先日Leica M2を手にして以来、35mm病に罹患している今日この頃でございます...(^^;)ハハハ。
Leica Mの標準レンズは50mmか35mmか?とはLeica Mの華麗なる歴史とともに繰り広げ続けられている永遠のテーマですが、これまでのボクはどちらかというと50mm派だったのです。
かといって、50mmにこだわり抜くというストイックさもなく、意志薄弱児として生まれ育ったため、とはいえ35mmも必要だよね?とこれまでSummicron 35mm f2.0だの、Elmar 35mm f3.5といった35mmも手元に抑えてはいるのです。
そんなところに35mmブライトフレームのみを表示するLeica M2なんかが来てしまったモンだから、これからは35mmでいこうかななんて気になってしまったモンだから質が悪いのでございます...(^^;)ハハハ。
もちろん性能的にはSummicron 35mm f2.0もあるし、何気に気に入っているElmar 35mm f3.5もあるんで、それを使えばいぃ〜ンじゃね?
ということなんですが、沼の女神様は甘い言葉で誘うのです。
そぉ〜だ、まだ試したことないレンズあったよね?と。
もう、ボクの頭にはSummaron 35mm f3.5がインプットされてしまっているのです。
あのコンパクトにキュッと詰まった筐体そのものが愛くるしいSummaron。
Summaronといえば筐体がなによりコンパクト。そしてお財布への影響もコンパクトなのがよろし!
Summaronといえば、はじめてのLeicaであるM4を手にした時に、スキヤカメラさんで選んで貰ったレンズがSummaron 35mm f2.8でした。
その後、Summicron 35mm f2.0を入手してからは、軍資金確保のために手放してしまったのでございます。でもアレはなかなか高く売れた孝行者でございました...(遠い目)。
そんなこんなで2つ目のSummaronであるSummaron 35mm f3.5がこちら。
1949年から59年まで8万台が出荷されたというベストセラーということです。
56年を境に前期型、後期型と分かれるようですが、こちらは前期型。
Leitzのオールドレンズを入手するとライカポケットブックで製造番号を調べて、何年に作られたレンズなのか調べるのが好きなんですが、このSummaronはパッと見どこに製造番号が刻まれているのかわからンのです...(T^T)涙。
筐体は特にガタつきも無く良い感じ。
絞りリングはクリック感もあり、ピントリングもスムーズな感触。
絞り開放時f3.5の状態。
最小絞りのf22まで絞るとこんな感じに。
ホントはすぐにでもLeica M2に装着したいところなんですが、M2は現在オーバーホールの旅に出ていらっしゃるんで、デジタルなSony α7Ⅱでしばらくはお試しです。