Leica Ⅲfを手にして以降、そのお爺ちゃんの頑張りに心奪われて、お出かけカメラはフィルムカメラが続いておりましたが、Summicron 50mm f2.0の写り具合がとりあえず解ってきた頃合いで、久々にデジタルライカが恋しくなってまいりました(笑)
先日のKodak 400TXでのモノクロな写りも面白さも改めて感じ始めてきたところなんで、今度はしばらくLeica M TYP240でモノクロで撮ってみようかなと。
レンズはこれも一番最初にM4とともに購入したElmar50mm f2.8。
初心に返ってみたのですっ!(笑)
腐ってもLeicaのデジタルMなんで、あまりデジタルな部分で頑張ってもらわないように、ISOは400、フィルムモードは余計なエフェクトをかけずにノーマルでの撮影です。できるだけElmarの実力で、まぁ〜センサーのLeicaマエストロさんの味付けに関してはユーザがどうこうしようがないンで、マエストロさんの色合いに従います...(^^;)ハハハ。
この日はまだ3月のはじめ。
2月までの例年よりも寒すぎる冬の天候から、春が近づき始めたとともに花粉飛び散りまくる日だったんで、うちの小春さんを連れて遠出はせずに近所をお写ン歩です。
我が家から御嶽神社に向かう途中、毎年春には見事に咲き誇る個人宅のソメイヨシノもまだまだ膨らみ出す前のつぼみといった感じ。
劇場通りから山手通りに抜ける貫通路で錆び付いて傾きかけた郵便受け(笑)
普段のカラーだとなんてこと無いんだけど、これモノクロで撮ったら良い色合いなんじゃ無いかと。
ライブニューが実装されているとこういうときすぐにモノクロの世界を確認できるから便利ですねぇ。
今回敢えてモノクロを意識しながら撮ったんで、これモノクロだったらと想像しながら被写体を選んでたんですが、モノクロフィルムを使用するカメラマンとかってそういうこと脳内変換しながらとってるんだろか?
光と影を読むってそういうことなんでしょか?
御嶽神社の鳥居。
50mmじゃ全然入らないんで半分だけ。
御嶽神社の白梅は見頃な感じでした。
ちと梅の花が小振りですが、梅の香りが漂う朝の空間てなんか贅沢でございます(笑)
接写リングアダプターを持ってくれば良かったと後になって気付く瞬間。
前回フィルムでピンぼけした手水舎を再度。
参拝前に穢れを取り払い、身を清めるという役割のこの手水舎というシステムになんか惹かれるモノがあるのです。
あちらとこちらの見えない境界線というか。
見上げるとこんなモンが?
なぜこれまで気付かなかったっ!?
いくら池袋がオタク文化で賑わおうとこれでいいのかっ!というか、だったらもう少しイラストをクールジャパン方面に寄せれば良いのになぁ〜。
そんな御嶽神社の手水舎には柱の部分にこんな感じで幟?これはなんていうんだろ?
こんな布が付けられているのです。
こういうのも珍しい。
本殿の鈴。
金属的なテカりが。Elmarでもけっこうちゃんと撮れるじゃないですか。
さすがは往年の銘玉の流れ。
でも、Summicron 50mm f2.0だともっとカリッと写るんだろうなぁ〜。
その本殿の柱に向かって、龍の彫り物があることを今さらながら知りました...(^^;)ハハハ。
いままで何度も来てるのに、一体なにを見ていたのだろうか??
御嶽神社を出て、池袋公園に向かうと目の前をキジ白さんが。
あ゛っ!?猫だっ!とハァ〜ハァ〜しているとちょいと立ち止まってくれました。
良い顔してます!!
そんなうちの小春さんとのお写ン歩でございました。
なんか別のレンズと思って、久々にElmar50mm f2.8で撮ったところで、この間のSummicron 50mm f2.0の黄色味問題もあるから、Summicron 50mm f2.0の方が良いのではないかと。
ちとデジタルでフィルムの影響が無い状態で、沈ズミさん付けて持ち歩いてみよぉ〜かな。