デジタルカメラやフィルムカメラの使い方という点ではそれなりに覚えてきたつもりなのです。
でも、本来はこういう場合はデジタルで、こういうときはフィルムでと、もっと明確な意思でもって使い分けるべきなんだろうけど、そんな基準が明確でないボクはその日の気分でデジタルだったり、フィルムだったりと、そんなビギナーなボクなのです。
先日KONICA HEXAR RFにFUJIFILMのNatura1600を詰めて撮っていて、どうもカメラの示す適正露出とボクが意図する適正露出は違うのではなかろうか?と。
いまさらながら当たり前のことに思い当たり、モノクロで試してみようと思い至ったのであります。
というのも、モノクロって好きなんだけど、これまでどぉ〜も自分が撮った写真に満足できず。
構図とかそんな高度なモン以前に、モノクロの仕上がり具合がなんかボアァ〜としていて、露出計が示す露出がオーバー気味に見えるのではないかと。
大抵、ボクが撮ったモノクロフィルムの写真の何枚かはこんな感じ。
フィルム全体にモヤがかかったような。この場合は光の加減もあるのかもしれないけど、なんか締まりがない自分のモノクロ写真。
これをちと実験してみようと、KONICA HEXAR RFにこんどはモノクロの定番Kodak 400TXを詰めて、ちと露出補正で0.7〜1.0ほどアンダーで撮ってみることにしたのです。
レンズはこの時期ハマっていたNIKKOR H.C 50mm f2.0で。
要町の保育園の八重桜を見に行った時の住宅地の賑やかな植木鉢。
これくらい暗い感じの方が好きなんですよ。
要町駅近くの社員寮の格子模様。
左側から朝日が照りつける要町交差点。
いつもの露出補正無しだと多分これモヤッと仕上がりになるはず。
白と黒のコントラストがハッキリして人物だけ浮かび上がるような描写に。
祥雲寺山門前のふくろう。
ちとアンダー過ぎかな?この場合。ふくろうの周りの影が黒で潰れてしまってます...(^^;)ハハハ。
これまで気にしたことなかったけど、こんなところにプリント屋さんあったっけ?
要町通りから路地に入り我が家に向かう途中の『我家』さんの道標(笑)
この近辺では滅多に見かけない猫さん発見!?
カメラを向けると近寄って参りました。挨拶をして退散です(笑)
やっぱりモノクロではボクとしてはアンダー気味が好みなんだなと。
絞ることで黒が黒で、白が白で、間の階調はレンズの性能にもよるだろうけど、こんどはLeicaのElmarあたりで試してみたいですなぁ〜。