今年の春のAppleプロダクト。
ガジェット好きなボクの性癖からすると本来であれば、新しいプロダクトである『Apple Watch』にハァ〜ハァ〜すべきなんだろう。
しかし、悲しいかなボクは普段時計を身につけないのである。
ある日突然、時計をすると時計のバンドがあたる手首のあたりに金属アレルギーの症状が出るようになり、以来かれこれ10年以上も時計無しで生活できる身体になってしまったのである。
斯くして、Apple Watchにはなかなか食指が動かない。
しかし、同時に発表された新しい『MacBook』にはハァ〜ハァ〜が止まらなかったのだ。
薄くて軽い新しい『MacBook』。
巷ではCPUが省電力設計のためパフォーマンスが悪いだの、新しいUSB-Cのコネクタが一つというAppleらしい切り捨てきった拡張性の欠如だの、にも関わらずより性能の良いMacBook Airよりも値段が高いし、MacBookシリーズの中での位置づけがわからないだの、中途半端さ感を煽る記事が多い。
しかし、ガジェットに囲まれることで至高の幸せを得る変態気質の文系ガジェッターとしては、『軽い、薄い、小さい』というガジェットはモノとして正義なのである。
たったそれだけの価値観で捉える限り、今回の新しい『MacBook』はボクにとっては正義なのである。
とはいえ、現在3つのMacを使い分けている身としてはこの新しい『MacBook』の」付け入る隙があるのかドォ〜か?そこが思案のしどころナノである。
- iMac(21.5-inch,Late 2009)
OSはYosemiteにアップデートしているものの、正直10.8のMountain Lionあたりからもっさり度が増し続けており、普段使いには不向きになっている。
なので、いまやほぼデスクのインテリアを化している...(^^;)ハハハ。 - MacBookPro(Retina,13inch,Early 2013)
iMacの挙動がおかしくなった頃から我が家でのメインマシンである。購入当初はレティーナディスプレイの綺麗さに目が眩み、これをモバイルで使おう!と鼻息荒かったが、さすがに毎日持ち歩くには重いのです(笑)
以来、我が家でのメインマシンとして日々活躍中。さすがにMacBookProだとなんでもガシガシこなしてくれるんで安心の一台。 - MacBook Air(11inch,Late 2010)
もっぱら、Web閲覧、ブログ執筆等々、テキストとネット利用にアプリを限定してモバイル利用してきた一台。この手の使い道である限り、五年前のマシンでもまだなんとかなるかも?とギリギリのライン。でも、日頃レティーナディスプレイを見慣れてしまったモノとしては、画面の荒さばかりが目につき、年々視力が衰えている身には、若干使用に萎える面もあり...(^^;)ハハハ。
そんな我が家のMac事情を振り返る限り、現役バリバリで頑張ってくれているMacBook Pro並に使用上のストレス無く、かつ、もはやヤバくなりそうなMacBook Airの代わりになるモンとして、この新しい『MacBook』は非常に魅力的なのである。
4月末の発売以来、どぉ〜したもんかとすったもんだ悪知恵を働かせたあげくに入手の目途を付けて、2ヶ月してよぉ〜やく手にしたMacBook!
とりあえず、ご多分に漏れず開封の儀なのでございます。
よぉ〜やく本題です。前置き長くてすんませんm(._.)m
今回手にしたMacBookは、
- Macbook(Ratina,12-inch,Early2015)GOLD
- 1.2GHz Intel Core M
- 8GB 1600 MHz DDR3
- 512GBオンボードフラッシュストレージ
のモデル。
今回からシルバー、スペースグレイ、ゴールドとiPhone、iPadと同様の3色のカラーバリエーションとなったんで、手持ちのiPhone5Sと同色のゴールドを選択。
箱の写真もちゃんとゴールドのMacBookが描かれてます。
真横から撮った写真は薄さを示すためなんでしょが、なんか文房具のよう。
でも、この写真のサイズ実物大なんですよね?
実物の薄さへの期待が盛り上がります(笑)
キッチリ隙間無く締められた上蓋を外すと御本尊さまがっ!?
本体をしっかりホールドする箱の内部の造りも手抜かり無し。
箱の中でMacがブレる隙間もありません。この辺りはAppleの商品に対する手加減をしない心意気を感じますなぁ〜。
そしてMacBook本体を包む保護フィルム。このモデルからは透明ではなく、半透明のモノになりましたとさ。
本体を抜くとその下にはお馴染みのモノ。
電源アダプターとケーブル。それと簡単なクイックリファレンスとステッカー。
ステッカーは本体の色に合わせてゴールドになりました。
しかし、ホント必要最低限の付属品しか入ってません(笑)
そして御本尊さまでございます。
ゴールド派手かな?という懸念もあったモノの、思いの外落ち着いた感のある色合いです。
写真だと白熱灯の照明の色も混ざって明るめですが、金キラきんの金というよりも、シャンパンゴールドとカッパーの間くらいの色合い。
逆に蛍光灯の下だとカッパー色の方がより濃く見えてくるよぉ〜な不思議な色合いです。
そして、箱の写真の通り薄い!
こちらは手前の部分。一番薄いところですなぁ。
この薄さはモノとしての満足感を思ってた以上に与えてくれます。
こちらはイヤホンジャックやUSB-Cのある奥側。厚くてもこんなもんです。
さらに、特筆すべきはこの軽さ!
このMacBookの本体重量は920g。ちなみに初代iPad、実は重くてみんな両手持ちすんのにも苦労したフィットネス器具代わりにもなった初代iPadでさえ680gもあり、それにカバー付けて持ち歩いていたとすると、ほぼ同等の重さにまで軽量化が図られてます。
これならば、普段持ち歩きしていても苦になるレベルではなかろぉ〜モン!
ちなみにこれが今回新たに採用されたUSB-Cのコネクタ。
いまんところ電源供給以外に使い道ないのですが、まぁ〜これも早いうちにいろんなパソコンに搭載されて、これまでの規格がレガシーとか言われて追いやられちゃうんでしょぉ〜ねぇ〜。
とりあえず、最低限のセットアップを開始。
電源オォ〜〜〜ンッ!!!
この後いつもの通りのOSXのセットアップで完了です。
通常新しいMacを手にしたときは、バックアップから再構築とかはしない派です。
一からクリーンセットアップして、後は必要に応じてAppStoreから購入したアプリをDL&インストールして環境構築を一からやり直します。
便利な世の中になりましたなぁ〜。
この新しいMacBookに搭載されたギミックで驚きなのは、この感圧タッチトラックパッドといわれている新しいトラックパッド!
電源を入れてないとウンともスンともクリック感の無いただの板なのです。
それが、電源が入るとただの板でしかないものが、電気的刺激によりクリックしているように指先が感じるよぉ〜になるという、なんとも騙されてんぢゃね???的な仕掛けです。
まぁ〜これだけじゃなくて、ちゃんと強く押したり軽く押したりで操作が異なるよぉ〜なちゃんとした仕掛けもありますが、この疑似クリック感はわかりやすくてたまげます。
これまでのMacBookシリーズの中での変更というと、スピーカーが前面に配置されるよぉ〜になりました。
この位置になったンで、音がMacを置いた机の面やらに反響したり籠もったりすることなく、素直に音が広がるンぢゃないでしょか?
キーボードも本体を薄くするために方式を変えたとのことですが、パッと見気になったのが、矢印キー。
この上下矢印はさすがに打ち間違えそぉ〜...(^^;)ハハハ。
そして本体的な新しいギミックとしてはこのUSB-Cコネクタの存在。
電源アダプタを接続すると、見た感じiPhoneにLightningケーブルを挿しているかのよぉ〜に感じられます。
電源のコネクタとしてはこれまでのMagSafeコネクタの電源ケーブルが良かったなぁ〜。
MagSafeのおかげで、ケーブルを足に引っかけても本体落下の事故から何回助けられたことか。
新しいMacBookでは薄さも薄さなんで、電源ケーブル引っかけて本体落としたら簡単に壊れンじゃ無いだろか??と非常に心配。
ということで、一通りセットアップが終わるとヨセミテ国立公園のWallPaperでMacが立ち上がります。
いちおう、念のための念のために。
何かったら最低限これが無いとなんも拡張性が無いンで『USB-C to UsB Adapter』だけ買っときました...(^^;)ハハハ。
とりあえず、開封の儀はこれまで!
しばらく使ってみて、新しいキーボードだったりなんだりと使い勝手編はまた別途ご紹介いたしやす。