8月に野毛界隈を徘徊して、初めて大岡川の辺に建つ都橋商店街を拝見したのですが、戦後ヤミ市とともに発展して現在に至るこの野毛エリアとは大岡川を挟んで反対側の福富町には赤線の名残とともに風俗街が展開しているという話を耳にいたしまして。
これは再び足を踏み入れないわけにはイキますまい!と8月以来三ヶ月ぶりにやってまいりました!
前回はこの大岡川の左側を中心に徘徊したのですが、
今回は大岡川の右側、こちらの福富町を徘徊いたします。
この日のお供はLeica M9-PにLomo LC-A Minitar-1で。
宮前橋からまっすぐ進んだところはアーケード街になってます。
といっても、そこかしこに韓国家庭料理のお店や焼き肉屋さんが並んでおり、この辺りは横浜のコリアンタウンと言われているようですね。
福富町の真ん中を東西に走る仲通りをメインストリートとすると、その北側を並行して走るのが西通り。
一見なんてことない脇路地のようですが、この辺りが夜になると大人の街になるようです。
こんな看板がデカデカと掲げられていたり(笑)
なにせ、無料案内所が男塾でございます。
こんなところに『男塾』の看板を掲げていることを知ったら、江田島平八にぶっ殺されそうですが...(^^;)ハハハ。
風俗街と言うほど大人なお店が乱立している感じでも無く、どちらかというと飲食店がほとんどといった感じ。
ですが、やはり夜の街だからか日中はほとんど人通りがないですねぇ。
福富町散策でお目当てにしていたのがこちらの物件!
1Fから7Fまで夜の大人なお店のデパートのようになっておりますGMビル。
横浜で赤線といえば、有名なのは白塗りの濱のメリーさんですが、生前そのメリーさんがこちらのビルに住み着いていらっしゃったとか。
バブルが匂い立つような豪華な内装だったそうですが、現在は入口が閉鎖されて、ビルの中を確認することはできません...(; ;)ハラリ。
この辺りは少々大きめの箱のお店が多いようで、こちらはICE LOUNGEというお店の前に腰掛ける骸骨デュオ(笑)
ブラブラしていたら清正公通りのアーチのところまで来ていました。
『清正公』というからには加藤清正絡みなのでしょうか?
脇路地の裏路地のようなところも入り込んでみたり(笑)
仲通りの南側は東通りという感じで、先ほどの西通りと同じようにこの辺りもいわゆる夜の大人のお店がぽつりぽつり残ってます。
クラブやスナックといった感じの末廣ビル。
多くの恋人たちが、寂しい男たちを慰めてくれます...(-人-)合掌。
そんな東通りを後にして、福富町徘徊は終了です。
大人な街並みは福富町に収まっているかと言えばそうでも無いようで、福富町に隣接する吉田町あたりも、今風なお店が軒を連ねていたりします。
ちなみにこちらは地中海料理のお店のようで、赤・青・白の色味が綺麗だったんでパ写リ!
そのお隣がなんと早くもクリスマスな飾り付けで。
ここはガールズバーの類なのかな?
さてさてどうしたもんか?ということで、ここは定番の馬車道を通って戻りましょうということで(笑)
そういえば、これまで横浜来てこの『馬車道』と歩いたことってなかったかも?
そんなこんなでみなとみらい線の馬車道駅から帰宅でございます。