世の中には酔狂な方々が大勢いらっしゃるようでLeitz Elmar 35mm f3.5縛りで、『Elmar35』という展覧会を開催されていらっしゃったりしている。
最近ますますLeicaレンズの価格が高騰していて、APOなんちゃらとかの解像モンスターレンズには現実感がなさ過ぎて購入意欲も沸かないんですが、逆にやっぱり小さく薄いレンズが正義だよねっ!ムフゥゥゥ〜〜ッ!!と自己満で鼻の穴を膨らませていたりするのですが、Elmar35縛りにこんなに人が集まるのかと知るとやはり我が家のちょいとクセのあるLeitz Elmar 35mm f3.5に手を伸ばしたりしてしまうのです。
元々写真を趣味にするようになった頃合いは28mmがしっくりくる画角で、35mmは中途半端、50mmは狭すぎる!と思ってたのもつかの間......。
最近では以前ほど苦手では無くなったモノの、35mmでもちと広すぎかな?という感覚で、やはりしっくりくるのは50mm近辺...(^^;)ハハハ。
ということで、しばらくはLeitz Elmar 35mm f3.5で遊んでたんですが、8月に入るとLeitz Elmar 50mm f3.5に付け替えての平日朝ン歩でございます。
50mmの画角に安心するというのもあるんですが、我が家のLeitzレンズは安物が多いンでいまいち安定感がないんですが、この赤エルマーことLeitz Elmar 50mm f3.5はそれなりのお値段のモノをお連れしたんで、写りが安定してるんですよね。
ちなみにこちらのお庭では以前は餌待ちのキジ白さんをお見かけしていたんですが、最近は直立不動の御狸さんをお見かけします。
週明け必ず参拝している村の鎮守の御嶽神社の手水舎。
ここも毎週写真を撮ってるんですが、レンズを向けるまでは無風なのになぜかレンズを向けてピントを合わせていると必ず風が吹き抜けます......謎。
お散歩カメラのLeica M9-PはKodakのCCDセンサーなんで、そのこってりした色味を体感すべく、朱色を見かけると必ずシャッターを切ってしまいます。
Leitz Elmar 50mm f3.5はスクリューマウント(Lマウント)のお爺ちゃんレンズで3群4枚のレンズ構成なんで、現代のLeicaレンズのような解像番長と光学的には比べるまでもないんですが、これだけ写れば充分じゃないですかねぇ。
3群4枚のレンズ構成といえば鷹の目テッサーと同じ構成。
最低限のシンプルな構成で、小さなレンズでもここまで写る!というところにElmarの潔さを感じます。
それとやっぱりM9-Pならではのこの色味ですかね。
現実をそのまま写しだしているか?というとちょっと違いますが、時に絵画調とも思えるような画を見せてくれるのがたまりません。
この東武東上線線路脇のガリガリも何度かアップしてますが、奧のクッキリした管と手前の柵の優しいボケが、なんかこれくらいでいいんだよねと感じてしまいます...(^^;)ハハハ。
朝陽に照らされる花びらと影のグラデーション。
赤なので(笑)
背中側から朝陽に照らされる階段路地。
こういう状況はM9-Pはまったく向いてないですね。
露出も白飛びしちゃうし、WBも影の部分が青みがかったり、Kodak CCDセンサーが暴れまくってます(笑)
Leitz Elmar 50mm f3.5はあまりメタリックな描写は不得意なのでは?と思ってたんですが、ヘルメットのてかりを見る限りそうでも無いですね。
朝日に照らされる仁王像。
これ、ラブホテルの入り口の両脇で阿像吽像が睨みを効かせてます(笑)
池袋北口のホテル街の朝は一晩の営みを垣間見られてなかなかオモシロい時間帯。
この『X』のまえではついついセルフポートレートを撮ってしまいます(笑)
赤なので(笑)
センサーが暴れるんで普段は0.7段ほどアンダー気味で撮るんで、あまりハイキーな写真はないんですが、これシャッタースピードの設定失敗してハイキー気味に撮れたヤツなんですが、ハイキー気味だとちょっとフィルムっぽく感じますね。
これ、いつもジブリ映画に出てきそうなロボットだよなぁ〜と思いながらシャッターを切るのです。
最近池袋界隈の路地に増えているLUUPの駐輪場。
なんかちょっと前までレンタサイクルの駐輪場だったところが、急にLUUPに置き換わっています...(^^;)ハハハ。
富士見橋を歩いていて、橋桁が『A』だ!と思ってピントを合わせていたらちょうどそこにminiがっ!?
赤なので(笑)