ここのところ数ヶ月間続いていた今年度上期のデスマーチも予定していたよりも早めに終了を迎えそうな8月第1週の週末池袋ネコ歩きminiでございます。
先日、周八枚を下取り交換で手に入れてもはや実質無料じゃん!と気が良くなったのか、それ以来またもやレンズやカメラの断捨離が続いておりまして...(^^;)ハハハ。
もうしばらく使ってないのはまた下取り出しちゃおうかなぁ〜とレンズやアクセサリーの類を見繕って西新宿はMカメラに向かったところ......。
最近Leica関連の買取査定ってまた額が上がってるんですかね?2年前くらいに比べると明らかに高めに下取りして貰いまして、想定額より明らかに高額っ!?
なんか、これまでオールドレンズといえば予算に合わせて並品から難有品しか目に止まらなかったんですが、今回初めて『美品』に手を出してしまいましたっ!?
そしてお迎えしたのが、製造番号的には61年前の1955年製と思われる還暦を越えたLeitz Red Scale Elmar 50mm f3.5でございます。
Elmar 50mm f3.5というと鏡胴がガタつき、絞りが硬い難有に近いレンズを使ってたんですが、でも写りはいかにもオールドレンズらしい柔らかい仕上がりで、最近50mmがちょうど良く感じるようになってからよく使ってたんですが、美品のしかも通称赤エルマーといわれているレンズはいかようなモノなのだろう?と。
今回も実質無料処か差し引いてもまだ難有Elmar買えるんじゃないか?くらいな高額査定だったんで、ちょっとテンション高めで早速週末ネコ歩きminiで試し撮りでございます。
まずは池袋駅西口に向かう西一番街でファーストショット!
ほぼ構図を確認するくらいしか用がないLeica M9-Pのディスプレイをチラ見した程度でも、あ゛れっ!?これホントにElmarなん?と思うくらいにこれまで使っていたElmarとの違いがわかりました。
この合焦面の解像感たるやっ!?ホントにElmar?
なんか周八枚の写りとかと変わんないじゃん!とも思える仕上がりに驚きです...(^^;)ハハハ。
この日の朝は台風の影響なのか朝から低い入道雲が青空を覆い始めていたので、夏空をパ写リ。
流石に空のコントラストは周八枚の方が秀逸ですかね。こうみると赤エルマーの写りの方が全体的に柔らかく感じます。
新しいレンズが来たらとりあえず撮っておく猫の道標。
これも合焦面の境目の浮き出し具合がたまりませんね。
Elmar 50mm f3.5のなにが好きかって、この微妙なボケ具合なんですよね。
f3.5というとすぐ暗いレンズという人が多々いらっしゃいますが、f3.5でもコレくらいの良い按配なボケ感がボクにはちょうどいいのです。
お寺さんの境内に入るとまだ開門前で駐車場で待機している狛猫の皆様。
いままでのElmarはナンだったんだろうというくらいしっかりとピント合ったところは合焦してるんですよね。ってか普通当たり前のことなんですけど...(^^;)ハハハ。
でも以前使ってたElmarだとなんか合焦面が甘く感じたんですよね。
開門前の山門ですが、影と木々のグラデーションがいぃ〜按配です。
やはりモノクロ時代のレンズはモノクロが合うンですかね。
朝陽を浴びる鬼子母神像。
こちらいろんなオールドレンズで写してるンですが、どれもこれもゴーストやフレア爆発だったりで朝陽が生み出す光と影が旨く表現できなかったんですが、ようやく満足できる一枚が。
なんかこのレンズスゲーと思いました。ホントに60年以上前のレンズ??
樹齢600年以上の大銀杏をお参りすると、その幹の麓にはキジ虎さんと黒マスクの若猫さん。
なんかこの界隈もこの数ヶ月ですっかり猫だまりになった感がございます。
ここでなんと特別ゲストに遭遇!?
ブラぱち猫クラブのメンバーに偶然おあいしたのですってっ!?!?
いつか朝ン歩中に逢うことはあるだろうなと思ってはいたモノの、彼が雑司ヶ谷まで足を伸ばすのは、fbを見る限り大体日中帯だったので、まさかとは思ったんですが、ご本人でいらっしゃいました(笑)
うちの小春さんと大銀杏に願掛けしているところをいつものようにコッソリ写真に撮ってくれていたようです(笑)
いちおう、緊急事態宣言下のエントリーなんでモノクロに変換して掲載させていただきましたm(._.)m
そんな出会いもありがてら、大銀杏の前でお別れして隣の公園へ。
いつもの茶白さんとホゲ面の黒ブチさんはいらっしゃいませんでしたが、別の黒ブチさんが。
うちの小春さんをみてエラい警戒していらっしゃいます...(^^;)ハハハ。
参道を歩いていると保育所の面々がそこかしこに散らばっておりました。
黒ブチさんもいぃ〜感じに写ってますねぇ〜。猫カメラというとSony α7Ⅱ+TAMRON 28-200mm f2.8-5.6の組み合わせが一番楽なんですが、なんかLeica M9-P+Leitz Red Scale Elmar 50mm f3.5の雰囲気がいぃ〜気がしてきた(笑)
先ほどの黒ブチさんのほぼ対面にはレンガ塀の上で寛ぐ寄り目なキジ虎さん。
参道入口のChachatさんはついにかき氷を始めたようでございます(笑)
七曲りの路地に入っていくと屋根の上からひょっこりニャンな黒猫さん。
都電荒川線沿いの黒白八割れ一家の縄張りも随分この裏路地方面に変わってきたのかな。
七曲りの路地の出口の方にはもう一匹の黒猫さん。
この距離でもしっかり眼にピント合ってるって、なんか当然のことなんですが、いままで使ってたElmarではこんなにビシッと決まらなかったんでいちいち衝撃でございます...(^^;)ハハハ。
お社を越えると脇路地で佇むキジ白さん。
この猫さんこの辺が定位置なんですが、この辺りで餌を貰ってるんですかね。
ちなみにこちらのお社では6時半からラジオ体操実施中でございました。
夏休み限定なのかな?
お社を越えて坂の路地に向かう途中、久々にシャム柄さんに出会いました。
ガレージの家ではなく、もっと手前のこの辺でお見かけするのははじめてですねぇ。
坂の路地を登っていくと、途中でブロック塀の上に佇む白三毛さんをお見かけしました。
この猫さん、坂の途中で佇んでいることもあればこのブロック塀で佇んでることもありまして、ここはほとんど人間が入り込まないから安心するんですかね。
しかし、ホントよく写ってるなぁ......。
建設現場の黒白八割れ一家はこの日はこちらの黒白さんのみ。
前回久々に4名様揃い踏みだったんですが、ちと残念。
と思いきや、4名様は1匹しかいらっしゃいませんでしたが、奧の屋根で佇む黒白さんがこの日も屋根の上で伸びきっておりました(笑)
雑司ヶ谷霊園に荷風散人のお墓参りをした後に、ここのところ全然お見かけしなくなった猫だまりを通りかかり寂びたコンテナの写りはどんな感じかと何の気なしに1枚パ写リとしたところ.........?
なんとコンテナの下に薄茶虎さんがいらっしゃったではないですかっ!?
何ヶ月ぶりでしょうか?お元気でしたか、安心いたしました...(^^;)ハハハ。
そんなこんなで、いきなり写しづらい猫さん相手のLeitz Red Scale Elmar 50mm f3.5でしたが、とても60年以上前のレンズとは思えない解像感にElmarらしいちょっとしたボケ感。
やっぱりオールドレンズとはいえ美品クラスの写りってこんなにも違うモノなんだとわかりました。
贅沢だけど、でもこういう写真が撮れるのであれば今回Leitz Red Scale Elmar 50mm f3.5をお迎えしたのは正解だったなと。