池袋西口の鰻の名店というと『かぶと』さんですが、なにせこちらは人気店過ぎて数ヶ月先まで予約で埋まってて、お店に立ち寄っていただくというコトがまず出来ないンでいまだに入ったことがございません...(^^;)ハハハ。
そういえば、もう一店あったよな?と思い出し、向かったのが川魚問屋直営の『まんまる』さん!!
金沢に引っ越しする前もしばらく行ってなかったと思うンで、もうあれこれ5、6年ぶりくらいでしょうか?
こちらのまんまるさんの名物はコスパ最強といわれる限定20食のまんまる丼!!
このまんまる丼を求めて、10時半前後くらいから整理券をもらいに並んでいるそうです。
みんなまずは整理券をもらいに並んで、その後開店時にまたやって来るというのがまんまる丼をいただく作法なのだそうで。
なので、開店直後は特に混み合う模様ですが、このまんまる丼軍団が引くと12時過ぎくらいには並ばずにも入店できる感じ。
でも、この時間にはすでに名物まんまる丼は売り切れ御免状態になっております。
ちなみにお昼のお食事メニューはこんな感じ。
かなり久々に来てみたら、肝のせだのうなタレ半熟煮玉子だの、興味をそそられるトッピングがっ!?
お昼でも一部おつまみのやってます。
夜は普通に飲み屋営業なんで、夜のおつまみも。
お昼前の店内は満席状態。
まんまる丼軍団が引くまで、こじんまりした店内は活気に溢れます。
昔は券売機とか無かったよぉ〜な気がするんだけど、券売機で食券を求めて着席しましょう!
お弁当もやってるみたいですなぁ〜。
これ、いちど試してみたいと思ったのが特売蒲焼予約販売!
こんど電話してみよう!!
店内カウンターの壁には様々な銘柄が。
山椒は粉末モノでは無く、乾燥した実をガリガリするタイプ。
なので香りがとてもよいのです。
ついつい券売機のメニューに惹かれてしまった鯉の洗い。
鯉の洗いなんて何年ぶりだろ?
実家は内陸の北関東の沼地なんで、新鮮な刺身というと鯉や鮒の洗いだったのです。
小さい頃はサッパリしすぎてるし小骨があるしで、けして過ぎだったわけではないのが、歳取るとこれが旨いンですよねぇ〜。
なんの臭みも無く、お上品な鯉の洗いでございます。
そしてまんまるさんの特うな重肝玉子のせ!
まずは肝吸いに、
うなタレ半熟煮玉子にお新香。
鰻のタレに漬け込んだ半熟煮玉子はこんな感じ。
玉子の黄身の濃厚さにうなタレのコクが加わり、かなりズッシリくる逸品です!
そして、重箱の隅から隅まで鰻の蒲焼きで覆い尽くされた特うな重!
テンション上がりすぎて目眩がしてきます。
そこにうなタレ染みわたる肝のせ。
肝串ではなく、この肝のせっていいですねぇ。初めてですが。
がりがりっと山椒を摺って。
まんまるさんの鰻の蒲焼きは、蒸して焼く関東風ではあるモノの、タレの照り具合からなのか、表面は関西風のようなパリカリッとした香ばしさを感じます。
こんな旨かったっけ?という5、6年ぶりの実感。
今度は是非まんまる丼のために整理券もらいに並んでみようかと(笑)
池袋西口の鰻の名店の間違いない一つはまんまるさんでございます。