最近再びというか三度というか?一体何度目のブームだろうか?
ボクの手持ちカメラ+レンズのバリエーションの中でもっとも見た目がお気に入りのLeica M9-PにLeitz Elmar 35mm f3.5の出番が多い。というか、1月中旬から2月中旬にかけての一か月はこのセットばかり持ちだしてお写ン歩をしていたのだ。
なぜか最短撮影距離付近でピントが合わなくなる不可思議な現象は以前アップしたエントリーの通り、国産のRAYQUALのLMリングに変えたことでなぜか解消しており、となるとやはりこのレンズ個体のコンディションが気になってきてしまいまして...(^^;)ハハハ。
やはり並品程度のオールドレンズなんで、それなりに写りがぼんやりとソフト調になることが多く、いわゆる眠たい写真を大量増産するワケです...(^^;)ハハハ。
でもElmar35のデザインを超えるコンパクトなレンズってなかなかないしなぁ〜これは美品レベルのモノを狙ってみるか?と日夜ヤフオクだのメルカリだのマップカメラだのを巡回しては踏ん切りがつかず......。
試しにカメラ本体側の設定をシャープネス:高、彩度:低、コントラスト:高で撮影してみると、なんということでしょう!?
開放で撮ろうが絞ろうが眠さが抜けなかったボクのElmar35が、なんともフィルムライクないぃ〜按配の色合いを出してくれるのですっ!?
いままでオールドレンズって、その個体にしかない写りを味わうモノだと思い込んでいたんで、できるだけニュートラルな設定で撮り続けてきたんですが、自分好みにするにはこういうソフトウェア的な処理もありなのね!しかも、そもそも写りがボンヤリだからシャープネスとコントラストを高めてもやり過ぎ感まで全く高まらないし(笑)
そんなこんなで、すっかりこのダメレンズだったElmar35が外見だけでなくお気に入りになってしまったのです。
というワケで日々使い込んでいると今度はちょっとした違和感を我慢して使って来た部分が気になり出しまして。
同じような時期にM9-P用にポチったのがこちらの3点!
なんか一つは中身が丸見えですが...(^^;)ハハハ。
こちらはKenkoのライカ用19mmUVフィルターとRAYQUALの半欠きタイプLMリング。
なにはともあれオールドレンズなんで、コーティングなんてモンはほぼ残っていないので、普段はこれにElmar用のフードFISONを付けてるんですが、せっかくならばよりパンケーキに近づけたい!
であれば、UVフィルターでいいじゃん!
とKenkoのフィルター径19mmのUVフィルターをポチったのです。
これ、19mmのフィルターってブラックは結構種類あるンですけど、シルバーってなかなかないのね?
なので、ほぼ一択な感じでKenko UVフィルターを装着!!
さらにはRAYQUALの半欠きタイプのLMリング。
以前は急いでポチったんで、いろいろ調べることもなくブラックで妥協してしまったんですが、やはりせっかくのシルバーレンズなのにボディとの間にブラック帯が出来てしまうのが気になって仕方なかったんですよね...(^^;)ハハハ。
Amazonでは見当たらないのは今も変わらないですが、ネットを探していたらなんとマップカメラでシルバーのLMリングがあるではないですかっ!?
ちゃんとシルバー縛りのアクセサリーで統一感を持たせたLeica M9-PにElmar35。
これで、またしばらく愛でる機会が増えそうです(笑)
こちらは、モノのついでと申しますか、今年に入ってから人気Youtuberぶりに拍車がかかっておられるチョートク翁が、珍しく評価していた中華レンズの七工匠さんのパッケージ。
PERGEARさんで購入したらクリーニングクロスがオマケでついてきました。
他によくポチっている中華レンズのTTArtisanとかLight Lens Labもそうですが、中華レンズメーカーのパッケージって凝ってますよね?
パッケージの中身にはさらにソフトレンズケースが入ってます。
パッケージの中身は本体が入ったレンズケースに取扱説明書のみ。
レンズケースのファスナーを開けるとこんな感じ。
なんかこれ小物入れに使えそうですね?
蓋の裏側とかSDカードが入りそうなポケットついてるし。
本体はこんな感じで、御覧の通りなパンケーキレンズ。
またの名をレンズキャップレンズ(笑)
レバー一つのギミックしかございませんっ!!
まさにシンプルイズベストな佇まいですが、焦点距離35mm、絞りはf5.6固定で絞りリングもございません。
同じようなレンズのLomo LC-A Minitar-1を以前購入しましたが、大きさ比較をするとこんな感じ。
絞りが変えられるLomo LC-A Minitar-1の方が7artisan 35mm f5.6よりも二回りくらい小さいです。
ピントはどうかというと目測のみ。
代替の目安として、最短撮影距離30mmと50mmのところに印がついている他は無限遠のみ(笑)
Leica M型で使用するとしたら、ある意味目測とはいえ最短撮影距離が30cmというのは新鮮ですね(笑)
Leica M型本体のコロを動かす機構が無いため、このレンズは距離計には対応しておりません。
繰り返しますが目測のみでございます。
Leica M9-Pに装着するとこんな感じ。
さすがに最近のデジタルMを前提としているので、M9までの採光窓のあるデジタルM機だと御覧の通り採光窓の左下の部分が若干ケラレます(笑)
まぁ、だからといってブライトフレームに対した影響はないですけどね。
真横から見るとこのように若干溝が出来るのが難点というか、個人的にはだったらも少し小さくしてマウント部と同じ大きさにしてもよかったのでは?と思ってしまいます。
なかなか目測となると出番が少なくなりそうな気もしないではないですが、高級写ルンですとしてまずは試し撮りですね!