいち手動で投稿するのはめんどくさいンで、last.fmにscrobbleした結果を自動でTwitterに投稿するようにIFTTTのレシピを使って連携させたりと、わしSpotify使ってまっせっ!というアピールをネット上にバラまいていたら、ある日そんなSpotify絡みのTwitterへの投稿に『いいね』が付いたのである。
そんな『いいね』と付けてきたのがBurstt Playlist。
TwitterでいいねされたBurstt PlaylistにショートURLが付いてたンで、それを覗いてみると...。
どうも、Spotify上の曲を登録すると入念にキュレーションされたPlaylistが週一で送られてくるらしい。
モノは試し!とSpotifyのIDでLog In。
するとSpotifyアカウントでログインされましたと。そして、曲の登録を促されます。
これ1曲なのか、アルバム単位なのか、アーティスト単位なのかいまいちよくわからないものの、いちおう説明通りだとSpotifyアプリで曲の『Spotify URLをコピー』してくれってことなんで、こいつをコピーしてフォームにペーストするのです。
『In the textbox below,enter the Spotify URL of your track』の部分に、コピーしたSpotify URLをペーストします。
ペーストしたら、下の『GRAB TRACK』をクリック!
『Verify Track』と表示されて、登録した曲と表示された曲が同じだったら成功です。違う曲が表示されたらまた最初からやり直してください。
OKだったら下に進み、『SUBMIT TRACK』をクリックして完了!
この画面になったらとりあえず登録は完了です。しばらくすると自分のSpotifyのPlaylistに『Carefully Curated Cuts』という名前のPlaylistが配信されてきます。
その他、配信されるまで待てない!とかもっと自分の気分でPlaylist作りたい!!という貴兄には、Playlist Generatorのサービスがあるのです。
まずは、作りたいPlaylistのジャンルを選択。
これは複数選択可能です。が、あまり多くのジャンルを選択するとバリエーションに富みすぎてワケワカになっちゃうかもしれません(笑)
何回も作れるので、気分に応じて選択しましょ!
ジャンルの次は、アーティストの有名度。これはオモロイ選択肢ですなぁ~。
作りたいPlaylistに含めるアーティストはスーパースターがいいのか、まだ無名の誰も知らないアーティストがいいのかを選択します。
ちなみにこれも複数選択可能です。
最後はPlaylistに含める曲数を指定。MAXは100曲なよぉ~です。
曲数を決めて『GENERATE PLAYLIST』をクリックすると、Playlistが表示されます。
すると、選択したジャンル・アーティストの有名度・曲数に応じたPlaylistの内容が表示されます。
内容を見ながら曲順を変えたり、いらない曲を削除することも可能です。
一通り確認を済ませて、
最後にPlaylistにタイトルを付けて、最後に『SAVE TO SPOTIFY』をクリックすると、
『Success!』と表示されれば終了です。こっちのPlaylist Generatorはそれほど時間差もなくSpotifyの自分のPlaylistに配信されます。
気に入らなかったら、『GENERATE A NEW PLAYLIST』をクリックしても一回最初からやり直しましょ!
ちなみにMacのSpotifyアプリに配信されたBurstt Playlistはこんな感じ。
とりあえず、今回もいつもの如く脊髄反射で試しちゃいましたBurstt Playlist。
Spotifyというプラットフォーム自身も、ユーザの嗜好に合った『Weekly Discover』の配信や、Spotifyならびに大量のキュレーター、膨大なユーザが作成したPlaylistを共有することで、Spotifyユーザにほぼ無限の音楽体験を提供しています。
が、これらは共有度の度合いの違いはありながらもApple MusicやGoogle Play Music、KKBOXやLINE MUSICでも同じようなキュレーションという切り口でのPlaylistの充実化は図ってます。
でも、今回のBurstt Playlistのように、外部のキュレーションサービスとの連携までプラットフォームを開放して、独自のエコシステム化を図るかのような動きはいまのところSpotifyならではの特徴なのでは???
早く国内サービス開始してくれないもんですかねぇ~~~。
というか、あまりにSpotifyが他のWebサービスと連携して影響力を拡大するとますます主導権争いで国内の音楽産業のヲトナたちは首を縦に振らなくなっちゃうんぢゃないかなぁ...(^^;)ハハハ。