以前訪れた時はコロナ禍の緊急事態宣言下だったのでモノクロで撮影していた新宿七丁目の高低差激しい路地裏の光景。
改めて総天然色でも写真に残しておこうかと思いまして、特に今回は梯子坂を軸としてその中段、坂下、坂上の脇路地を中心に徘徊でございます!
ということで、池袋からは副都心線で東新宿駅で下車。
B3出口から地上に出てきます。
東池袋駅B3出口からは大久保通りを東に向かい、段差が発生する椎木坂を下ります。
椎木坂を下ったところで脇路地に入り込んで行くと金沢浴場。
名前だけでお気に入りです(笑)
現在は休業されているとか?
そんな金沢浴場の先で黒白さんがパトロール中でした。
すかさずブラぱち猫クラブ活動に入ります(笑)
そんなこんなしながら梯子坂を目指していたら、坂の上の方に出てきちゃいました...(^^;)ハハハ。
想定では下の方から坂を登る予定だったんですが(笑)
順番逆になっちゃいましたが、今回まず梯子坂に向かった目的は梯子坂中段にあるこちらです。
そう駐車場です!!
実はこちら、現在は駐車場ですが、まだブロック塀に表札がかかっている通り、2022年の年明けまでは存在していた『清隆荘』というアパートの跡地なんです。
そのアパートがなんで?というと、この清隆荘は『北の国から』のロケ地で吾郎さんと別れたいしだあゆみ演じる令子さんが暮らしていたアパートだったんですね。
そんな北の国からマニアとしては限られる都内の聖地であったとも知らず、前回2021年の秋に訪れた時には素通りしていたのです...(; ;)ハラリ。
こちらが前回撮った梯子坂の写真ですが、右手前の東宝湯の奥にあるアパートが在りし日の清隆荘...(-人-)合掌。
偶然にも残っていてよかった...(^^;)ハハハ。
そんな清隆荘跡地を下ると東宝湯。
早速近所の方だと思いますが、ご老人が何名か営業開始を待っていらっしゃいました。
東宝湯前の脇路地に入り込んで進むと例の断崖に寄り添う住宅が或る路地。
この高低差の際寄り添うように存在するこの家屋のなんと魅力的なことっ!?
断崖のブロックといい、家屋の塀といい、アスファルトといい様々なグレーでベースが構成されているのが、ちょっとした色味を引き立たせております。
梯子坂の中段、坂下と目的を果たしたところで、最後はまた坂上に戻ります。
坂上の脇路地を入り込んで行くと、もう一つの新宿七丁目の撮影ポイント!
こちらの階段二差路に出会えます。
先ほどの路地は右側の階段路地に繋がってます。
左側の長い階段は坂上の住宅に繋がるのみみたいですね。
そんな階段路地を確認したところで、今回の目的は果たせたんですが、帰りの道中そういえばまだ前回気になった物件があったことを思い出しました。
前回はモノクロで撮影したんで色味を忘れてたんですが、こちらの赤茶けたトタンで覆われた物件もなかなか魅力的でございます。
電気メーターの傘とか錆がすごいコトになってます(笑)
そんなこんなで右側の新宿区立子ども総合センタ-の断崖を横目に大久保通りへ。
珍しく午後に徘徊し始めたんですが、帰り道の空はすっかり冬空でいぃ〜青色をしておりました。
せっかくだからもう少し歩こうかと、戸山公園を突っ切って西早稲田まで向かうことに。
戸山公園内の戸山ハイツの商店街、『戸山ハイツ西通り商店街』。
こういう団地の商店街ってぜったい万国旗掲げてますよね(笑)
最後は秋らしく、戸山公園の紅葉で。