昔々からLeicaの90mmは評判が高いという。
とはいえこれまでLeica Mシリーズ用のレンズとしては全然望遠に興味が沸かなかったボクなのだ。
好きな画角は望遠よりも広角なので、Leica Mに付けるのも28mm〜35mm。
せいぜい50mmくらいまでしか視野に入ってこなかったのだが、先日Voigtlander 75mm f1.8を試したところ、思っていた以上に望遠域も使いやすい。
特にネコ歩きをする時には余りよらずに済むんで、当然のことながらネコさんたちに警戒されずに撮ることが出来るのだ。当然ですが...(^^;)ハハハ。
そんなことから望遠レンズにも興味が沸き、いろいろと物色の旅が始まったのである。
いつもの銀座界隈の中古カメラ屋さんだけに飽き足らず、ついに新宿の中古Leicaの聖地まで足を踏み入れることに相成りまして......。
沼はますます広がり、深くなる一方なのでございます...(^^;)ハハハ。
そんな中から、程度の良かった一品がこちらのLeica Elmarit 90mm f2.8。
1959年に登場以来、1968年にかけて3万本強が製造されたレンズとのこと。
このレンズ、若干難ありということでかなりお安めだったのは、ビソフレックスでも使用できるようにヘリコイド部からレンズが外れる仕様になっており、その接合部分が若干カタカタいうということで、気になる人には気になってしまうことからお安めな設定だったようで。
何度もチェックしたところ、実用上問題ではなさげだったんでお持ち帰りに。
レンズ部分はまったく問題ないし。
お持ち帰りしたElmarit 90mm f2.8はマウントがLマウント。
1958年から最初の5年間に2000本程度だけ出荷されたらしいとのこと。
そんな2000分の1が我が家にとなるとさらに情も沸くというモノ(笑)
さっそくLeica M TYP240に装着。
Mシリーズ用の望遠は一眼レフの望遠レンズと違いなかなかスリム。
ボディがただの四角なんで、細身で長いレンズとのバランスが合っているのかいないのか...(^^;)ハハハ。
でも、重量バランス的には持ちやすくていいのですよ。
ちょっと変わっているのは、レンズの根元の部分にグッタベルカが貼られているということ。
このおかげで、ボディのグッタベルカを相まって、さほどレンズの長さが気にならない錯覚をもたらします。
そんなElmarit 90mm f2.8をLeica M TYP240に装着していつものネコ歩きmini。
朝食を貪り中のキジ三毛さんにも余計な気を遣わせること無く撮れます(笑)
こちらはちょいと耳が警戒気味な白さん。
どちらかというと、カメラよりもうちの小春さんを警戒しています...(^^;)ハハハ。
堀之内橋から眺むスカイツリーのこれくらいまでは写ります。
ってか、望遠ならでは圧縮効果でよりぐいっとスカイツリーが迫って写り込んでる感じ。
堀之内橋から西を見上げるとお月様も出ていたんでパシャリ。
超望遠ではないんで、月の表面までとかは眺べくもないですが...(^^;)ハハハ。
上池袋の線路沿いの猫スポットでも朝飯中の猫さん2匹。
すいません、寄りすぎましたね...(^^;)ハハハ。
こちらは食事終わりの毛繕い。
以前3匹見かけたにしすがも橋の袂の猫スポットでは、ミニクーパーの下でボォ〜ッとしているキジ白さん。
この子はなかなか器量よしですなぁ〜。
その橋を駆け上がってドヤ顔のうちの小春さん(笑)
堀之内橋の一本奥のにしすがも橋から眺スカイツリー。
先ほどの堀之内橋からよりも近くなります。
もう紅葉も終わり掛けだったこの日、いつもの公園に向かう途中の街路樹には、秋の残滓が...。
こちらには秋の抜け殻......。
いつもの猫公園に着いてからは、Elmarit 90mm f2.8をOLYMPUS PEN-Fに付け替え。
PEN-Fはマイクロフォーサーズなんで、焦点距離はフルサイズの2倍。
なのでElmarit 90mm f2.8はPEN-Fに装着するとフルサイズ換算で180mm相当になるのだ。
これは結構な望遠レンズになる(笑)
PEN-Fのライブビューを見ながらちょっと遊んでみる。
一枚前の写真の位置で絞りとピントを回しながら玉ボケ状態に。
こちらの公園では陽が当たりづらい箇所ではまだ紅葉が残ってはいたが、でも発色がいまいち。
なんか白っぽく写っちゃってます...(^^;)ハハハ。
もう冬ですなぁ〜と、朝の寒さで耳がガジガジ...(^^;)ハハハ。
そんな中、ナンの競技か解りかねますがイランチームの面々が公園で朝トレ(笑)
結構上空にあるクレーンの操作室もここまで拡大。
駅前の水天宮に足を向けると、お賽銭箱の上にいつもの守り猫(笑)
なんかちゃっかり守っているのか、冷たい石の上から待避しているだけなのか...(^^;)ハハハ。
レンズを向けていると賽銭箱から降りてきてくれました。
がっ!?先日舌のしまい方を覚えたかと思いきや、やっぱりこの猫、舌のしまい方が解らないようです...(^^;)ハハハ。