夏休みのはずだった7月中旬。
なんでこんな梅雨の真っ最中の時期に設定したんだろ?と。
案の定、晴れの日なんぞ望めず休みに入ってから毎日のようにパラパラ雨が降ったりやんだり...(^^;)ハハハ。
遊びに出かける気力も失せ始めた頃、一日だけ天気が持ちそうな日が訪れ、我が家は『みさきまぐろきっぷ』で三崎口を目指したのですっ!
ちなみにこのみさきまぐろきっぷとは、京急が販売しているレジャーチケットで、電車&バス乗車券+まぐろまんぷく券+三浦・三崎おもひで券がセットになっていて、品川からだと3500円。
三崎で一日遊ぶにはなかなかお得なチケットなのです。
そういえば、実家から上京して以来、実家暮らしの倍以上の月日が経っているわけですが、羽田に行く以外は京急本線てほとんど乗車したことないんですよね。多分片手以下しかないかも。
そんな我が家は品川から赤い電車に乗って三崎口へ!
道中ボクの頭の中ではくるりの♪赤い電車♪がリプレイを繰り返してテンションMAX万全です(笑)
三崎口駅で下車して、まずは城ヶ島までいってしまおうと。
駅から島まではバスで行けるというコトで、駅前で城ヶ島行きのバスを待ちます。
城ヶ島まですぐつくだろうと高を括っていたら、なんと道中30分ほどかかります...(^^;)ハハハ。
城ヶ島のバス停を降りるとこの光景!?
良いです!いぃ〜感じに鄙びておりますっ!!
まずは腹を満たしに。というか、今回なによりの目的は三崎でまぐろを満喫することなのですっ!!
でも、公道なのか私道なのかわからないほどの光景を前に、不安がよぎるボクはGoogle先生を頼りに目的のお店を目指します(笑)
道中しっかりとブラぱちネコ歩きのお仕事も(笑)
お昼の時間でお休みタイムな島の猫さん。
こちらの動きに聞き耳を立てながらも起き上がる気力はないようです(笑)
お店の中にもなかなかお綺麗そうなご尊顔の茶白さんがお休み中。
こちらの猫のお店では朝どれの生しらすがいただけるようで。
後ろ髪を引かれながらも、今回はまぐろなのだっ!と進む我が家なのです!!
そして、こちらの『中村屋』さんが今回の目的地!
でも、その模様は別エントリーで詳しくご紹介します(笑)
中村屋さんの目の前には灯台への登り口が。
『撮りたくなる灯台』なんだそうで。
映えるンですかね?(笑)
でも、満腹すぎて階段を上る気がせずスルー...(^^;)ハハハ。
磯の方にちと足を向けると、もぉ〜ボク的にはたまらない光景。
なんだろこの場末感というか、時が止まって朽ち果てた感?
こちらは漁師のお爺さんたちの集会場ですかね?
なんとっ!?こんな塩気たっぷりな海風が吹き荒ぶところに夢の1000円自販機がっ!?
そんな1000円自販機に目をとられていたら先の普通の自販機の脇からパトロール中?な黒白八割れさん発見っ!?
どこにいくんだろ?と付けていくと、坂道を下って磯の方に歩いて行きます。
おやおや?いったいどちらまで??
その先はこんな光景なところです。
おもむろに砂を掘り掘りしだして力み出す八割れさん(笑)
ただいま全力で脱糞中でございますっ!!
トイレかいっ!!
そんな八割れさんの排泄模様を見学して戻ります(笑)
いいですよねぇ〜この感じ。
城ヶ島の港の方まで戻り、観光案内図を確認。
ちと腹ごなしに港周りを散歩しようかということになった我が家です。
すると港の脇の建物の間にも黒白八割れさん発見。
昼時なのにこの島の猫さんは活動的ですねぇ。
引き戸が一つ一つ違う色合いの倉庫があったり。
漁師の港な光景を眺めたり。
晴れても来たしいい感じです。
港を歩いているとこれなんだろ?ひじき??
乾燥させているようですが、もの凄い臭気を発していました...(^^;)ハハハ。
そして、城ヶ島と三崎港を結ぶ渡船乗り場へ。
このさんしろ号に乗って三崎港へ戻ります。
このさんしろ号はみさきまぐろきっぷの三浦・三崎おもひで券を使うと一日フリーパスがもらえるんですが、一回しかのらないなら損なんで、ここではおもひで券は使用せず実費で500円。
この航路は真っ直ぐ進むだけ何で、ものの5分程度で着いてしまいます...(^^;)ハハハ。
三崎港に戻ったのは、まずこの派手な色彩のにじいろさかな号に乗船するため。
先ほどの三浦・三崎おもひで券はにじいろさかな号に乗船するために使用します。
そのままでは乗船できないんで、にじいろさかな号の券売所でおもひで券と乗船券を替えて貰いましょう!
にじいろさかな号が出港すると、まずはとんびやカモメの餌やりタイムが始まります。
けっこうしぶとくついて回ってくるんですよね。
餌撮るのヘタなくせに(笑)
三崎港と城ヶ島を結ぶ城ヶ島大橋を潜って進むにじいろさかな号!!
まだ付いてきます...(^^;)ハハハ。餌取るのヘタなくせに(笑)
城ヶ島大橋を潜ってしばらくすると、船内で海の中を見物するスポットになります。
でも、舟が動いている間はこんな感じで泡だらけ(笑)
エンジンが停止すると、舟の上から魚の餌が巻かれて舟の周りに魚が集まってきます。
ちなみに一番近くに来てもこの程度の見え具合。
まぁ〜リゾート地の海じゃないから仕方ないですよね...(^^;)ハハハ。
この魚派エボシダイというお魚だそうです。
多少のガッカリ感を味わいながらデッキへ。
舟の上から餌やり模様を見学です。
海面の方はエボシダイと違うもう少し大きな青い魚。名前忘れた...(^^;)ハハハ。
餌やりが終了し港へ戻る道中、素潜り漁の漁師さんが海の中から挨拶してくれました(^O^)/
正味30分ほどの三崎港回遊のにじいろさかな号なのでした。
三崎港のメインストリート?沿いもなかなかの物件が揃ってます。
この建物の造りなかなかいぃ〜ンですよねぇ。三崎館本店さん。
創業明治41年なんだそうです。
宿泊もできるみたいなんで、今度ゆっくり三崎散歩しに再訪したいですなぁ〜。
となりに蔵もある山田屋酒店さんもなかなかです。
さくらやさんの海の町らしい錆び付き具合も溜まりませんねぇ〜。
と、そろそろおやつの時間な頃合いなんでうちの相方さんのリクエストでスイーツなお店へ。
こちらの路地を入っていきます。
話しながら歩いていたら、すっかりお店の前を通り過ぎてしまっていたのがこちらの『三崎ドーナツ』さん!
詳細はまた別エントリーでご紹介いたします。
こちらのドーナツ、新食感で絶品ですっ!
食べるモンも食べて、良い町の光景も見られたんで、最後はお土産を買いにうらりマルシェさかな館へ。
ちなみにこの建物がうらりマルシェ。
1Fがさかな館で2Fが野菜館。
港の市場っぽく魚だらけですが、とにかくまぐろだらけっ!?
まぐろも赤身、中とろといった一般的なモノだけでなく、部位毎に各種取り揃えてございます。
たまりませんなぁ〜でもうちの相方さんと解凍が難しそうだよね?ということで鮮魚はお持ち帰りせず...(T^T)涙。
そんなこんなで三崎・城ヶ島を一日満喫した我が家は、帰りはなぜか青い電車で帰ったのでした。
今回はみさきまぐろきっぷでの日帰り旅で、三崎の本の上っ面をなぞっただけですが、それでもまず路地裏マニアにはたまらないフォトジェニックな町ですね。
というのもフィルムコミッション活動が盛んな町らしく、そういう意味でも町の保全がされているのかな?
それと以外だったのが、思いのほか観光地化されていないっていうこと。
有名所の観光地だと、お店の人の圧が激しくて辟易しますが、三崎の方々はみな優しい。
遠慮がちというか、観光客慣れしていないというか、アットホームというと陳腐な表現になってしまいますが、どこも真心こもった対応で終始気持ち良く過ごせたなぁ〜と。
あの感じの路地路地だと、朝夕ブラりしていればけっこう猫も居そうだし(笑)
とにかく後ろ髪引かれながら帰ったお気に入りな町なのです。