このところ要町方面まで足を伸ばしての外食の機会が続いておりますが、今年に入って要町の駅周辺もポツポツと新しいお店が増えておりまして。
平日朝ン歩のコースでちと気合いを入れたときはこの辺まで足を伸ばしてるんですが、なぜか気付かずに通り過ぎていたのですが、こちらの要町駅池袋方面出口から地上に出たところの『うなぎ屋永井』さんは半年くらい前には開店していらっしゃったようで...(^^;)ハハハ。
要町界隈はそういえば鰻屋さんがほとんど無かったんで、これはお客さん入るのでは?と夕方の営業開始早々にお邪魔してみました。
店内1FはLカウンターで7、8席程度のこじんまりしたお店でございます。2Fもあるのかな?
メニューは御覧の通り、鰻屋さんのメニューは一通り取り揃えていらっしゃいます。
でも、このうなぎ屋永井さんが秀逸なのは鰻の焼き方が江戸前(関東風)と地焼き(関西風)から選べること!
これを観て、食べる前からボクのお気に入りリストに書き込まれましたっ!(笑)
カウンターの調味料は山椒にうなぎのタレのみ。
うなぎ屋さんて大体こんなもんですよね。
そしてこの日のラインナップはこちらっ!
とにかく以前別の鰻屋さんでせこく注文して全然満足感を得られなかったトラウマがあるので、鰻を喰らうぞっ!という時は金に糸目を付けずにまずは贅沢しまくることとしております!!
ということでうな重(重ね)特上でございます。
こちらがうな重(重ね)特上の勇姿!
お重の隅から隅までギッシリと鰻の蒲焼きが敷き詰められております(笑)
お新香は胡瓜と大根のぬか漬けに奈良漬け。
ビックリしたのが肝吸いで、写真では解りづらいですが肝吸いの肝っておまけに端っこがちょっと入っているくらいが昨今の常識かと思ってたんですが、うなぎ屋永井さんの肝吸いの肝は丸々と膨らんだ肝のトロみも味わえるようなシロモノでした。
これには鰻を喰らう前からテンション上がりましたね(笑)
鰻はもちろん関西風の地焼きで!
金沢時代にハイブリッドな蒸さずに焼いた鰻の蒲焼きを体験してから、ボクは関西風信者になったンですが、池袋ではなかなか関西風を味わえるお店が無いんですよね。
辛うじてまんまるさんで鰻の蒲焼き単体を注文するときに関西風で出してくれるくらいで。
なので、この脂がしっかりと残った濃厚な地焼きの蒲焼きはサイコーでございます!!
さらに(重ね)ってご飯と鰻で段々になってるのかと思ってましたが、シンプルにご飯の上に鰻が二枚重なってるんですね...(^^;)ハハハ。
また、ご飯もべとついて無くちょっと硬めで蒲焼きのタレとの相性も抜群で、これはリピート決定だなと(笑)
さらに肝焼きと注文したんですが、この日の肝が小振りだったのが大将も納得いかなかったようで、骨せんべいを追加してくれました。
こういう心遣い、ますますファンになってしまいます(笑)
先ほどの肝吸いの肝でもビックリしましたが、肝焼きの肝も中はトロぉ〜りと焦げ目はカリッと香ばしくて文句の付けようがない逸品でございます。
うなぎのタレで口中の甘味をリセットするのに骨せんべいはいいですね。
塩気がちょうど良い按配で、ちょっと一杯やりたくなるような味でした(笑)
そんなこんななうなぎ屋永井さん。
まずは最初の訪問だったんで、とにかく一番のモノをいただきましたが、そうそう毎回こんな贅沢はしてられないので、次回はランチタイムのお得な鰻をいただきたいと思います(笑)