迷走の果てに、フィルムカメラの世界に足を踏み入れてしまったボクではあるが、やっぱり写真といえばまだまだデジタルはフィルムの勝てないよね!
なんていう世迷い言をいうつもりは毛頭ない。
デジタルにはデジタルの、フィルムにはフィルムの良さがどちらにもあると思っている。
なので、やはり、デジタルはデジタルで武器を増やしたい今日この頃なのである。
がっ!?PEN−F向けのレンズもおそらくこれで落ち着くのではあるまいか?という1本がこちらである。
今年早々に販売となったOLYMPUSのプロ用レンズM.ZUIKO ED 12-100mm f/4.0 IS PROである。
12-100という数字が誇らしげなパッケージ。
ちなみにこの数字、35mm換算だと24mmの広角域から200mmの望遠域までこれ1本でカバーできるのである。
しかも、f値は可変ではなく12〜200mmまでf4.0の通しである。
f4.0なんで、中三元レンズと言われるレンズ群をほぼコレ1本で賄えることになる。
OLYMPUSのプロ用レンズといえば、これまではf2.8だったがそれに比べると一段ほど暗めとはいえ、そうそうf2.8とf4.0の違いを鮮明に表現するようなプロの腕前を持っているわけではないパッと出の小僧には十分なパフォーマンスのレンズなのだ。
まずは、開封の儀。
内蓋をあ゛っ!?減るとやはりデカいレンズはドシリと鎮座坐してございます。
パッケージの中身はレンズ袋に本体、保証書に取扱説明書、そしてレンズフード。
レンズはとにかくデカいのです...(^^;)ハハハ。
このデカさ故に、これまで即ポチに至らなかったのは事実です。
このM.ZUIKO ED 12-100mm f/4.0 IS PROの評判を見る限り、f4.0通しの中三元レンズであること以上に、この手ぶれ補正機能が上げられる。
OLYMPUSの最新マイクロフォーサーズカメラであり、フラッグシップ機なOM-D E-M1 MarkⅡとM.ZUIKO ED 12-100mm f/4.0 IS PROを組み合わせると夜間撮影で2〜3秒の手持ちでもブレることなく描写が出来るという。
この機能が、同じくPENシリーズのフラッグシップでもあるPEN-Fとの組み合わせでも可能なのだ。
レンズキャップを取ったM.ZUIKO ED 12-100mm f/4.0 IS PRO。
大口径レンズ並の口径である。
まずはレンズ保護のためにレンズフィルター装着。
いつものKENKOさんのZeta+。
ケースから取り出して、
レンズに乗せます。
なぜか、新しいレンズを手にするたびに、このフィルターを付ける瞬間が一番ハァ〜ハァ〜いたします(笑)
ちなみにレンズフードを付けるとさらにデカく...(^^;)ハハハ。
このレンズフードは使用しない際には逆さにレンズに刺して固定しておくことが可能です。
図体がデカいんで、後ろから見るとこんな風にイモムシのよう...(^^;)ハハハ。
これをPEN-Fのボディに装着すると、以前シミュレーション画像で見たとおり、まるでカメラとのバランスが取れません...(^^;)ハハハ。
これが一番の難点ですなぁ〜。
レンズのオマケに四角い箱が取り付けられているかのような印象。
レンズを望遠域の200mまで合わせると、デカいレンズがほぼ1.5倍に成長してここまで長くなります(笑)
上からみるとこんな感じ。PEN-Fの横幅よりM.ZUIKO ED 12-100mm f/4.0 IS PROの長さの方が長いんじゃなかろうか?
正面から撮ってみるともはやなにを写しているのかよくわかりません(笑)
上から望遠域で最大長にしてみた場合。
笑えるほど奇妙な見た目になります(笑)
そんなこんななM.ZUIKO ED 12-100mm f/4.0 IS PRO。
バランスはモノの見事にあいませんが、これならチョイと距離を置きつつネコ歩きの良い相棒になるのではないかと...(^^;)ハハハ。