ちょうど三ヶ月くらい前に同じようなタイトルのエントリ-をアップしておりますが、なにせこの三ヶ月の間というか昨年の11月以来あ゛ぁ〜でもないこぉ〜でもないとズームレンズから単焦点レンズまで、結局当初購入したモノを全て総取っ替えするという暴挙に出ておりまして...(^^;)ハハハ。
それがよぉ〜やく落ち着いたよね!というのが、先日のエントリーでの顛末ということでございます。
ということで、ここらで改めて腰を据えて新たなSony純正レンズでお写ン歩をいたしましょう!
と相成りまして、まずは10年前の2013年冬の発売以降『神レンズ』と呼ばれてSonyユーザに愛用されてきた『Sony FE55mm F1.8 ZA』。
さすがに10年前の神レンズとはいえ、現在のレンズを比べてたら想定内という感じではありますが、そこは天下のZeissのT*コーティング!?独特の色味、風味がどう現れるのか楽しみでございます。
ということでコロナ禍に入って以来、毎週月曜日は村の鎮守の御嶽神社に参拝しているので我が家からみたけ通りに入って、西に歩いていきます。
途中、通り沿いのお庭にいる御狸様をパ写リ。
この日はまだ8時前。夜明けから一時間後くらいの陽の高さですが、日陰の部分を写すとやはり青が強く出ている感じで、SIGMA Iシリーズのカリカリッとした写りと比べてしっとり感がございます。
御嶽神社の鳥居の下から写すとこんな感じに。
快晴の空の青味が鮮やかですね。
境内の日陰になっている子育稲荷神社の狛狐を撮ってみたんですが、これまで色んなカメラ、レンズでこの構図で撮ってきましたがこんな感じに青みがかって写ったのは初めてです。
再び空にレンズを向けて全ての葉が落ちきったご神木の銀杏の木とパ写リ。
やっぱり青がキレイですね。
左側から朝陽が入ってくる状況で谷端川緑道を南に向かってパ写リ。
あまりにも普通にこの谷端川暗渠の緑道を何年も歩いていたんで、全然気にしたこともなかったんですが、区境マニアのボクとしてはここが区境であることをすっかり失念しておりました...(^^;)ハハハ。
この緑道(旧谷端川)を中心に、左側は豊島区池袋三丁目、右は板橋区南町と実は豊島区と板橋区の区境なのでございます(笑)
月曜日のコースの最後はウルトラな方々。
窓の格子が邪魔でAF葉無理なのでマニュアルでウルトラな方々にフォーカスを合わせましたが、なんかいろんな光が反射してますね...(^^;)ハハハ。
ということで、まずは初日でしたが朝の光のせいなのか?ZAのT*コーティングによるモノなのか?
日陰では思った以上に青味が強く出てくる印象です。その分、空の青さは鮮やかに写りますね。
火曜日は川越街道を北へ渡って東武池袋線の線路際の方から池袋本町一丁目をぐるり。
この日はメールチェックも一段落して、気分転換に10時くらいにちょっとお写ン歩でございます。
太陽も真横というよりは結構高いところから日が差してきます。
やはりSIGMAのカリカリでハイコントラストな写りとは全然違う写り具合ですね。
カリカリもわかりやすい特徴ではありますが、やはり素の状態は余計なモノがない方が飽きないかも。
1stショットでうちの小春さんを写したときにも感じましたが、シャドー部のゆっくりフワァ〜っと沈み込んでいくような描写がいいですね。
メカメカしいコントラストはどうか?ということでバイクのタンクをパ写リ。
多分こういう金属感を堪能するには、SIGMA Iシリーズの様なカリカリハイコントラストな仕上がりのレンズの方がよりメカメカしく写るのでは無いでしょうか?
といっても、まぁカメラ本体のクリエイティブルックで調整すればいい話だとは思いますけどね。
ちなみに本エントリーの写真は全てα7CⅡのクリエイティブルックはスタンダードで撮っています。
月曜日の時と比べて日も高くなり太陽自身の光の加減も青味が抑えられているからか、日陰の階段路地を写しても月曜日の時ほど青く偏るような色味にはなってませんでした。
むしろ見た目通りな素直な描写がつまらないと感じる人もいるかも?(笑)
レンズ自体の最短撮影距離は50cmなので今どきのレンズに比べて、そんなに寄れるレンズではないのですが敢えて最短撮影距離で紫陽花の木乃伊をパ写リ。
これ以上は寄れないのでさらに寄りが必要な場合は、スーパー35mmモードでトリミングをする必要があります。
でも紫陽花の木乃伊を浮き立たせるF1.8のボケ感は素直な感じでいいなと思います。
空の青と木の幹の分離感がこんな感じで写るだろうなぁ〜と想像通りの一枚!
こういう生物としての木の幹が人工物のように浮き上がって写るのが好きなんですよね。
活きている木の幹もあれば、朽ちた人工物の井戸もあったり。
朽ちずに残るカルピスの法臘看板があったりと、池袋本町一丁目の路地裏にはまだ所々昭和の残骸が残っております。
水曜日は我が家からは南の方。西池袋三丁目界隈を散策ですが、この日は月曜日と同様に朝8時前。日の出から1時間後辺りということで、やはり朝の光のせいなのか?日陰の西池商店会では見た目以上に青が強く強調されて写っております。
この傾向は開けた西池袋公園の遊具の写真でも明らかで、かなり青いですよね!?
ホワイトバランスはオートで、Leica M9-Pの用にほとんど機能しないWBと違って、この辺りは最新の機種のα7CⅡなので信用してオートのままで写したのですが、こういう時はやはりホワイトバランスも日陰とかに設定した方がいいんですかねぇ。
かといって、全てが青く写るかというとそうでも無く、同じく日陰の公園脇の美容院の項垂れるくまはガラスの色味で青みがかってはいますが、見た目と変わらない写りです。
Coconuts Diskのレコードでのセルフポートレート兼今週のディスプレイですが、この週は大河ドラマの『光る君へ』を絡めてのことなのか、百人一首!?
この手のレコードも中古レコードとして取り揃えていることに感心してしまいました...(^^;)ハハハ。
公園脇のお店のチョロQを正面から撮ってみましたが、この場面では同じく8時台の日陰の状況では青が強く出てますね。
この日の最後は路地裏の動かないVOLVO。
ライトの部分を脇から最短撮影距離で撮ってみましたが、右側の空きスペースに向かって吸い込まれていくようなボケがスゴいです(笑)
毎週木曜日は出社日なので朝ン歩はお休みで、金曜日は再び川越街道を越えて北方へ!
池袋本町三丁目〜四丁目辺りを徘徊です。
時間帯は月曜、水曜と同様に8時前の日の出から1時間程度のほぼ真横から太陽の日が差してくる時間帯。
まずは池袋の総鎮守である氷川神社から。
日の当たっている灯籠の部分はクッキリと浮かびあがり、影の部分はボケとともに沈んでいくような描写。
やっぱりこのレンズ好きかも!と思った一枚です。
基本的にほぼ日陰なんですが、偶然反対側の家のガラスに朝陽が反射してこの開かないドアを照らしています。
もう7年くらい前を通り過ぎていますが、相変わらず室外機のせいでドアが開きません(笑)
東武東上線下板橋駅のホームに隣接する電車の見える公園ではもう梅のが咲き始めておりました。
ちなみに1月最後の金曜日のことでございます。
電車の見える公園から北池袋駅に向かって歩いている途中、miniの或る路地の猫だまりを覗いてみると久々にまん丸顔なキジ虎さんに再会ですっ!?
まさに真横からの逆光を浴びて輪郭が光っております。
まぁ、真正面から逆光で写すとさすがのT*コーティングでもフレアが発生しますね...(^^;)ハハハ。
そんなまん丸顔のキジ虎さんとの再会で喜んでパシャパシャと撮りまくっていたら、なんと足下にはキジ白さんもいらっしゃいました。
こちらは日陰だったんですが、真横からの朝日の影響か青というよりマゼンダがかってますね?
ということで、平日朝ン歩コースにSony FE55mm F1.8 ZAを持ちだして試写してみましたが、このレンジの特徴として青味が強いのは間違いない感じです。でもこれはZeissだから!という理由で購入される方は十分承知の上なんでしょうね。
ボク的にもこのレンズの青味は好きですし、10年前に神レンズといわれていたレンズの解像感が、今となってはカリカリすぎずにちょうどいい按配に感じました。
やはりこれまで標準レンズは50mmとナニも考えずに使用してきたんで使い勝手も違和感ないですし、これでいいじゃん!という気になってしまいますが、せっかく新たに中心に置いた40mmレンズとの差別化をどうするか?が新たな問題でございます...(^^;)ハハハ。
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