金沢という土地柄は蕎麦難民であるとともにうなぎ難民でもございます。
正確に言うと、うなぎそのものが食べられないというワケでは無く。
むしろ、近江町市場を始め、スーパーでも手軽に買える環境にはあるんですが......。
どぉ〜も、金沢の人ってうなぎはお店で買って、家で食べる習慣が強いらしく、お店でうなぎが食べられるうなぎ屋さんが圧倒的に少ないのです。
そんな圧倒的に少ないうなぎ屋さんの中でも繁華街でうなぎを食べられる希少なお店がエムザ裏にある『浜松』さん。
浜松さんでは名前の通り、鰻の蒲焼きといっても東日本・関東風の背開き蒸し焼きな鰻の蒲焼きがいただけます。
2年前に転勤してきた当初は何回か通ったモノの、その後は金沢風ハイブリッドな鰻の蒲焼きに魅了されてしまったため、紹介し忘れっぱなしだったんで、今さらながらのご紹介(笑)
この浜松さん、気をつけなければイケないのが営業時間。
11時から15時までと、日中帯しか営業してません。
なので、夜行ってもやってないんであしからず。
店内は大衆食堂っぽいテーブル席が並んだ感じ。
多少混んでいても、なぜか回転が速いんで(金沢の人はうなぎを食べるのが早いっ!?)、ちょっと待てばすぐ席に案内されます(笑)
メニューにはうな重はなくうな丼!
でも、漆器の器なんで形上の区別だけ。うな丼といってもちゃんとした蒲焼きが載っかってます(笑)
うなぎ以外にも親子丼、玉子丼といった玉子料理が名物です。
その他、酒の肴に一品モノ。
でも、15時にはお店閉めちゃうのにここに昼からお酒飲みに来る人いんのかなぁ〜。
金沢市内の持ち帰りのうなぎ屋さんでは蒲焼きは買えるモノの、なかなか置いていないのがうなぎの肝焼!
浜松さんでは基本の肝焼もいただけます。
こちらはうな丼の特上!
特上の場合は肝吸いか赤だしか選べます。
特上にはけっこう大きめ(長め?)なうなぎの蒲焼きが丸々一本分鎮座坐してございます(笑)
関東風なんで、一度蒸してから焼き上げるふっくら仕立て。
最近は金沢風ハイブリッドなパリッとしたのに慣れちゃったんで、今食べるときっとフワフワすぎて衝撃かも(笑)
タレも甘すぎず、しょっぱすぎずちょうど良い按配です。
焦げ目が美味しぅ〜ございます。
赤だしはたいていなめこの赤だし。
金沢市内ではなかなか赤だしを飲める機会が無いんで貴重なのです。
太っ腹なのがこのお新香。
別モノでは無く、セットについてくるお新香が結構たっぷりなのです。
うなぎのタレで口の中がクドくなったら、お新香でリセットしながら食べ進めましょう!
正直なところ関東風うなぎの蒲焼きは今さら感のほうが強くて
わざわざ金沢で食べなくてもと個人的には思いますが、それはボクが関東人だからであって...(^^;)ハハハ。
フワフワうなぎをご所望の際は是非『浜松』さんへっ!!