人間、『慣れ』というモノは恐ろしいモノで......。
以前ほどデジタルガジェットにハァ〜ハァ〜しなくなったンで、近年はあまりガジェットのエントリーを滅多に上げなくなってますが、いちおうまだAPPLE信者ではあるボクなのです。
といっても、以前に比べてAPPLEの新製品ならなんでもお試し!というほどの興味は沸かず。
APPLE WATCHにはいまだ食指が動く気配も無いし、家で使っているMacも2012年のMac Book Proに2015年の初代MacBookと何世代も前のモノだけど別に不自由は感じていない。
さらに、iPhoneもこれまでならば2年使ったら新しい機種に代えることが当然のように思っていたのに、そのスケジュール感だと2015年の冬にiPhone 6s Plusにしたんで、2017年の冬に代える時期だったのだ。
ちょうど秋にiPhone Xが出た頃合いだったにも関わらず、ボクは機種変すること無くiPhone 6s Plusを3年間使い続けることにした。
なんか、全然食指が動かなかったのである。
が、この一年。iOSがアップデートする度にiPhone 6s Plusの動作が重くなり、さらに2018年も冬を迎えた頃、ちょうど丸3年くらい使用した頃になると、朝の30分ほどの通勤時間で音楽を聴いているだけで、バッテリーが50%を切るような感じになってきたのだ。
さすがにだったらそろそろ代えようかな?という気になり、よぉ〜やく重い腰を上げて機種変することにしたのです。
で、3年ぶりにお迎えした新しいiPhoneはiPhone Xs Max。
相変わらずApple製品らしい、隙の無いパッケージング。
必要最低限の説明書を外すとiPhoneご本尊様が現れる。
ご本尊様の下にはEarPodsと電源プラグ。
いつもの代わり映えのないiPhone開封の儀である。
この時、ボクは恐ろしくなったのだ。
以前だったらこの開封の儀の一つ一つの所作だけでもワクワクが止まらなかったはずなのに、今回ボクは3年ぶりに新しいiPhoneを迎えたというのに全くといっていいほどワクワクを感じなかったのである。
あぁ〜いつものヤツだよね。と冷静に眺めているだけのボクなのだ......。
ちなみに大きい大きいと言われているiPhone Xs Maxではあるが、手持ちのiPhone 6s Plusと比べても大きさそのものは変わりが無い。ベゼルレスになった分画面は大きいが、物理的な大きさはほぼPlusと同じである。
背面はこんな感じ。
ちなみにこれまで白とゴールドの組み合わせが好きだったんで、今回も迷うこと無くゴールドにしてみたモノの、ベゼルレスなんで白とか黒とか言うバリエーションはそもそもXシリーズには無かったのね?と...(^^;)ハハハ。
だったらスペースグレイとかでよかったのにと後悔です。
電源オン!
このリンゴマークと初お目見えするだけでも心躍るイベントだったのが、全く動じること無く事務処理的に進めている感じ...。
もともとのiPhone 6s Plusを近づければ設定の同期が勝手に始まるんで、放っておけば準備完了なのも変わらず。
もはやボクにとってiPhoneはハレのガジェットではなくなり、日常の道具になっているんだろうなと。
だから、お約束をお約束として確認して、設定を移行して今まで通りの使い勝手で、普通に日常で使用する道具の中の一つでしかない。
これはこれで、それだけ日常に溶け込んでいるわけだからスゴいことなんだろうけど、でも以前iPhoneに感じていたワクワク感が今回全く無かったってコトは、これはこれでショックな出来事だった。
巷でiPhoneの買い換えがAppleの思惑ほど進んでいないという報道も、こういうことなんぢゃないだろうか?
ユーザも特別感を感じないのであれば、なにもわざわざ買い換える必要もないし。
これはAppleもSONYのお約束であるSONYタイマーに匹敵するAppleタイマーを発明する必要があるのではないだろうか?(笑)
ということで、思った以上に残念なお迎えとなってしまったiPhone Xs Maxではありますが、新しいiPhoneには新しいabicaseが必要なのです(笑)
早速、abicaseさんにiPhone Xs Max用のabicaseを発注です!
なんだかんだと、やっぱり経年変化も楽しめるノーマルなキャメルがいよね!
と今回も代わり映えしない色合いで...(^^;)ハハハ。
ベゼルレスになってabicaseの形状も随分変わったんで、装着方法とかしっかりと説明されています。
こちらがiPhone Xs Max用abicase。
尻尾が紐とリングに変わってます。
内側はこんな感じ。
今回ポケットをオプションで追加してもらったンだけど、そもそもsuicaとかはApple Payで内蔵されちゃってるんで、このポケット必要なかったなぁ〜と後悔...(^^;)ハハハ。
こちらは下側。
iPhone Xs Max本体を包むと言うよりもほぼ引っかけるという感じの装着になりそう。
こちらの上部も同様で、引っかかってるだけのような感じで、ダイヂョブなんだろか?
とケースだけの形状をみていると若干不安にもなってきます。
ですが、さすがは長年iPhoneと向き合っているabicaseさん。
引っかかる程度がiPhone Xs Maxの丸みを帯びている形の部分だけど包み込む感じで。
よくこのバランス感を見極めたなぁ〜とabicaseさんの仕事っぷりに感心なのです。
もはやいつものiPhoneという感じ。
ケースの革もiPhone Xs Maxの操作に支障をきたすようなことは全くありません。
まさにベストなバランスで成り立っている逸品なのですっ!
なんか、iPhone Xs Max本体ではワクワクしなかったのに、abicaseの作りにはワクワクしている自分(笑)
ちなみに左側は一年前に支給された会社ケータイのiPhone 8s Plus用のabicase。
一年でこれほど経年変化してきます。
日々飴色になっていくのが楽しみなabicaseなのでございます。