思いがけない時期に、想定外のお小遣いが支給されることになったのですってっ!?
冬のイベントが一通り終了し、次のおねだりポイントとしては夏のボーナスになるのが通常ルーチンなのだが、その前に来月まとまったお小遣いが入ることになったのである。
まさに晴天の霹靂っ!?
まとまったお金が入ると、普段のお小遣いでは買えないガジェットに投資するのがモノ心ついて以降のボクの性癖である。
ちょいと前ならApple製品がらみや、高級文房具に標準を定めるところではあったが、今となってはまず標準を合わせたいのはカメラ関連である。
年末のボーナスで、ミラーレス一眼のオリンパスPEN-Fを入手して以降、まだまだカメラ熱が冷めてないのである。
ここぞとばかりに、いずれ手にしてみたいものよのぉ~と思っていたブツを書き出してみる。
まずは、マイクロフォーサーズのレンズ!
オリンパス M-ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS Pro。
これ一本で広角域から標準、そして望遠域まで賄える優れモンである。
これがあれば、池袋ネコ歩きminiでもネコさんたちに警戒されずにベストショットが撮れるかもしれないっ!?
次は最近何かとカメラ好き界隈では喧しい、富士フィルムのX100F!
レンズ固定単焦点ではあるものの、PEN-F同様にクラシックな佇まいの高級コンパクトデジカメ。
EVFだけではなくOVFも使えるレンジファインダー機ということと、富士フィルムならではのカラーシミュレーションが評判。
さらには、フィルムカメラを物色したい気が日々増殖するものの、ランニングコストを考えると二の足を踏み踏み、だったらその間でインスタントフィルム機のチェキってありなんじゃねぇ~のっ?ということで、LEICAのゾフォート。
中身は富士フィルムのインスタックスではあるものの、LEICAらしいシンプルでかつポップなデザインからでてくるインスタントフィルムは、それなりにフワッとしたフィルム写りが売りなやつ。
それぞれ、ブログやTwitterの情報をかき集めて眺めているうちに、早くも情報過多で過呼吸寸前なのでございます...(^^;)ハハハ。
なにより、百聞は一見にしかず!でございましょ?とカメラ屋に現物をチェックしに行ってみると......。
マイクロフォーサーズのレンズということで、フルサイズ一眼のレンズと違って小ぶりなんでしょ?と勝手に思い込んでいたものの、実際に見て、手に取ってみたM-ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS Proはやたらとデカいのです。
さすがPROが使うシリーズですな...フハハ。
思いがけないそのレンズ本体のでかさに、引きつつPEN-Fのボディに装着してみると、なんかレンズに黒板消しがくっついているみたいな印象......。
ちなみにこんな感じ。
せっかくのPEN-Fのクラシカルな佇まいが木っ端微塵に崩壊です。
このレンズはOM-Dシリーズこそ似合うのかも...(^^;)ハハハ。
と、ちょいと引き気味なボクなのです。
でも、これ一本ですべて賄えるのは捨てがたいんだよなぁ~。
続いての富士フィルムのX100F。
こちらも持ち歩くにはギリギリの大きさとは聞いていたものの、やはりでかい!?
手元にあるリコーGR2のコンパクトさにはゆうに及ばず、LEICAのD-LUX TYP109よりもでかい。
D-LUXよりは小さいかなを期待していたので、このデカさはちょいと期待はずれなのでした。
センサーもAPS-Cなのが売りではありますが、だったらGR2もAPS-Cだしなぁ~。その辺かぶるしさらにでかいとなるとなぁ~。
でも、GR2はもう数年前の機種だしなぁ~。D-LUXは意外と色味とか好みだからなぁ~パナライカとはいえどもLEICAのマーク付いてるし(笑)
などなど、手持ちのコンデジにいろいろをかぶる点があるのは確かなのです。
でも、こういうデザイン好きなんだよなぁ~OVFだし。OVFとEVFを切り替えるレバー操作が秀逸!
普段慣れてしまったEVFでみる画像が実際の画像であるOVFを通して見る画像と違う色合いなのがビックリなのです。
これ、所有欲はめさめさ満たされるよなぁ〜。
また、LEICAブランドのチェキであるゾフォートもやはりデカい。まぁ、これは当たり前の範疇ではありますが。
チェキフィルムを入れなきゃならないんで、ある程度の大きさは必要なんですよね。
でもボディの色展開といい、持っているだけで楽しくなってくるようなカメラであることは確か。
気に入った写真を手元に置いておくこともできるし、デジカメとは違った写真との接し方ができるとなると、楽しみの幅が広がりそうな予感はするのです。
などと、実機確認してみたらあぁ~でもないこぉ~でもないとさらにパニクリ加減が倍増し、人生に疲れて逃避行動に入ってしまいました。
このまま冷静さに欠いて決断しては後悔する!と。
多少なりとも購買欲を安定させるためには、別のモンを買って、一時の物欲の沈静化を図るしかございません。
して、脊髄反射でポチってしまったのがこちらのおもちゃのようなおもちゃでないレンズ。
オリンパスのボディキャップレンズBCL-1580 SLV。
なにやってんの?とお嘆きの貴兄、だってカメラ屋でもらってきたPENのパンフレットの中で宮崎あおいが持ってるPEN E-PL7にこのボディキャップレンズがついてて可愛かったんですよぉ~...(T^T)涙。
カメラ女子を目指すおじさんとしてはこれは手にしないワケにはいかないのでありますっ!!
このBCL-1580、レンズではありますがオリンパスの製品の括りとしてはアクセサリーのカテゴリーなのです。
だからかどうかは知りませんが、レンズにしては格安!?
Amazonさんでは4千円チョイ。これに貯まってるAmazonポイントを吐き出して2千円チョイでポチっとなのです。
ということで、開封の儀。
箱の中身はこれだけ。BCL-1580本体とペラペラの取説のみ。
まさにボディキャップの如く、薄い形状なのです。
ちなみに左側にあるレバーでレンズカバーの開け閉めと無限域→パンフォーカス→近接域(30cm)の調整をしてピントを合わせるようになってます。
なので、このレンズ装着したらMFのみになり、AFは作動しませんのであしからず。
裏側(カメラボディ側)はこんな感じ。けっこうチープ感は否めません...(^^;)ハハハ。
レバーを動かすとこんな感じでレンズが現れます。
このBCL-1580をPEN-Fに装着して弄ぶわけですが、弄ぶ前のM.ZUIKO 14-42mm F3.5-5.6 EZ ED MSCを装着したPEN-Fのお姿はこんな感じ。
これでもパンケーキレンズを付けてるんで十分コンパクトな方ですが......。
BCL-1580を付けてみると、なんじゃこらっ!?なほどコンパクトに、そしてチープなPEN-Fのお姿に...(; ;)ハラリ。
これ、シルバーじゃなくてブラックにすればよかったかも......。
PEN-Fのボディにボディキャップを付けた印象と変わらないほどです。
でも、これで普通に撮影できてしまうのがこのおもちゃのようなBCL-1580のスゴいところ!
上の写真は角度とライト的になんかチープな感じですが、上に向けて撮ってみると、若干まともかも(笑)
ちなみにこの状態のPEN-Fさんだと、富士フイルムのX100Fより実はコンパクトなのです...(^^;)ハハハ。
真上から見てみると、やはり薄い。レンズがあるようには見えません。
横からだとこんな具合。
GR2の電源OFF時のレンズ部の出っ張りと変わりませんなぁ〜。
でも、GR2は沈胴式なんで電源ONにするとレンズが出てきますが、このBCL-1580はこのままの状態で撮影可能なのです。
なので、PEN-Fの電源を入れて、パンフォーカスにレバーを合わせて、パシャパシャ撮るだけということを考えるとGR2よりもスナップシューターになり得るかもしれません。
とりあえず、BCL-1580を付けてなにも本体側を弄らず一発目の試し撮りをD-LUX TYP109で。
まともにピント合わせもしてないモノの、思ってた以上に撮れるかも?といった感じ。
トイカメラみたいなチープな出来映えでも十分よかったんですが、普通に撮れるレンズのようです。
ちなみにその後いろいろブログを見て廻り、とりあえずBCL-1580用のセッティングとしては以下の通り。
- 撮影モードは絞り優先モード
- ISOはとりあえずAUTO
- 手ぶれ補正の設定を15mm
- 後はその時の光の具合で露出ダイアルで調整
しばらくはこれで遊んで、物欲を沈静化させるのです(笑)
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