雪降る背脂が恋しくなると、なにかと千駄ヶ谷方面に足を向けざるを得ないような屁理屈を捏ねないと精神衛生上よろしくないほどに、この悪魔の食べ物の功罪をわきまえてはいるボクなのです。
今回はここのところ朝ラーを求めて足を向ける機会が多い千駄ヶ谷ホープ軒のメニューの中でも、朝ラータイムでは提供してくれない以前から気になっていた『ワンタンスープ』!
これを食しにわざわざ日中帯に千駄ヶ谷方面に向かう理由はないモノか?と思案していたところ、ちょうど1月中旬に新宿御苑脇の蒼穹舎さんで鈴木信彦氏の写真展『TOKYO HEAT WAVE』が開催されていると知り、これは好機!とまずは千駄ヶ谷に向かったのでございます(笑)
なんだかんだと早朝夜明け前後ではない時間帯にこの黄色い佇まいの千駄ヶ谷ホープ軒を訪れたのはかなり久々ではなかろうか?(笑)
朝ラータイムに訪問した際に、この券売機の最下段に鎮座坐して在らせられるオレンジ色の『ワンタン』が気になって仕方なかったのございます。
でも、早朝はいつも提供外だったんですよね...(; ;)ハラリ。
今回はしっかりとワンタンスープの食券を買い求めて、2階のカウンター席へ!
調味料はいつもの胡椒、豆板醤、おろしにんにくに取り放題のねぎ!
これにボク的にはお酢があるとベストなんですけどねぇ〜。
そして現れたワンタンスープにいつもお腹いっぱいで頼めないんで、ワンタンだったらダイジョブではなかろうかと注文した小ライス(笑)
???
着丼した見た目はいつものラーメンと何ら変わることないビジュアル!?!?
初めてなんでなにが正解なのか解りませんが、でもこれが正解なのであろうかと...(^^;)ハハハ。
トッピングの味玉の他に、具に関してもいつものラーメンと何ら変わらず、ねぎをたっぷりかけた他にはメンマ。
そしてチャーシュー!
ここまでいつもの体験となんら相違ございません。
これはほんとにワンタンメンの麵がなくなっただけのモノなのであろうかっ!?!?
背脂は日中帯だし、ついつい脂多めでお願いしてしまいました...(^^;)ハハハ。
ですが、背脂が美味しいのはもちろんなんですが、多すぎるとかえってスープのかえしの部分が薄まってしまって味がぼやけますね...(^^;)ハハハ。
やはり四の五の言わずに店主が考えたバランスでいただくのが一番美味しいのかもしれません(笑)
背脂の海のしたにはもやしがたっぷりと沈んでおりました。
背脂攻撃を浴びる前に野菜ファースト!
と、もやしをバクバク処理しますが、途中で豆板醤を載せて味変です(笑)
もやしを処理していくとさらにその下にはたっぷりのワンタンがっ!?
麵は一切入ってないですが、ワンタンはワンタンメンの2倍の8個のワンタンが入ってました。
これでこそワンタンスープ!!
思いのほか量が多く...(^^;)ハハハ。
途中で豆板醤を載せてこちらも味変。
スープなんだからワンタンメンに比べて、楽勝だろうと舐めてたんですが、通常のラーメンをいただくのとお腹が受けるインパクトはなんらかわりません(笑)
味はラーメンと全く同じ!
ただ麵が入ってないだけのワンタンスープは軽めに食べるモノではけしてございませんっ!?
それなりにズッシリとお腹にくるので心していただきましょう!
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ということで、思ってた以上にお腹が膨らんでしまったので新宿御苑に向かってお散歩しながら脂を抜いていきます(笑)
途中、外苑西通りの内藤町大京町バス停の麓にっ!?
なんと古びた井戸がっ!?
災害用の井戸とのことですが、ここ以外にも通り沿いに井戸が生えていらっしゃいました(笑)
外苑西通りというと、こちらの壁から生えるティラノザウルスさんも健在でした(笑)
そんなこんなしているうちに新宿御苑の脇路地にある新進ビル。
何度もこの前を通り過ぎてしまいましたが、こちらに目的地の蒼穹舎さんが入っていらっしゃいます。
ビルの入口に入ると傍らに蒼穹舎さんにボードがあるンでここでいいんだと安心するんですが、でも何階なのかこれみるだけだとわかんないんですよね。
実際の蒼穹舎さんは新進ビルの3階になります。
蒼穹舎さんの店舗の半分がギャラリーになっているようで、1/9〜1/22まで鈴木信彦氏のこちらの写真集『TOKYO HEAT WAVE』のオリジナルプリントが展示された写真展が開催されておりました。
今でこそ、街中のスナップに対していろいろと語られるようになりましたが、昔は良かったねぇ〜ではなく、この『TOKYO HEAT WAVE』が撮影されたのは2000年以降、2018年までの渋谷をほぼほぼ一般人のスナップというよりもポートレートの距離感で撮影されていることの凄さですね。
写真集でも充分伝わりますが、オリジナルプリントだとさらにリアルタイム性が誇張された凄みが伝わってくる感じがしました。