アンテナ高く歩いていると、これまで見過ごして通り過ぎていたお店も敏感にキャッチするもので、本エントリーもご近所徘徊シリーズなのです(笑)
BitteからPetit Blancを徘徊して、ふと気付いたらーめん屋さん、それが『らーめん一番輝』さん。
店先から昔懐かしぃ〜匂いが漂っているのです。
それは90年代に流行った環七らーめん戦争を発祥とする豚骨醤油背脂系らーめんの匂い。
直感的にこれは絶対好きならーめんだっ!!と思ったモノの、その日はすでにBitteさんでお腹いっぱいだったんで、後日再訪したのです。
お店はなんの飾り気もなさげな外観なのです。
なんか最近流行の元気いっぱいごり押し系のそぶりも無く。
店内の注意書きにはエクスキューズが...(^^;)ハハハ。謙虚さからナノか、脱力系なのかこのユルさが気に入りました(笑)
味、麵も変更できないと。
ポリシーなのか、不器用で対応できないエクスキューズなのか...(^^;)ハハハ。
最近では珍しい遠慮がちならーめん屋さんなのでございます(笑)
この一番輝さん、もともとこの場所に○麵さんというらーめん屋さんがあって、そこでバイトされていた方が、跡地に一番輝として開業されたとのこと。
あ゛ぁ〜だから当時流行った豚骨醤油背脂系なのかと。
味も麵も変更できない不器用な店長だけに、メニューもバリエーションはありません(笑)
チャーシューと味玉のあるなしだけのメニューです。
今どき男気溢れるシンプルメニューなのでございます(笑)
しかしっ!?横の壁をみるととんこつ味噌らーめんの文字がっ!?!?
味噌となると話が違います。なにより味噌らーめん好きなボクとしては、これを頼まないワケにはいきますまいっ!
ということで、往年の豚骨醤油背脂系ならーめんを求めてここに来たにも関わらず、あっさりと転向するボクなのです。
でてきたとんこつ味噌らーめんにはなみなみとつがれたスープに麵も具も沈んでます...(^^;)ハハハ。
全体の写真を撮るの忘れちゃってましたが、これ見た目悪いっ!(笑)
麵と具とスープのバランスもらーめんには必要な要素かと思うンですが。見た目のバランスもね(笑)
いったいセンスはどこに行ったっ!?と突っ込みたくなる見た目の悪さ。
でも、どうなんだろ?スープってそれなりに手間も材料もかけて作ってるから、麵や具にくらべて原価高いと思うんだけど、それを敢えてのなみなみスープということであれば、これは男気溢れる店長のポリシーなのかもしれないっ!?(笑)
ボクはどちらかというと、麵を食べ終わった後にスープをしっかりと味わいたい方なんで、スープが多いのは嬉しい限りなのです(笑)
具はチャーシュー、メンマ、海苔。それにきざみねぎと基本の具のみ。
スープが多いから海苔なんてすぐに水分吸ってしなっちゃいます...(^^;)ハハハ。
チャーシューはトロトロ系でした。
麵は中細縮れ麺。以外としっかりコシもあり美味しい麵です。
若干固めに近いかもしれません。ボクは固め好きですが、食べてる間に後半に普通くらいになってきます(笑)
そして、今回なんとも不思議な味だったのがこのとんこつ味噌スープ。
味噌らーめんなのに味噌っぽくないというか...。
この写真の色合いの通り、見た目は天一のこってりスープみたいではないですか?
その味もどことなく天一のこってりなんですよ(笑)
こってり度合いとイイ、味とイイ、味噌なのになにゆえ天一こってり味??
と不思議な味なんですが、よくよく味わってみると味噌のテイストが無いワケでは無い。
この不思議なスープ飲み進めれば進めるほどクセになってくるのです。
これは旨い!というかここでしか味わえない味かも??
ということで、ここにも残り限られた時間の中で通わねばなるまいっ!!
ってか、次は普通に豚骨醤油のらーめんを食べてみなければっ!!