魚屋さん独自のルートで仕入れたネタを、飾り気は気にせず豪快に盛り付けて、日々変わるその日のネタを安く食べさせてくれる。
そんな魚笑さんにこの二年間ボクは一番足を向けたのである。
6月いっぱいで金沢を去る身としては、最後に大将にお礼を言わずにこの地を去れないのだ。
ということで、金沢名残惜しみ行脚は魚笑さんにも向かうのです(笑)。
いつもはランチタイムの時間しか訪れたことのない魚笑さん。
最後は刺身定食だけでなく、いろんな魚料理を喰いたいなぁ〜と送別な主役の一存で魚笑さんに繰り出したのです。
初めての居酒屋営業の魚笑さん。昼間しか来たことないんで暗いです(笑)
魚笑さんの店内。夜とはいえまだ18時過ぎだったんでまだまだこれから。20時くらいになると席が埋まってしまってました。
こちらは夜の本日のおすすめメニュー。夜メニュー初めて見たッ!?
市内の有名な居酒屋さんに比べて、ボリュームを加味するとやはりお得です。
まずは、店長おまかせのお造り。
この日は、いさき、のど黒、さざえ、きす、こち。
さざえ以外は都内に戻ったら高い金払わないと普段喰い出来ないネタ。こういうの普通に喰えるお土地柄っていぃ〜ですなぁ〜〜。
もぉ〜つくづくです。
それにお昼の定番、よく刺身定食に追加していただいたミックスフライ。
やはり鮮度なのかネタがいぃ〜のか、金沢でフライを食べて、これまで都内で食べてきた定食屋のミックスフライと全く違うジューシーさにビックリしたものです。
うらやましすぎるのです。この環境。
この日のフライは、あじ、かき、のど黒、さごし、海老。
あじフライとかでも、全然都内のあじフライと違います。別の喰いもんかっ!?というほどあじそのものの食感、味が違うのです。
単品モノからは、天然ぶりカマ塩焼。
なんだかんだで一年中喰ってる北陸人大好きなぶり。
生よし、煮てよし、焼いてよし。ぶりよりまぐろだったボクの好みがすっかりこの二年間で変わりました...(^^;)ハハハ。
白子というと冬場に鱈の白子を普通に喰いまくれる羨ましぃ〜環境の金沢ですが、流石に今の時期は鱈はシーズンオフなのです。
がっ!?メニューに地物ふぐ白子焼と。
トロットロの白子に塩が焼けた香ばしさが加わり、絶品でした。
さらにはさわら竜田揚げ。
さわらという魚もこちらに来て初めて知り、しかもこっちではいつでもたべられる庶民の味なんですなぁ〜。
ぶりと同じで生よし、煮てよし、揚げてよし。さわらのフライはよく食べましたが、竜田揚げは今回はじめてでした。
最後の〆はお寿司で。魚笑さんではお寿司もいただけるのがいぃ〜のです。
この日の店長のおまかせ握りはさわら、こち、のど黒、ばい貝、連子鯛。
いやぁ〜この魚笑さんのお魚さんたちを週末フラッと気軽に食べに行けなくなるかと思うと寂しぃ〜かぎり。
最後は店先まで大将と女将さんに見送っていただきました。
そいえば、心残りなのは魚笑さんの海鮮丼とうな丼をついに食べることなく去らねばならぬということ...(^^;)ハハハ。
多分まだ金沢に来る機会はあると思うんで、その際はまた魚笑さんのお魚を堪能しに伺わせていただきますm(._.)m
魚笑さんで味わったお魚さんたちの数々はこちらっ!