今年1月にもご紹介した近江町市場むさし口を入ってすぐ右側にお店を構えている『いきいき亭』さん。
かなり小さいカウンターのみの店構えではありますが、その小さいスペースの中でも小気味よくコミュニケーションを図る店員さんの雰囲気と言い、ネタの美味しさと言い、近江町市場の中で海鮮丼を食べるならここしかないっしょっ!とテンション上がり気味でご紹介したのでありました(笑)
あれから数か月。
北陸海産物の本場である冬も過ぎ、春となったところで海鮮丼のネタはどんな感じなんだろ?と再びいきいき亭さんに足を踏み入れたのでございます。
今日ももちろん『いきいき丼』なのだっ!とかろうじて空いていたカウンターの隅っこの席に着いたものの、丼ものメニューの一番下が気になったのです。
そこには『あんたならこそ丼(みそ汁付)』お好みのネタをご注文下さいとの文字がっ!?
大将にこれはなんぞ?と聞いてみると、壁にかかっている本日のネタの中から好きなネタを選ぶと、それを海鮮丼にして出してくれるというのです。
ちなみにこの日のネタはこんな感じ。
このお値段は握り2貫分のお値段のよぉ~で、あんたならこそ丼のシステムとしては、大きい丼仕様だと、1ネタ3皿分のネタの料金に選んだネタの品数分を積算したものが料金になるよぉ~です。
ミニ丼だと1ネタ2皿分くらいなのかな?この辺は定かではありません(笑)
この日は大ネタに後ろ髪曳かれながらも、いわし・たい・ひらめであんたならこそ丼をご注文なのですっ!
なにげにこのいきいき亭さん、英会話に長けているんで、欧米な方や中国な方が結構押し寄せます。
大体グループで来店してるんでその中に紛れ込んじゃうと結構料理が出てくるまで時間がかかります...(^^;)ハハハ。
ちなみに、待っている間に続々とネタが置かれていく様子がこちら!手前の二つはいきいき丼ですなぁ~。一番奥は器が小さめのミニ丼かと。
15分ほど待ちわびて、やってきたのがこちらっ!
いわし・ひらめ・たいのあんたならこそ丼!
いやぁ~いきいき丼の十数種類以上のネタの豪華さにも目が奪われますが、こちらの個人ネタ厳選のあんたならこそ丼の煌びやかさも引けを取りませんっ!
こちらはいわし。北陸来てつくづくですが、ホントいわしが旨いのです。
都内での日常生活で口にするいわしで臭いとは思うモノの、美味しいと思ったことなど一度すらありませんでした。
がっ!?金沢で食べるいわしはお造りもよし、焼いてもよし、揚げてもよし、何で食べても美味しいお魚なのです。
このいわしも脂ものっており、お見事っ!
これはたいですなぁ~。ほんのりとした甘みがお上品な味わいでございます。
出汁があったら鯛茶漬けにして喰いてぇ~~っ!
パッと見身が薄く見えますが、口に入れると結構厚みを感じる満足感でございます。
最後はひらめ。ひらめってこんなにプリプリでしたっけっ!?というほど食感のいぃ~お造りでした。
あっさりした白身でプリプリな食感を楽しみます。
あんたならこそ丼のシステムはいきいき丼と違って、ちょっとバリエーションがあります。
まずは丼の大きさですが、いきいき丼と同じ丼にするか、ミニ丼にするか選べます。
この大きさの違いによって、先ほどのネタの皿数が変わるようです。
次にネタの盛り方ですが、丼のシャリの上に直接ネタを載せるか、いきいき丼と同様にネタは別皿にするか選べます。
ご飯の量は丼にシャリを入れる際に大将がどれくらいか聞いてくれます。
なので、その時のお腹の具合と相談して大中小をオーダーしましょ!けっこう細かく量を調整できます(笑)
最後にシャリの上にガリと海苔を載せて良いかと大将が確認してきます。これはいきいき丼の時と同じですなぁ~。
あら汁はたいのあら汁。丼モンにはタダでついてきます。
このたいのあら汁がなかなか侮れないのです!ご飯ものについてくるあら汁としては最高峰!
県庁前のすし食いねえ!の有料のあら汁と同じくらいの感動の一杯です<あくまでボク個人の主観です(笑)
ちなみに春先のいきいき丼はこんな感じです。
やっぱり本場の冬場とちがって白身魚系の種類が少ない感じですかねぇ~。
とはいってもこっちはアワビとかも入ってるしなぁ~。どっちが特なんかよぉ~わかりません(笑)
年間通してこれはおススメということで(笑)
こちらは春先の本日のとれたて握り。ブリの代わりにカニみそ軍艦って感じですかねぇ~。
やっぱり、いきいき亭さんは近江町市場の中ではイチオシでございますっ!