竹橋というと若かりし頃からなにかと縁のある場所である。担当を異動するとともに、職場が変わったかと思いきや、その異動先の担当がまた竹橋に事務所を構えたりして、数年毎に実は行ったり来たりを繰り返している場所なのである。
なので、この界隈には何気に馴染みのお店も多い。
というワケで、久々に竹橋を訪れる機会があったのでそんななじみのお店の一つ、『タカサゴ』さんのご紹介なのだ。
てっきり以前ご紹介したことあるモンだと思ってたら、どうもブログをサボってた時期だったようで、まだ紹介してなかったのね...(^ ^;)ハハハ。
そんなタカサゴさんは竹橋駅の真上、竹橋パレスサイドビルB1の食堂街にございます。
外観はこの通り。昭和の駅前商店街のレストランのような風情を醸し出しております。
昭和のレストランにサンプルのショーケースは付き物!タカサゴさんでいただける主なメニューを確認できます。
いやぁ~久々なんでどれもこれも喰いたいですなぁ~。
店内は厨房を囲むようにカウンター席。これがメインです。その他壁に沿ってテーブル席がいくつか。
昭和なレストランだけにお昼時といえども喫煙可能です(笑)
こちらがメニュー。
タカサゴさんで気をつけなければいけないのが、席についてもメニューはありません。
なのでお店の外のサンプルで決めるか、入口を入ってすぐが、入って奥の壁にかかっているメニューをみて即座に判断しましょ。
カウンターの調味料は味も素っ気も無い昭和のレストランです。
そして、その脇には赤、黄、緑と信号色にそろえられた漬物が!?
これがポイントです。なにもカレーのためだけではございません。
後々ご紹介しますが、この漬物が何気に後々力になってくれるのです(笑)
この日、あぁ~でもないこぉ~でもないと悩みながら注文したのがこちらのコンソメスープにカツスパ。
聞きなれているような聞きなれていないような名前のカツスパとは、ミートソースにどういうワケかカツが乗ってるシロモノなのです(笑)
カツといっても、とんかつ屋のカツのような分厚いボリューミーなものではなく、薄くたたいてハムのような薄さになったカツなのです。
だから、食べやすいというメリットがあります(笑)
そして、今風のパスタ屋さんでは味わうことが出来ない、昭和なレストラン&喫茶店ならではのスパゲティは、茹でるだけではなく、その後にフライパンで炒めるのですっ!!それが香ばしさを増しまして、とても懐かしぃ~舌の記憶を呼び起こすのです。
さらに、基本中の基本ともいうべきミートソースの味わい。これがたまりません。
しかしっ!?そんな幸福感に満たされているのも半分くらいまで、昭和なレストランのボリューム感は半端無いのです。しかもカツ乗ってるんでお腹に与えるインパクトはそれなりのもの。
いくらおいしくとも、途中で必ず飽きてきます(爆)
そんなときに、さきほどの漬物がものを言わすのです。スパゲティに漬物とは多少キワモノっぽい感が否めませんが、そこは口直しと割り切って漬物をガバッとお皿に盛りましょう。
ボク的には黄色のたくあんがおススメです。
このスッパミで口とお腹がリフレッシュされて、残り半分もなんとか完食に至ることが可能です(笑)
それとさらにお口直しが必要な貴兄にはコンソメスープをおススメします(笑)
そんなこんななタカサゴさん。今日も竹橋、一橋近辺のおじ様方の胃袋を癒し続けております(笑)
2006年まで竹橋で勤務していました。タカサゴのヒラメのフライはなつかしの味です。しかし1200円の値段にびっくりしました。昔は1000円札でここでランチ+となりの喫茶店で生クリーム入れ放題のコーヒーを飲めたと記憶しています。B級グルメが1200円じゃあちょっともう今は通えませんね…
ですよねぇ。
昭和の洋食が街の洋食まで日に日に銀座の洋食の名店並みに値上がりしていくのはどうかなと…(^^;)ハハハ。