池袋西口の劇場通りよりも駅よりの一角は碁盤の目に区画されており、どこも同じような裏路地に見えるため、なかなか判断が付き辛い。
以前一度見かけて、今度行ってみようか!と思っていた『タッコリア』さん。
てっきり飲食店だし、へいわ通り沿いだったかと勘違いしていた我が家なのです。
なので、先日タッコリアを目指してへいわ通りを端から端までウロウロしたにもかかわらず、どこにもそんな痕跡を感じられず、いったいこれは夜逃げでもしたンかっ!?ということで、その日は焼肉牛道さんに入り込むことになったりもして...(^^;)ハハハ。
そんなタッコリアさんを週末ランチの帰りしな、またもや偶然発見したのですっ!?
てっきりへいわ通りと勘違いしてたのが、実は我が家から2本先裏路地、スーパーホテルの真ん前にございましたっ!?
ということで、忘れないうちにその日の晩ご飯にまた出向いたのです。
この怪しいビルの2Fにタッコリアさん。
なんでこんなところで営業してんの?というくらいディープ池袋の一角でございます(笑)
そうそう!この看板!たしかに以前見覚えのある鶏のイラスト(笑)
かなり奥まったところにあるんで、ひるまずひたすら進みましょう!
店内はレストランと言うよりも元々スナック?かなんかだったと思われる規模感。
お店の人がサザンオールスターズのファンらしく、店内はサザングッズが至る所に飾られてます。
当然、モニターにはサザンのPVが。
メニューはこんな感じ。
ちなみにタッコリアさんの営業はディナータイムのみでございます。
テイクアウトも可能みたいなんで、こんどテイクアウトでもいいかも!
オススメの創作系はどれも気になるラインナップ。
調味料は塩と唐辛子のみ。
まず出てきたのはチーズタッカルビ。
昨今のチーズタッカルビブームで、韓国料理屋さんに行った際には、どこでも注文するんで味比べです(笑)
具はどれもブツ切りゴロゴロ系。
けっこうチーズもボリューミーで、弾力のあるチーズが旨しです。
がっ!?タッカルビのタレが特徴的で、単に韓国料理屋の味付けとは違って、日本人好みの出汁の効いた味わい。
調理されているのは日本人の方なんだろか??
続いて汁物から牛スジコムタン。
たっぷりでトロトロな牛スジがたまりません。皿にコラーゲンたっぷりなコムタンスープ。コクの出方が絶妙で、これは細胞が白飯を欲してきます。
そして、我が家で物議を醸し出す事案発生!?
うちの相方さんはトッポギをこよなく愛する方なのです。
韓国料理で一品頼むとなるとまず頼むのがトッポギ。
しかして、今回もトッポギを頼んだワケですが...。
御覧の通り、あのトッポギらしい醤の赤い色合いはどこへやら?
このみたらし色に照りつけるソースはニンニク醤油なのです。
口に入れるとまずはほのかにみたらしっぽい風味が。そしてもちを噛みしめていくうちにニンニク醤油の味わいが口に広がってくると。
普通のトッポギを求めていたうちに相方さんは、これはトッポギでは無いっ!!と...(^^;)ハハハ。
味付けはこれはこれで旨いンですけどね。
それと茹で豚のポッサム。
ポッサムって初めて知りました。
こういう食べ物なんですね?
サンチュに挟むのは、茹で豚、キムチ、ネギ、そしてサムジャンかな。
この茹で豚が絶妙で、この状態だと形あるモノのように見えますが、口に入れるとトロのように溶けていく柔らかさ。
こんな風に巻いていただきます。
これは旨いなぁ〜。
最後はやはり牛スジコムタンの残りのスープにご飯を投入してコムタンクッパに。
なんか韓国料理と言うよりも、韓国風日本の家庭料理といった感じで、ちと2本ジム家っぽい味付けをどう感じるか?がこのタッコリアさんの評価を左右するかも。
ボクは好きな味でしたけどね。