真夏の東京暗歩:谷端川編を最後に4ヶ月近く手にしていないZenza BRONICA S2。
まぁ、ただでさえ重い図体にコストのかかる120フィルムということだけでも、デジカメや35mmフィルムカメラに比べると持ち出す機会が低いのはやむを得ないんですが、それ以上に気になることがあり......。
我が家にやって来たときから気にはなっていたんですが、↑この谷端川をZenza BRONICA S2をブラ下げて歩く道中、スクリーンを覗く度にそのスクリーン上に散りばめられるカスに辟易したんですよ...(^^;)ハハハ。
これモルト腐ってるっ!?絶対っ!?!?
ということで、長いことおもちゃ箱のスペースを占拠する鉄の塊と化していたBRONICA爺さんなワケですが、この度腐れモルトを張替よう!という気になりました。
ファインダーを開けてみると、この距離感だでもポツポツと存在するモルトカスっ!?
ウェストレベルファインダー自体は特に問題はなさそう。綺麗なモンです。
ウェストレベルファインダーを外して、スクリーンを見てみると御覧の通り...(^^;)ハハハ。
もはや写欲の欠片も湧き出しません。
どうやらこの腐れモルトはファインダースクリーンとそれを抑えているプレートの間に存在しているようで。
綺麗にするにはプレートを外さないといけません。
外すには写真上部の二つのネジを外します。
真ん中のロックの部分が引っかかるんで、プレートを外す際にはこのロックを押し込みながら外しましょう!
外したプレートの裏側を見ると、もぉ〜見るも無惨な腐れモルト...(^^;)ハハハ。
こりゃぁ〜次から次へとカスが出てくるわけでございます...(T^T)涙。
ファインダースクリーンの方はさらにヒドいモンでした...(^^;)ハハハ。
このファインダースクリーンの表面とプレートの裏側の腐れモルトを一粒残らず取り除きます!!
ファインダーのフレネルレンズの方はといいますとこちらも端の方にはカスが溜まってます。
ブロアーでふきとばしつつ、麺棒でコスコスしながら綺麗にします。
クリーナーを染みこませた麺棒でふきふき。
腐れモルトは粉状態になっているんで思いのほかコトもなさげに落ちました。
プレートの裏の方はクリーナーの液を垂らしてしばらく置いておいてからふきふき。
こちらも思ってた以上に簡単に落ちました。
で、代わりに貼り付けるのがJapan Hobbyさんのカメラ内面反射防止フォーム両面テープ付き!
そぉ〜いえば前にRicoh GR1sのモルトを張り替えたときのヤツも残ってるはずなんですけど...(^^;)ハハハ。
裏面に両面テープが付いているんで手っ取り早いのです。
フォームそのものはこんな感じ。
コレ全部使い切るにはいったい何台分のモルトを張り替える必要があるんだろうか?
おそらくコレの残りもどっかに埋もれて発掘出来なくなりそうです(笑)
カッターの切れ味が悪くちっと不細工ではありますが、プレートの縁に合わせてフォームを切り抜きました。
プレート裏面に内面反射防止フォームを接着です!!
モルト切り抜きまでは十数分で快調に作業が進んだんですが、プレートを戻して、ネジを締めるのが辛いっ!?
なにせ近視に乱視のランデブーに加えて、老眼も進んでいるんで全然ネジ穴とネジが噛み合わんのです...(T^T)涙。
左右のネジ止めだけでかれこれ20分、途中何度放り出しそうになったことか...(^^;)ハハハ。
ちなみに若干モルトが押されて、スクリーンに顔を出しておりますがそこはご愛敬(笑)
ウェストレベルファインダーをセットしてモルト張り替え完了ですっ!!
ファインダースクリーンが綺麗になると、やっぱり写欲が湧き出してきますね。
久々にこの重くてデカいBRONICA爺さんを外に連れ出そうかな。