そんなこんなで、前回のエントリーの通り腹ごしらえをしっかり済ませまして、さてどうしようか?と。
いつの頃からか、InstagramやFacebookを流れるタイムラインで、気になった写真の場所をGoogle Mapに登録するようにしておりまして。
Google Mapを開くと、西新宿八丁目辺りにポツンポツンと行ってみたい場所がマークされており......
マークしたときの記憶が全くなく、いったいここになにがあるのかすら思い出せない中、でもこのまま池袋に戻るのも忍びないんでマークを目指して歩を進めます!
新宿とはいえ、全くの住宅地のこんな細い路地をまっすぐ進むのです。
すると最初のポイントの手前で好きな感じの蔦の絡まる木造アパート。
緑荘とのことですが、この階段の感じからも住民はいらっしゃらない感じですね。
そして最初のポイントがこちら。
いやぁ〜いぃ〜ですねぇ。
好きな感じ。
しかも、平成に取り囲まれた中の昭和なエアスポット感が滲み出ております。
お住まいな部屋もあるようで。怒られないようにちゃちゃっとシャッターを切っていきます。
裏側。凹凸のある設計がいいですね。
凸の中にさらに凸の出窓のようなところはなんだろ?幅的にはトイレくらいなスペースのような感じですが。
おそらく手前の空き地の部分も同じような木造アパートがあったと思われ。
残念ながら解体されて空き地になってしまってますが、Google Mapではこの奧の建物にマークがされてました。
この建物のどんな写真が目に止まってマークしたんだろ?とそれも思い出せなかったんですが...(^^;)ハハハ。
ぐるりと見て回ったんですが、ボク的に一番目に止まったのはこの階段裏の剥がれ堕ちつつある塗料の塊でした(笑)
このブロックは大当たりでその脇にもいい感じの木造アパートがありました。
こちらは結構お暮らしの方が残っているようです。
なぜか玄関先で干物製造中?
なんだろ?鮭の背中の部分のような感じなんですが、あまり身の部分がなさそうでしたが...(^^;)ハハハ。
その辺のどら猫が咥えていきそうなんだけど、ダイジョブなんだろか?
この階段の手前に干物が干されておりました...(^^;)ハハハ。
裏側。こちらも凹凸のある造りになってますね。
この建物の建造当時はこういうアパートが流行ってたんでしょうか?
なかなか1ブロックの3軒だけでもお腹いっぱいになってたんですが、さらにこの路地を進んでいると、こんなところにトゥクトゥク!?
先は区画が広くなりおもしろそうな物件はなさそうなので、一本西側の路地へ。
するとさっそく角がなくて連結しているかのようなアパートが!?
近づいて解ったんですが、この建物全体がネットで覆われてます!?
崩壊対応?防犯対応?
この辺りは『警察巡回』の札が貼られている物件が多いです。
よろしくないことに勝手に使用されるケースが多いンでしょか?
階段を介して左右繋がっているのかと思いきやそうではなく、階段は右側の物件のモノだったようです...(^^;)ハハハ。
さらに散策を続けるとこちらの物件!?
玄関も空いていたんで、てっきり住民がいらっしゃるのかとおもいきやさにあらず、廃屋でしたね。
なんか面白いところ無いかと構図を確かめていると、同じような趣味の方がササッとシャッターを切って通り過ぎて行きました(笑)
こちらは新しめ!
富士山玄関(笑)
西新宿八丁目をウロウロしていると神社がありまして。
いちおう神社をみかけたら参拝がポリシーなので...(-人-)合掌。
天満宮とあるんで、菅原道真公絡みですかね。
鳥居の脇に由緒が書かれていました。
やはり祭神は菅原道真公ですね。
ちなみにこちらの神社は『成子天神社』。
写真の色がおかしいわけではなく、本殿を含めていわゆる朱色ではないんですよね。
ちょっとピンクがかった変わった色を使用しています。
それと、成子天神社の境内各地には七福神が鎮座坐して在らせられます。
参道から裏門まで点在しているんで、七福神を探して廻っているうちにいつの間にか境内全域を廻ってます(笑)
本殿の奧には富士塚。
けっこうな大きさの富士塚です。
昇れる富士塚があれば登らないわけにはいかない信条なので登り始めたんですが、狭くてゴツゴツしててガードになるような手すりもないんで、なかなかのスリルが味わえます...(^^;)ハハハ。
こちらが富士塚山頂部。
山頂から本殿を睥睨します(笑)
下山するとその脇には木花咲耶姫命を祀った浅間神社。
そのまま裏門からでて、職安通りを越えて北新宿へ!
こんなところにもマークしてたんですよね。
どうやら今回マークしたところの特徴は木造アパートだったようです。
先ほどの物件と同様な凹凸のある設計。
左側の物件は人気が無いようにも見えましたが、右側は暮らしていらっしゃる方がまだ残っているようです。
この辺も平成の中の昭和というか、そもそもビジネス街にポツンと残る昭和の生活感といった感じを味わえますね。
そんなこんなで、ブラブラしているうちに新宿からは随分北の方まで来てしまったんで、職安通りをひたすら東に向かって歩き、新大久保駅から山手線で池袋に戻ります。