残り少なくなりつつ今になって、我が家から徒歩圏内の住宅地に佇むお店を開拓し始めた我が家。
美味しいカフェ飯に続き、今度はケーキ屋さんを発見なのですっ!?
それは先日のBitteさん同様に金沢大豆田にあるパティスリー『Petit Blanc(プティブラン)』さん。
住宅地から通りに抜けた辺りに店名通りにこじんまりとした佇まいなのです(笑)
月曜お休みとのことですが、店内のカレンダーをみると...。
月火はお休み。水木は予約販売のみで、通常営業は土日のみといった予定。
けっこう変則的な営業のよぉ〜です。
店内は白を基調にした清潔感のある感じ。
焼き菓子系もどれもこれも美味しそぉ〜ナノです。
訪れたときはまだお昼時だったんで、ショーケースの中は充実しております。
が、苺のタルトをはじめタルト系やブッセは人気なのか、早くもなくなりそぉ〜。
この日はお付き合い記念日だったのですが、うちの相方さんは今年も案の定覚えておらず...(^^;)ハハハ。
まぁ〜毎年のコトだと諦めつつ、
♂『なんでも好きなのを選びなさいましっ!』
とボクがいうと、どれもこれも美味しそぉ〜な中から、うちの相方さんが選んだのがこちらの8種。
りんごの焼きタルト、ピーカンナッツの焼きタルト、タルトクレーム、キャラメルバナナの焼きタルト、ガトーショコラ、紅茶と苺のケーキ、苺のタルト、チーズケーキ。
タルト系が多くなってしまいました...(^^;)ハハハ。
まずこちらはタルトクレーム。
キャラメルが染みこんでカリッと焼き上がったタルトの上にとろけるプリンのようなカスタードがのってます。
見た感じのまま味はプリンですが、タルト部分がとにかく美味しい!
それに濃厚なカスタードと甘さ控えめのあっさりとした生クリームのバランスがたまりません。
こちらは紅茶と苺のケーキ。
名前はシンプルですが紅茶のシフォンの間に苺と生クリームが入ったような感じです。
スポンジ部分の表面が若干カリッと焼き上がり、なかはシットリとした食感がなかなかPetit Blanc侮れじ!といった感じです。
これはガトーショコラ。
上にのってるのはメレンゲなんだろか?でも、なんかバタークリームのような濃厚さも感じます。
しっかりとチョコが染みこんだガトーショコラであるにも関わらず、食べた感じはそれほどズッシリした重みを感じさせないガトーショコラです。
チーズケーキはスフレタイプ。
でもフワッフワな食感はあるようでない新しい感じです。
チーズと玉子とクリームのバランスも見事で、こちらも口にしたときは重厚な味がしたに伝わってきますが、お腹に入ると重みを感じさせない不思議なチーズケーキでございます。
この日一番早く売り切れになっていた苺のタルト。我が家が最後の1コでした。
Petit Blancさんでは季節のフルーツをこんな感じでタルトに仕上げるのが名物のようで、この苺の部分が一年を通していろんなフルーツに変わるようです。そういう意味では看板メニューなのかな?
台になっているタルト生地は先ほどのタルトクレームと同様旨いことこの上なく、味は濃厚でもさっぱりなカスタードに甘く漬けられた苺と、どこをとっても外れるわけが無い逸品です。
そして焼きタルトシリーズ!
まずはピーカンナッツの焼きタルト。
もぉ〜焼き菓子として外れるワケがありません。
もぉ〜タルト生地についてはそうとう信用してしまったんで、文句のいいようがない出来映えです。
こちらはりんごの焼きタルト。
焼きりんご、カスタード、文句の漬けようのないタルト生地。
ホールでガッツリいっちゃっても余裕で完食できそう。
相当気に入りました(笑)
そして最後はキャラメルバナナの焼きタルト。
キャラメルの甘さに、カリッと感がたまりません。
タルトクレームでキャラメル使いの旨さを実感しましたが、Petit Blancさんはキャラメルとタルト生地の腕前が相当レベル高いです。
なんで、もっと早く気付かなかったんだろ?と。
正直、金沢に来て思ったのはちょっとケーキの作りが今ひとつ感があったんです。
なんとか理解しようとは思いましたが、なんか金沢的な和なテイストを無理矢理入れ込もうとしていたり、パティスリーというよりも町のケーキ屋さんのレベルに近いようなお店だったり、素材の良さを前面に押し出しすぎて、ケーキ屋さんとしての矜持が見えなかったりと。
やっぱりケーキは都内の方が全然上だなぁ〜と思っていたところにこのPetit Blancさんの衝撃がっ!?
ボク自身焼き菓子が好きだということから、とくにタルト生地の出来映えに唸ってしまった感は多々ありますが、でも十分都内のデパ地下に出店しても勝負できるケーキだと思います。
嗚呼ぁ〜あと何回味わえるだろうか???