今となっては言い訳にしかならないが、ホントついこの間までは新しいカメラをお迎えするつもりなど毛頭なかったのである。
世間では秋の新製品ラッシュでNikonからはNikonユーザ待望のNikon Zfが発売開始と騒ごうが、Sonyが最小フルサイズミラーレスの新型を発売しようが、ボクにはLマウントのLeica CLとLeica M9-PとLeicaレンズがあれば充分!となんの興味も沸かずにスルーしていたノである。
そう!スルーしていたのであるが、たまたませっかくAPS-C用Lマウントレンズも揃ってきたことだし、フルサイズのLマウントカメラでもあるSIGMA fpとか安くなってきた頃合いかね?
などと悪魔の巣窟であるマップカメラのサイトなんぞを覗いてみてしまったのが運の尽きだったのだ...
最初のウチはfpとfplを比較し始め、でもやっぱりファインダーが欲しいよな?とあの横にブッ刺すファインダーを吟味し始めたところ、どうせファインダー在りきで考えるなら、fpよりもSony α7CⅡの方が出たばっかりだし良くね?
恐ろしいことにマップカメラという資本主義の化け物は先取交換という、買取商品前提でさらに買取率UP等という魔法の手段の利用が可能であり、我が家のLマウント機材及びこれまで細々と活用してきたSony α7Ⅱ等のα7CⅡ導入にともない必要なくなると思われる機材一式の買取シミュレーションをしてみるとなかなかの金額なのである。
こんな当初は想定もしなかった方向に脳味噌が論理計算を始めてしまい、気がつくと足が新宿西口に向かっていたのである。
ここ数年なりを潜めていたカメラ沼の再発である。
ということで、この度意を決してLマウントの機材すべてを買い取りしてもらうこと前提でお迎えしてしまったのがこちらのSony α7CⅡ!
先代のα7Cのころから頭を過ってはいやいやこれは無いだろうと振り払ってきたカメラの二代目をとうとう手にしてしまったのだっ!?
ということで、早速帰る途中のコメダ珈琲店で開封の儀でございます!(笑)
ってか、ここで開けるのって何年ぶりだろか?おそらく都内帰郷後に初めてミラーレスカメラ(当時はOLYMPUS PEN-F)を購入した2016年の冬以来...(^^;)ハハハ。
ちなみに今回購入したSony α7CⅡはズームレンズキットでございます。
にも関わらずこんなに箱小さいの?とビックリしました(笑)
パッケージの右側は二段になっておりまして、下段はこんな感じ。
パッケージの中身を全部出して広げるとこんな感じ。
α7CⅡ本体とバッテリー、標準ズームレンズのSEL2860、α7CⅡのロゴが入ったストラップにペラが数種類。
こちらがα7CⅡ本体!
まぁ、先代とガラッとデザインが変わったわけでもないのでこんなもんだよねと。
これまでAPS-CセンサーのLeica CLというとてもコンパクトで撮り廻しが良いミラーレスを使って来たんで、それよりはゴツいけどでもフルサイズでここまでコンパクトに詰まってる感を醸し出しているのは、モノに神性を感じるガジェッターとしては合格でございます!!
上から見る軍艦部はこんな感じ。
ホント必要最低限で、左側からスピーカーの穴、マルチインタフェースシュー、モードダイヤル、その下のレバーが撮影モード切替(静止画、動画、S&Q)レバー、後ダイヤル(ここは露出補正を設定してます)、動画ボタン。
グリップ部分がシャッターボタンに電源ボタン。
ボク的にはカメラは四角い物をヨシとしているんで、どぉ〜しても一眼レフ以来のあの真ん中のペンタ部の出っ張りが許せないんですよね。
なので今回ミラーレスもα7Ⅱを買い取ってもらって、α7CⅡに変わったンで、これで所有するカメラの軍艦部はすべてペンタ部がない四角いカメラのみになりました\(^O^)/
本体右側はこんな感じで三段のカバーに覆われております。
上段はマイク端子、充電ランプ、USBーC端子。
今回パッケージには充電アダプターとかUSB-Cケーブルとか附属していないんで、お手持ちのUSB-Cケーブルをここに刺して他の手持ちの充電アダプターとかで充電することになります。
なので、なにもお手持ちが無い貴兄は一緒に充電アダプターを購入した方がいいかもしれないですね。
中段はメモリーカードスロット。
下段はHDMIマイクロ端子、ヘッドホン端子、アクセスランプになります。
反対の左側側面はグリップ部のみで特に機能は割り振られてないですね。
底面はこの通り。グリップ部にバッテリーカバーとレンズ中央に三脚ネジ穴。
バッテリーカバーを開けるとバッテリー室内はこんな感じ。
とりあえず附属のバッテリーを入れてみます(笑)
背面はこんな感じで、Leica CLに比べると随分ゴチャついてますが、まぁSonyのデジカメの中ではまだ必要最低限のボタン数かな?と...(^^;)ハハハ。
左上からファインダーにアイセンサーと視度調整ダイヤル。
一番大きな面積を取っているのが7.5cmバリアングル液晶モニター。
右側のボタン類はメニューボタン、カスタムC1ボタン(ここにはAPS-C切替を設定)、後ろダイヤルL(初期設定のまま)、AF-ONボタン(特にこの機能は使わないので、代わりにピント拡大を設定してます)、ファンクションFnボタン、コントロールホイール(初期設定のまま)、再生ボタン、カスタムC2ボタン(初期設定のまま)。
グリップ前面には前ダイヤル。ここも初期設定のままかな?他のカメラでも前ダイヤルは絞り設定にしてるんで、これも同じく。
キットレンズは広角28mmから標準60mmまで抑えられるズームレンズ。
まぁ最初のウチしか使わないと思いますが、と思っていたんですが、これが思ってた以上に軽くて使いまわし良さげなんですよね!
ちなみにスーパー35mmモードと併用すると望遠側が1.5倍になるんで、これ一本で28mm〜90mmと中望遠域までカバー出来るんで、普段使いにはじゅうぶんッチャじゅうぶんですね。
でも絞りがF4〜5.6の可変なんでボケ好きな貴兄としては満足出来ないかもしれませんが、ボク的にはボケはどうでもいいんでこれがキットレンズで付いてくるのはお買い得かと思います。
ちなみに使用時にはここまでレンズが繰り出されます。これはワイド側28mmの時。
ちと見た目が無様ですが...(^^;)ハハハ。
反対のテレ側60mmの時はこの程度に!といってもほとんど違いがわかりません(笑)
さすがにキットレンズに選ばれているだけあって、α7CⅡにSEL2860を装着するとちょうどいいバランス!
上から見てもレンズの出っ張りはこの程度で、普通のバッグに入れて持ち運ぶにはこの程度であれば特に邪魔にもならないかなと。
撮影時は......なんかやっぱりちと無様ですが(笑)
ということでレンズも付けて見たんで本体の設定をしようかと電源を入れてみました。
するとまずは「アクセシビリティ機能」の設定から始まります。
さすが今どきのデジカメだけあって、さっそくスマホとの接続を促されます。
単純にBluetoothかWiFiの設定をすればいいのかと思っていたら『Creator's App』というアプリをインストールせよ!との思し召しっ!?
仕方が無いの手持ちのiPhoneにCreator's Appをダウンロードします。
ダウンロードしたら、使用許可やら同意してインストール。
インストール完了後にサインインなんですが、ここで手間取り!?
一からアカウント作成なら何の問題も無いと思いますが、ボクの場合ほとんど利用したことがないMy Sonyのアカウントを普段使いのメアドで登録済みらしく、PWがわからないっ!?...(^^;)ハハハ。
結局PWの初期化をして再度PWを設定した後にサインイン完了!
ようやくカメラとの接続の画面まで来ました...(^^;)ハハハ。
カメラの日時とかはスマホの時間と同期取った設定が出来るんですかね?
なんやかんやわからンうちに設定完了!
これでよぉ〜やくCreator's Appでα7CⅡが操作出来るようになるようです。
とりあえずこれで最低限の設定は完了なのか、気がつくと本体のモニターにはタッチ画面の使い方の図が表示されてました。
ちなみに本体と同時に購入したのがこちらのグリップエクステンションGP-X2!
パッケージの中身はグリップ本体とペラ二枚。
こちらがGP-X2本体でございます。
先代と違ってギミックが一つあり、ロックボタンを外すとこのようにグリップ部分だけが稼働するようになります。
これでなにが嬉しいかというと、いちいちグリップエクステンションを外さなくてもバッテリー交換が出来るのです。
先代はいちいちグリップのネジを緩めてずらさないとバッテリー交換が出来なかったのが面倒くさかったんですよね...(遠い目)。
ちなみにこちらはカメラ接続面。三脚穴にねじ込むネジが見えております。
横から見るとこんな感じ。
ちなみにSony α7Ⅱに先代のGP-X1EMを接続した姿がこんな感じ。
たしかに必要最低限にグリップ部だけ長くなって持ちやすくはあったんですが、反対側は長くなってないんでカメラを置くと傾いてしまうという、なんともデザイン的にどぉ〜よ?という無様を振りまいていたわけでございます...(^^;)ハハハ。
α7CⅡにGP-X2を装着!
今回はグリップが長くなった分、ネジの部分で同期を取って平行を確保するというデザインに変わっております!?
なのでどこにおいても傾くということがございません!!(笑)
さらにはいちおう予備バッテリーは必要だよね!ということで充電池NP-FZ100もあわせて購入でございます。
パッケージの中身はこんな感じ。
ということで充電前のバッテリーは初期設定をする程度分しか残量がないんで、電池が切れる前にいつものファーストショットは我が家のフォトジェニック、うちの小春さんをパ写リ!
クリエイティブルックとか特になにも設定してない生身の一枚でございます。
スタンダードでも結構鮮やか目?
ちなみにレンズはキットレンズのSEL2860でございます。
そんなこんなで突然始まってしまったSony α7CⅡ生活!?
さてさて、この後の展開は?
さてさて、その後の展開は?と待つことなくそのまま話は続きます。
Sony α7CⅡ購入前にワンプライスなオンライン買取査定をしたのがこちら!
この2年間お世話になってきたLeica CLのプライムキットを始め、SIGMA 90mm F2.8 DG DN、SIGMA 23mm F1.4 DC DN、SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN、SIGMA 30mm F1.4 DC DN、TECHART LM-EA7、Sony α7Ⅱ、Sony グリップエクステンション GP-X1EM、TTArtisan 25mm F2、TTArtisan 23mm F1.4。
Lマウントシステムでやっていくモノと思われましたが、結局またEマウントシステムに戻るべく、この買取の原資で先取購入したのがこちら!?
Lマウントシステムでその使いまわしの良さと金属感でお気に入りレンズだったSIGMA Contemporaryシリーズから、24mm F2 DG DN、35mm F2 DG DN、45mm F2.8 DG DN、50mm F2 DG DN、90mm F2.8 DG DN、28-70mm F2.8 DG DNと6本のレンズが一気に生えてきました...(^^;)ハハハ。
いやぁ〜こんな贅沢な大人買いをしたのは初めてですが、なかなか清々しぃ〜ものですなぁ〜(笑)
なんかどれもこれも同じようなレンズですが、どれもこれも金属とガラスの塊な今風の単焦点5本と標準ズームレンズ1本でございます。
まずは、ちと大きめなのがSIGMA Contemporary 28-70mm F2.8 DG DN。
キットレンズよりもちょっと長くて、一律F2.8という標準大三元ズームレンズ!
SIGMAならではの見た目のコンパクトに加え、コストもコンパクトでございます(笑)
広角系単焦点レンズはSIGMA Contemporary 24mm F2 DG DN、35mm F2 DG DNの2本。
標準域の単焦点レンズはSIGMA Contemporary 45mm F2.8 DG DN、50mm F2 DG DNの2本。
45mmのコンパクトさが箱から出した瞬間に気に入りました(笑)
中望遠はSIGMA Contemporary 90mm F2.8 DG DNの一本。
これはLマウントの同じ物を池袋ネコ歩きminiで使用してたんで、スーパー35mmモードで使うと135mm相当になるし猫用レンズですね!(笑)
そもそも望遠レンズというものは135mm以上のモノは滅多に使うことないンですが、機会があれば以前から防湿庫で密やかに佇んでいるTAMRON 28-200mm F2.8-5.6 Di Ⅲ RXDを持ち出せばいいかなと。
また防湿庫を漁っていたらこんな懐かしいレンズが出てきましたっ!?
Kodak Ektar 44mm f3.5ですね。わざわざEマウント用に改造しているレンズなので、マウントアダプターを経由することなくそのままα7CⅡでも使えます(笑)
そんなこんなで、こんな感じでこれからはEマウントシステムでやっていくのでございます!