金沢時代には、なかなか男子腹を満たしてくれるカフェ飯屋さんをうちの相方さんが見つけ出してくれておりましたが、都内に戻ってきてからはなかなか新しいカフェ飯屋さんに行きたいのっ!と言うことがなかったうちの相方さん。
聞いてみると、どうも以前の都内のカフェ飯に対するボクの偏見が恐ろしく、誘ってでもしてブッ飛ばされたらどぉ〜しよぉ〜っ!?!?
と思っていたらしい...(^^;)ハハハ。
ちなみに、ボクは女子に手を上げたり、罵詈雑言をぶちかますような無粋な男子ではございません(笑)
そんなこんなで、久々にうちの相方さんが見つけてきたカフェ飯で週末ランチなのです。
場所は池袋東口、お店から東口の駅前が見渡せるところにある『Kawara Cafe&Dinin』さん。
エレベータを降りるとお店の入り口もなく、目の前はすでにお店の中。
ランチメニューはこんな感じ。週替わりだの日替わりだの。和食テイストな今どきのカフェ飯屋さんのラインナップです。
ちなみに、この日の週替わり、日替わりの献立はこんな感じ。
その他に一押しらしい『究極のチキン南蛮定食』。
ムネ肉、モモ肉、ハーフ&ハーフと鶏肉の部位が選べるらしい。
ムネ肉で南蛮となったら、うちの相方さん的には他に選択の余地がないのです(笑)
ということで、この日うちの相方さんはチキン南蛮定食のハーフ&ハーフと。
ボクはアンガス牛ローストビーフのとろろスタミナ丼をオーダーなのです。
ちなみに、ここから先はちょっと苦言を呈するような意見になりますので、そういうのがお好みで無い方は読み飛ばしてください。
あまりお店のあれこれは本ブログで書きたくは無いのですが、ちょっとどうかな?と思うことが多かったんで、一顧客の意見として書き留めておきます。
我が家が入店した時点で、料理がでていたのは一組中の2品くらいで、他の4組ほどはまだ料理待ちな感じでした。
そんな中、ボクが頼んだアンガス牛ローストビーフのとろろスタミナ丼は5分と待たないうちに運ばれてきたのです。
おやおや?まだ先客の料理もでてないのに...でも火使わなそうだから早いのかな?と、ちょっと首を傾げつつも、まぁ〜お腹減ってるからいいかと。
しかし、運ばれてきた料理を見て、アゴが外れかけるのです。
まず、写真の通りローストビーフの表面はカラッカラ。
これ、予めスライスして冷蔵しておいたローストビーフをトッピングしただけでしょう?
瑞々しさの欠片もないこの出来映えに、まずテンションがダダ下がりします。
さらに、周りにかけてあるとろろ。
長芋のとろろは水分が多いんで、御飯にかけて時間をおくと水分がお椀の下へ染みこんでしまいます。
このとろろはまさにその状態。
さっさとローストビーフをトッピングしてとろろをかけた後、すぐに出さずにちょっと時間をおいてでてきたモノと思われます。
そして、湯飲み茶碗のような器に入ったお味噌汁。
味がどうこう以前にとてもヌルい...。
熱すぎないように気を利かせてございます。というような温度ではなく、明らかに冷めたぬるさなのです。
このあたりで、もうオジサン的にはヲイヲイという感じ。
あ゛っ!?という間に食べ終えてしまったモノの、まだボクら以前の先客には食事が出てこない。
ましてはうちの相方さんのチキン南蛮定食なんておやである。
その後15分ほどさらにかかり、先客の方にもボチボチ食事が届きだした。
そもそも、二人で食事に来ていて先に一人分だけ食事を早々に出して、その後20分も待たせたあげくにもう一人分をイケしゃぁ〜しゃぁ〜となんのお詫びもなく出してくると言うお店の神経とはいかがなモノだろうか?
それだけ待たせて、よぉ〜やくでてきたのがこちらのチキン南蛮定食。
鶏のムネ肉とモモ肉のカリカリのフリッターに、
高菜、たくあん、玉ねぎが入った黄タルに柚胡椒、明太子が入った白タルの2種類のタルタルソースを付けていただく。
これがなかなか旨いのだ。
しかるに、それ以前の配膳の問題である。これはボクらのテーブルに限った話ではなく、他のテーブルでも同様。
うちの相方さんのチキン南蛮定食がようやく運ばれてきたかと思いきや、その後に入ってきた2人組のうちのひとりが頼んだチキン南蛮定食も同時に配膳されてきたのだ。
残る一人は、うちと同様に15分以上待たされて、ボクらが帰る頃にようやく配膳された。
これは明らかにお店のシステムの問題である。
ホールが厨房に出す指示の問題なのか、厨房の作り勝手を優先した故にめちゃくちゃな配膳の順番となっているのか。
ローストビーフ丼はとてもお金を取るようなシロモノではなかったが、チキン南蛮定食はそれなりに美味しいのである。
せっかくの料理がこのようなお店の不手際では台無しである。
そんじょそこらの若人は騙せても、いろいろと喰い歩いているオジサンは雰囲気では騙されないのである。
と、けっこう珍しくプンプンとしていたら、うちの相方さんが、
♀『でもさ、客層若めだし、そもそも食事の内容よりも、友だちをしゃべれて、お店でゆっくり出来るからみんなきてるんじゃない?』と。
たしかに。お店というモノは旨いモノを喰いに来るだけの場ではないのである。
このように、料理が来るのが遅ければ、その分ワイワイと友だちとしゃべっていられるというのも、それを求めに来る若人からすれば良いお店なのかもしれない...(^^;)ハハハ。