先日、急に滝野川の廃屋集積地が気になって現状把握をしに行ったばかりナンですが、いつものように週末池袋ネコ歩きminiで南ウィングコースを歩いていて、いやまてまて!と。
滝野川もそうだけどこの南池袋二丁目一帯もそろそろ危なくないか?と思い、猫を写真に撮りつつも後半は消え逝く可能性が高い南池袋二丁目の昭和遺産を取り始めたのでございます。
以前ご紹介してこともあるかもしれないこの光景。
当時とは右側の,光景がすっかり変わってしまいましたが、以前ボクはこの光景を『平成と昭和の狭間』と呼んでおりました。
というのもこの通りを挟んで左側には平成になり新たに建設されたタワマンと一体化した豊島区庁舎。右側には昭和から残っていた昭和遺産な家屋が並んでいたのですが、一昨年にこの辺の旧家は取り壊され、昨年この写真右側のようなマンションに建て替えられました。
ということで現在は『平成と令和の狭間』に変わってしまっております...(遠い目)。
さらにはこの通りの先には現在も絶賛工事中の南池袋C街区の再開発エリアとなっており、この辺一帯の街並みは以前とは全く異なるモノに変貌しつつあると。
ちなみに今年マンションに建て替わる前はこのような昭和家屋が普通に存在しておりました...(T^T)涙。
そんな南池袋再開発エリアは街区の再開発とともに道路整備も進んでおります。
この辺一帯の再開発はそもそもの空き地ではなく、街並み一帯が立ち退きとなり南池袋二丁目の数区画が丸々亡くなってしまいました、
塀の中は現在こんな感じでよぉ〜やく更地化も終わり基礎工事に入っているところ。
この辺りも3年前にお写ン歩し始めてからは普通に人々が暮らす町だったんですが、ほんの数年でこの代わり様です。
こういうこともあるんですねぇ〜。なんか徐々に人が居なくなっていってる感じはしたんですが、まさか町が丸々無くなることになるなんて...(^^;)ハハハ。
このトンネルは山手通りの方まで繋がるんですかね?ここから地上に上がって、その先は首都高に繋がるのかな?
ということで、南池袋二丁目再開発現場からまた先ほどの『平成と昭和の狭間』のところに戻って来ましたが、再開発があそこだけで終わるかと思いきや、コロナ禍が収まりつつあった昨年辺りから、この辺でも御覧の通り更地化&とりあえず金稼ぎのための駐車場化が歯抜けのように増えて来たのです...(^^;)ハハハ。
これは坂の路地から区庁舎まで続く路地裏の昭和遺構もそのうち更地化されてしまうのではないか!?との危機感から、改めてこの見慣れた南ウィングコースの昭和遺構を残しておこうかという主旨で、今回のエントリーをアップすることといたしましたm(._.)m
ということで、この辺では昔から有名なこちらの物件。
この時期は蔦にも覆われてなんか手前の角だけ何かに呪われているかのようですが...(^^;)ハハハ。
こちらの物件以前から人がいるようで、いなくなったようで、いつの間にかまた誰かいるの?といった謎の物件(笑)
このベッドのマットも何年も前から玄関先に置かれたままですが、なんか最近独居のおじいさんが居るようなんですよね?
入口にこんな貼り紙が貼られております...(^^;)ハハハ。
この脇路地は今でも『平成と昭和の狭間』でございます(笑)
この通りにはこのような、一般住宅なのに謎の看板を掲げている物件もあったりします。
以前気になってネットで調べたことあるンですが、なにもこの物件に関する情報が出てこないんですよね、謎です...(^^;)ハハハ。
こちらは平成の時代から空き地のままのエリア。
でも雑草が生い茂り出すと定期的に刈り取っているんで、誰かしらが管理している土地なんでしょうね。
でも、行政って何十年もこういう空き地を増やして管理していったりするんで、この辺りも区が買い取ってるんですかね?
この辺りはここ一年でいつの間にか更地化されているところ。
こういうのがやたらとこのところ増えてる気がするんですよねぇ。バブル期のように一気に地上げして追い出すわけにはいかないから、時間をかけて更地をとりまとめていって、高くディベロッパーに買い取ってもらうのでしょうか?
こちらも池袋ネコ歩きminiでウロウロするようになった頃はまだ住民の方が暮らしていらっしゃったんですが、いつの間にか人気はなくなり、今となっては塀も崩壊してしまっております...(^^;)ハハハ。
やはり家って暮らしているといくらボロくてもなんとか維持できているけど、人が暮らさなくなると脆いモノなんですねぇ。
こちらの庭には立派なソメイヨシノの木があったんですが、住民がいなくなるとともにこのように無残にも切り取られてしまいました...(T^T)涙。
この辺の路地は地下水脈があるようで所々路地に井戸があったり、井戸の跡が点在してるんですが、こちらの家には庭先に井戸があったということなんですね。
先ほどの更地のスペースです。この左側のアパートも今は廃屋と化してます。
そんな廃屋アパートの反対側は一戸建て住宅が並んでいたんですが、一番手前はすでに御覧の通り更地とかしてしまいまして...
並びの住宅はどれもみな退去してしまっていて廃屋となってます。
なので、この辺一帯はあと数軒が権利関係がちゃんとクリア出来ていればあ゛っ!?という間に更地化が進んで、この辺にも悪趣味なタワマンが建ちそうな気配...(^^;)ハハハ。
ちょっと気になる通路に入り込んだら、路地からは見えない建物の裏側も空き地になっており、御覧の通りの光景がっ!?
ということで、南池袋二丁目は再開発街区に限らず、豊島区庁舎の足下の昔ながらの昭和の住宅地ももはやいつ再開発の波が押し寄せるとも限らない状況のように感じました。